【私が選ぶ金沢土産トップ10】お菓子の街 金沢が誇る美味しいおみやげ。絶対喜ばれるオススメだけ集めました!2021年は新名物もランクイン

(初投稿2017.2.13 最終更新2021.7.23)

金沢土産 一体何を買えばいいの?問題

金沢観光を楽しんだら、最後はお土産選びが待っています。しかし、「金沢ならではのお菓子って一体何?」「何を買っていけば正解なの?」という疑問にぶち当たる人が多いようです。そうなんです、金沢に銘菓はありますが、東京の「東京バナナ」、福岡の「博多通りもん」、北海道の「白い恋人」のような日本全国に認知されているものはないように思います。
金沢駅の売り上げダントツ1位は、石川県出身の世界のパティシエ辻口博啓氏の「YUKIZURI」なのだそうです。(もちろんこちらも超オススメですが、各地で異なるフレーバー商品が出ているので、この金沢土産ランキングには入れませんでした。)

私がお土産選びで重視しているのはこの3つ。

①地元に根付く歴史ある老舗菓子店のロングセラー銘菓であること
②おいしさで支持されているもの、口コミ票が多いもの
③金沢ならではの限定感(地元食材使用や本店限定商品など)

逆に、パッケージに“金沢”とか“北陸新幹線開業”と謳ってあるだけで、肝心のおいしさが重視されていない商品は誰しも買いたくないですし、我々金沢人としても自慢の銘菓をぜひとも選んで頂きたいと思っています。
しかしながら和菓子となると、割と大きい和菓子店と言えど大量生産が難しいですから生産量は限られます。数量限定で売り切れの早い商品もあるので要注意です。

上記①~③を重視し、私が勝手に選ぶ「金沢お土産ランキング」を作成してみました。観光で金沢に来られた方、または地元の方も手土産を持って行かなければならない時の参考にして頂ければ幸いです。

そもそも金沢人は本当にお菓子好き

ちなみに金沢人はお菓子をよく食べるのですが、それは支出金額の数字を見ても明らかなんです。和菓子のみならず洋菓子まで、各ジャンルで購入金額1位や上位が目立ちます。本当に金沢の人はお菓子をよく食べるんです。

家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2018年(平成30年)~2020年(令和2年)平均)を参照
(※総務省統計局のHPより抜粋)
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm
●「菓子類」全国1位:金沢市 101,703円(全国平均 85,640円)


●「他の生菓子」(ようかん、まんじゅうは除く) 全国1位:金沢市 13,098円(全国平均 8,500円)


●「ケーキ」全国1位:金沢市 9,066円(全国平均 6,950円)

●「他の洋生菓子」全国1位:金沢市 10,058円(全国平均 7,804円)
●「キャンデー」全国1位:金沢市 2,812円(全国平均 2,262円)

●「チョコレート」全国1位:金沢市 8,348円(全国平均 6,726円)


●「アイスクリーム・シャーベット」全国1位:金沢市 11,597円(全国平均 9,828円)

それでは【私が選ぶ金沢土産TOP10】です!

※このランキングは私個人の主観です(私の購入頻度が多いものが上位になっています)。
※上記の通り、①地元に根付く歴史ある老舗菓子店のロングセラー銘菓であること、②おいしさで支持されているもの、口コミ票が多いもの、③金沢ならではの限定感(地元食材使用や本店限定商品など) のポイントに加え、お土産に好適なもの(賞味期限など)というポイントも重視して選んでいます。

1位 甘納豆かわむら


金沢の三大茶屋街のひとつである“にし茶屋街”の一角にある甘納豆専門店です。にし茶屋街は、ストリートが短くて観光箇所も少ないので、観光としては見どころが少ないのが正直なところですが、夜には“お座敷”の太鼓の音が町家から漏れ、風情があります。かわむらさんは、格子戸の料亭が軒を連ねる奥手の角にあります。芸妓さんの御稽古小屋兼事務所である“検番(けんばん)”の向かいですよ。
さまざまなタイプの甘納豆、さらにようかんや柑橘ピールの砂糖漬けなどもありますが、個人的にはオーソドックスな甘納豆シリーズが好きです。パッケージデザインは素朴な可愛らしさで癒されます。
定番人気の「大納言甘納豆」や高級大納言の「春日大納言」、ひよこ豆やとら豆など多種の中から好みを見つけるのも楽しいですよ。お土産なら、やはり地物食材から選ぶのがいいでしょう。私は特に「大浜だいず」が好きです。珠洲狼煙地区にある「二三味(にざみ)農産」さんによって栽培されている“幻の大豆”を使用。絶妙な噛みごたえと、噛むほどに滲み出る濃い旨さは格別です。
甘納豆はどれも保存料無添加なので、開封後はお早めに。
販売は、百貨店や駅ナカなどでの取扱いはなく、基本的には本店(金沢市野町2-24-7)のみなので、手土産にするとレア度が高いですよ。

