「焼肉やまちゃん」京都|yakiniku-yamachan, Kyoto JAPAN

京都日本料理の名店「富小路やま岸」山岸大将の弟さんのお店で、2021年4月2日にオープンしました。
京都中心部の寺町通りにほど近い蛸薬師エリアで、お店が立ち並ぶ中で町家に青い暖簾がかかっているお店が目を引きます。

店内の席は1階と2階があり、2階フロアはVIPルーム。
私は、有難いことに2階のVIPルームの席を頂いておりました。

VIPルームはトングも牛型箸置きもゴールドなんです(1階はシルバー)。

(感想は総括にて。下部に写真掲載)
お肉やコース構成についての感想ですが、とても好みで、VIPルームでなくても良いのでまた行きたいなと思いました。
例えば、高級肉割烹などだと良い肉を”塩と山葵”や冒険的な調味料で食べさせたりするのですが(それも好きだけど)、同店では”ベースだれ”か”さっぱりだれ”の2種です。あとは最初から甘辛い味を絡ませて焼いたもの。
みんな大好きな味を基本に置き親しみがある。
お肉は田村牛が中心で、熟成肉は使わないそうです。さまざまな部位が次々に出てくるのですが、胃に来るような疲れる脂の部位はなくて、個人的にとても助かったし思いっきり楽しめました。お肉は全て目の前で焼いて一番良い状態でサーブしくれます。
肉の途中に挟んでくるサイドディッシュもなるほどの構成で、食べ疲れしないようにさっぱりリュレッシュする味や食材、冷たい料理、温かい料理など考えられています。さらに雲丹ドッグやカレーといったテンションが上がるメニューもある。全体を通して肉の量もしっかりあるので「肉食べに来たぞ」の満足感までしっかり。また、親しみを持ったプレゼンテーションや接客でホスピタリティ抜群です。全体的にツボ抑えてるなーっ構成で大満足でした。

●赤身の漬け

●コリコリの牛骨煮込み、柚子胡椒

●キムチ
●牛ユッケ
SNSでよく見かける牛型に整えたユッケ。生肉大嫌い人間の私も、美味しく食べられました。甘タレをかけて卵黄や黄身を混ぜて。

●ミノとテッピの白子ポン酢
こういう料理がさすが富小路やま岸監修だなと思います。クリーミーに振ってガラッと味変。

●和牛たん
和牛タンは流通しているタンの3%しかないらしいです。面を取った切り方で、広げるようにして焼き、焼き目を外側にしてネギを乗せて食べる。口の中が絶妙な厚みのタンでいっぱいになる至福。


●サーロインの揚げ出し胡麻豆腐
熱いお出汁で程よく火が入っていく一皿。ほちゃほちゃなサーロインにもっちり胡麻豆腐の食感が同調。

●イチボ、マルシン

●ハラミ、カイノミ、ツラミ
●シビレ、ハツ、シマチョウ

●雲丹ドッグ
富小路やま岸さんでも名物の雲丹ドッグが出てきてテンション上がります。


●センマイ梅酢
お食事前に出てくるセンマイ。なるほど、梅のさっぱり味でリフレッシュ。センマイもしなやかな食感で美味でした。

●カレー(小)

●冷麺(小)

●牛乳プリン

  

焼肉やまちゃん
京都府京都市中京区蛸屋町157-11