「八尾家」本物のお好み焼きが味わえる!食通に訪れてほしい一店。ちょっと遠いけどここを目指してくる価値あり!

料理: 7.5 その他: 6.7 ポイントについて
八尾家 (やおや)
営業時間 18:00~22:00 (L.O 21:30)
定休日 毎週火曜、第1・3・5水曜 お昼は不定期営業
価格帯 1,500円~3,000円 ※一人1品以上は必ずオーダーのこと
訪問回数

白山市鶴来にあるお好み焼き店。店名は店主岡本幸治さんの出身地である大阪府八尾市から取っています。同店は材料、出汁、ソース、焼き方にこだわった本物の大阪のお好み焼きを食べさせてくれる一店ですから、個人的には本当においしいお好み焼きが食べたい食通さんにオススメしたいお店です。大人向けです。人気店なので予約が好ましいですよ。

【受賞歴】
・「ミシュランガイド富山石川(金沢)特別版」ビブグルマン獲得

お店は鶴来中心部から少しだけ離れた「え、こんなところに?」という場所にありますので、注意深く探してください。廃線になった線路沿いの道沿いに奥に入って行きます。暖簾には店名と共「DONTSUKI」という言葉が添えてあるのですが、これはお店が“道の突き当りにありますよ”という意味の遊び心。店内の大きなガラス窓からは隣接する川が臨めて開放感あり。

メニューは絞られており、定番のお好み焼き数種と季節食材のお好み焼き、焼きそばと焼うどんにいか焼きのみですが、逆に店主のこだわりが感じられて好感が持てます。お好み焼きなど料理はどれも焼いてから提供してくれます。

まずはビールと共に、トンペイ焼きやいか焼きなど頂きながらお好み焼きを待ちます。

●トンペイ焼き
オススメのサイドメニューその1です。ほわほわの玉子、特性ソースと豚肉の三位一体、ああ幸せ。なんでこんなに美味しく作れるんだろう。

●いか焼き玉子ダブル(500円)
オススメのサイドメニューその2です。「いか焼き」と言ってもイカの丸焼きのことではなく、大阪名物であるクレープ状の粉物料理のことです。小麦生地とイカの切り身を鉄板に敷き、割り落とした卵に重ね、専用の鉄板でプレスして平べったく焼き上げます。香ばしいイカに甘辛ソースと玉子のコクが重なり、シンプルながら箸が止まらないうまさ。プレスすることで生まれる、コシの強いもちもち食感もクセになります。

●八尾家焼き (豚、海老、貝柱入り)※定番メニュー(1,000円)、玉子とネギ両方のせ(プラス380円)

基本となる生地は、小麦粉と鰹節をはじめ数種類の材料から取った自家製の出汁をベースとしており、純粋なおいしさを追及してあります。また、ソースは大阪のメーカーに特注している八尾家オリジナルブレンドで、甘辛に複雑なスパイス味や果実味があり、後引くうまさです。お好み焼きというと庶民派グルメという印象がありますが、吟味した素材を使用して仕込みにも重きを置いたお好み焼きは、ふっくら繊細で味わい計算されており、一線を画したうまさですよ。

●釜揚げしらすのお好み焼き ※夏季限定(1,380円)

2017年8月中旬に頂きました。淡い味わいのしらすにどう味わいを併せているのか非常に興味深かったのですが、これは驚きのおいしさで本当に勉強になった一品。思わず「ナニコレ、う、うまいー!」が口から飛び出します。しらすは和歌山の七代目“山利”さんの釜あげしらすで、水っぽくなくほわほわとした心地良い口当たりで、風味も良く繊細なおいしさが徐々に口の中で立ち上がってきます。その個性を壊さずに繊細な味わいに合わせ、おいしさを昇華させてあるのがスゴイ。しらすの下には大根おろしと出汁のジュレが隠れています。

●能登牡蠣のお好み焼き ※冬季限定(1,480円)
2018年2月上旬に頂きました。ぷりっとした能登牡蠣がゴロゴロ~!繊細な火入れ。

●九条ネギのお好み焼き(1,280円)
こちらも2月に頂きました。ソースではなくポン酢で上品に味付けられており、九条ネギそのもののおいしさが伝わります。

能登牡蠣と九条ネギを食べた日は豪雪だったのですが、街の中も雪かきが行き届いていてアクセスに困りませんでした。山手なので雪を覚悟して行きましたが、スムーズで助かりました。予約のお電話をする祭、雪の状況も聞くと良いですね。