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料理のクオリティーが高いのに、比較的良心的な価格で食べられるということでも人気の一店。混んでいる確立が高いですから、予めの予約をオススメします。場所は、片町の飲食店が軒を連ねる伝馬町通りの一角にあります。

席は今までL字のカウンターに8席と個室が一つでしたが、オープンから9年を迎え、個室スペースが増えました。今までの入り口の隣に「離れ」の入り口があります。“厨房は中で繋がっている”とは言え、1階から2階までのインターバルが発生するのでは?と思っていたのですが、なんと2階にも調理台があって職人さんが一人付きます。

なるほど、これなら2階でも十分ですし、逆に接待などには最適ですね。
1階カウンターで店主が握ってくれるのもいいですが、ここ2階はまたちょっと違う特別感があります。
店主の下谷愛治さんは、職人気質ですがとても柔軟で温和な方で、お人柄の良さも味わいに現れているような気がします。
ホント素敵な方ですよ~!

また、最も重要視しているのは“本物の旬”というところで、例えばイクラは、あまり季節感なく年中食べられている食材ですが、同店で提供しているのは9月10月の短い旬の期間のみ。一粒ひと粒が丸々として張りがあり、濡れた瞳のように艶やかで美しい。口の中でプッチンと遊び弾けてこぼれ出すエキスは濃厚で、シーズンものの別格のうまさを教えてくれます。

握りは、確かな腕が示すフォルムの美しさにまずは惚れ惚れするでしょう。お米は津幡の山間で収穫されたコシヒカリです。

ノドグロは“白身のトロ”と称される高級魚というだけあって、十分に脂を蓄えており、炙ることによって甘い脂が滲み出しますから、ほどけたシャリと合わさるときのおいしさといったらありません。

さらに味わってほしいのが「ノドグロの蒸し寿司」で、握りとの対比も面白いですよ。酢飯は蒸すことで表情が変わり、酸味の角が和らいでねっとりとした食感になります。同じくノドグロも蒸すことでより一層とろける口当たりになりますから、ふくふくとした温かさと共に両者の甘さが膨らんで一体となります。

その他、「雲丹の蒸し寿司」もオススメ。

あいじの名物となっているのが、ガリの代わりに出てくる「野菜の浅漬け」で、絶妙に寄り添う香草の風味が後を引き、食べ出したら止まりません。