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小松市の山手、千木野町にある日本料理店です。金沢の中心部からは車で約45分で、場所も初めてならきっと迷うので、ぜひナビをご利用ください。国道8号線から山手に入って竹林を抜けたところで、突如、暖簾がかかる端正な佇まいのお屋敷に出会います。大きな一軒家で、もちろんお座敷もありますが、暖簾をくぐってそのまま席に付けるカウンター席もあり。こちらはある意味臨場感がありますから、お好きなほうをどうぞ。落ち着いて食べたい場合はお部屋で。(個人的には、つづらさんはお部屋がオススメです。)
外食文化研究家 雅珠香

【受賞歴】
・「ミシュランガイド富山石川(金沢)特別版」2ツ星獲得
・「ゴエミヨ東京・北陸2017」10.0/20点獲得
 
ミシュランガイドとゴエミヨの評価の差が開き過ぎているので、好みが分かれるポイントがあるのかもしれません。(私の評価はその間くらいになります。)コースの流れは店主池田茂さんの自己流で、冒頭にお凌ぎが来るのがつづらスタイル。しかしながら華やかさは抑え気味で、お料理自体はとても端正でシンプルな印象を持ちます。ボリューム感がややあるものもありますから、ここで好みが分かれる可能性も。また、先付けからアッツアツのお料理で、終盤のデザートのわらび餅も温かいタイプだったりと、意外性や温度感も大事にしてあることが伝わります。
昼は5,000円から、夜は8,000円からコースがあり。10%のサービス料が必要。

秋のある日のお料理はこんな感じでした。夜の1万円コースです。

●先付
柿の白和え、栗の渋皮揚げ、厚焼き玉子、翡翠銀杏、胡桃豆腐揚げ
卓上に秋を散りばめたような、秋爛漫の先付からスタートです。栗と胡桃豆腐は揚げたてでアツアツ。温度感あるものが先に出てきて、ちょっとしたサプライズでした。
外食文化研究家 雅珠香

●甘海老の握り
冒頭にお凌ぎを出すのはつづらスタイル。昆布で〆て旨味が移った甘海老に、昆布をはらりとのせて。ねっとりと絡むような身がシャリに溶け合います。
外食文化研究家 雅珠香

●お吸い物
蓮の揚げ饅頭、鯛の白焼き、信州の松茸
椀種が蓮もちの揚げで、“揚げ”の香ばしさと滋味も溶け合うお吸い物でした。
外食文化研究家 雅珠香

●お造り クエ
外食文化研究家 雅珠香

   
●炊き合わせ
胡麻豆腐の吉野仕立てが炊き合わせとして。端正な味わいです。
外食文化研究家 雅珠香

●焼物 カマスの若狭焼き
カマスの皮目パリッと若狭焼きにて、舞茸を包んであります。ボリュームしっかりめでした。
外食文化研究家 雅珠香

●酢の物
地物毛蟹を昆布で巻いた「砧(きぬた)巻き」にて。
外食文化研究家 雅珠香

●栗おこわ、原木なめこ汁
出てきた瞬間パッと笑顔になった一品。予め甘く炊いた栗で栗おこわにしてあるので、噛めば噛むほど甘さが滲み出るもち米に負けない味で、上手に寄り添いアクセントにもなっています。美味!
外食文化研究家 雅珠香

●自家製本わらび餅
自家製の本わらび餅で、作り立ての温かさがまたおいしい。 
外食文化研究家 雅珠香

別日に味わった「イチジクの含ませ」も風雅な味わいでした。
外食文化研究家 雅珠香