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江戸時代末期 嘉永二年(1849年)創業の落雁専門店「諸江屋」さんのにし茶屋街の一角にある支店で、こちらの店舗の奥は「西茶屋菓寮 味和以(あじわい)」という喫茶になっているんです。秋冬は卓上火鉢で自ら焼いたお餅を入れて食べる能登大納言のぜんざいが楽しめるんですよ。また、夏はオトナのかき氷が頂けます。
外食文化研究家 雅珠香

カフェは大きく取られたガラス窓から、お庭を拝見できる癒し空間。最初に出してくださるのは、加賀棒茶と落雁。こういうさりげないおもてなしがいいですね。
外食文化研究家 雅珠香

●能登大納言ぜんざい(800円)※秋冬限定
まずは、ぜんざいに入れるお餅と卓上の火鉢が登場します。網にお餅をのせて焼きはじめると、パチパチと炭の音が聞こえてきます。おいしそうに焦げ目が付き、ぷく~と膨れてきた頃にぜんざいが配膳されます。このひと手間を自分でできるのが楽しい。
外食文化研究家 雅珠香
外食文化研究家 雅珠香

焼きたてのお餅をぜんざいの中に入れると、ジュワジュワとささやき湯気が上がります。炭で焼いているだけに、この香ばしさったらない。
外食文化研究家 雅珠香

ぜんざいの小豆は、大粒で赤色が特徴的な稀少な能登大納言をごろごろと贅沢に使用しているので、深みのある味わいが感じられると思います。
やや甘めの味付けですが、歩き疲れた体には丁度良いと思います。

●栗きんとん(303円)※11月下旬頃まで
外食文化研究家 雅珠香
店頭販売している栗きんとんを、イートインでお願いできます。諸江屋さんのは、栗と砂糖だけで作ったタイプ。しっとりしていて舌あたり心地よく、口の中でほどけると共に、趣きある栗の風味が広がります。

●かき氷 宇治金時(800円)※夏限定
外食文化研究家 雅珠香
深い鶯色をしたお抹茶たっぷりの夏季限定のかき氷。追い掛け用の抹茶と練乳がセットになっています。抹茶に甘さは入っておらず濃~い抹茶そのままなので、けっこう苦味が効いていますから、練乳をかけないと食べ進められない感じ。氷の中には粒あん入りですから、これで甘さを添えてください。
かなりオトナな味ですから、お子様には不向きかなと思いますが、その渋さがまたいい。
抹茶好きさんは是非チャレンジしてみてください。
外食文化研究家 雅珠香

諸江屋さんの落雁は「加賀宝生」や「花うさぎ」などはお馴染。私はあんこを挟んだ生落雁の「濃茶落雁」や「塩どらやき」も好きです。
外食文化研究家 雅珠香

にし茶屋街はひがし茶屋街に比べるとストリートも短く店舗も少ないですが、片町からも徒歩圏内ですし、お土産選びもできますから、観光の小休止にこちらに立ち寄って甘味を頂いてみてはいかがでしょうか。