「甘納豆かわむら」この甘納豆を求めてにし茶屋街へ。夏はかき氷も登場してます!賞味期限3日の“したたり餅”も美味。

2位 FILFIL


今大注目の商品。“フランス料理と自然派ワインの小さなレストラン”を掲げる「FIL D’OR(フィルドール)」さんが新たに展開するクラフトチョコレートです。金沢駅の百番街あんとのリニューアルオープンに伴って登場したスイーツゾーンにショップ出店しています。
最近私はこのチョコレートをお土産にすることがとても多いです。

チョコレート工房は中央通りにあり、「FILFIL CACAO FACTORY & CAFE」としても営業しており、チョコレート工房を眺めながらコーヒーとクラフトチョコを頂くことができます。
チョコレートはカカオ豆から選定して作っているというマニアックなもので、カカオ豆も工房設備も技術も、ここ金沢で実現させたのだからすごいことです。金沢から発信するチョコレート、今後の展開も非常に楽しみです。上記の家計調査でもチョコレートの支出金額は金沢が日本一ですから、金沢から美味しいチョコレートの発信というのは応援したくなります。

「FILFIL CACAO FACTORY & CAFE」フィルドールが展開するクラフトチョコレートとハンドドリップコーヒーのお店。夜2軒目でコーヒーが飲めるって最高!

3位 菓匠高木屋「あんず餅」


私の金沢土産のド定番。たくさんの方に食べてほしいと、今まで何度購入したことでしょう。お土産としても自分で食べるもの大好きです。
オレンジ色の羽二重餅には、蜜漬けの丸ごとあんずが白餡と共に包み込んであります。あんずのフルーティーでジューシーな甘さが、白餡と喧嘩せずに絶妙なバランスで調和し美味。オススメの食べ方は、凍らしておいて半解凍が1番好きです。お日持ちが常温で4日というのも、手土産に心強いポイントです。
購入は、本店(金沢市本多町1-3-9)、金沢駅、香林坊大和など。

また、最近(2019年に入ってから)高木屋さんからリリースされた新商品「あんずどら」も良かったです。あんずとあんこって好相性なんでしょうね。

4位 圓八「あんころ餅」


1位にしたいという気持ちがありながら、1位にできないのがコレ。なぜならばお日持ちが1日だけなんです(理由はリンクから)。
その日のうちに食べられるのであればぜひお土産に。
ちなみに、小松空港の朝の飛行機に乗られる方は、あんころを狙っている方が多く、すぐ売り切れることも。香林坊大和百貨店、金沢駅でも売り切れが早いので見つけたら購入がオススメです。
竹皮の包みも懐かしさを誘って良いですね。あんには趣きある竹の香が移っています。こしあんはとっても口どけ良くなめらかで、程よい甘さと小豆の風味が素晴らしい。アクのないピュアな美味しさの秘密は手間隙かけた製法にあり。何度食べてもやっぱりおいしい。 

「圓八のあんころ餅」石川県代表の銘菓と言えばこれ!おいしさの秘密はこの手間にあり!本店限定まんまるあんころも美味


お日持ち重視ならば、圓八カントリーマアム(北陸限定)というのもあります。まさかのコラボということで注目度高ですヨ!

5位 松葉屋「月よみ山路」


松葉屋は小松にある創業160年以上の老舗和菓子店で、「月よみ山路」とは同店の代表銘菓である“栗むし羊羹”です。小松空港では「お土産ランキング」1位。
何がすごいのかというと、どこを切ってもゴロゴロの栗に当たるんです。切っても切っても栗!これはインパクトあり。しっとりした蜜漬けの甘い栗に、むっちり食感の甘さ控えめのこし餡の蒸し羊羹が合わさります。
一度食べてハマっちゃう人続出。とっても美味しいので、誰かと一緒に食べないと、1本一人で完食してしまう恐れあり(笑)
お日持ちが常温で10日ほどあるのも手土産に最適。お味は2味あり、定番の栗もいいですが、クルミもイチオシなので、3棹セットにするのも良いと思います。ちなみに私はクルミ派、お酒にも合うんです。
購入は、本店(小松市大文字町69)、小松空港、金沢駅、めいてつエムザなど。

「松葉屋」名物の栗むし羊羹“月よみ山路”は切っても切っても栗!お酒にも合う比咩くるみもオススメです。

6位 レスピラシオン(piso)「しあわせチーズ」

「しあわせチーズ」レスピラシオンのバスクチーズケーキが絶品!金沢の新名物。注文殺到に納得のおいしさ。


もう金沢の新名物として定着していますね。金沢を代表するモダンスペイン料理店「respiracion(レスピラシオン)」さんが販売するバスクチーズケーキで、その名も「しあわせチーズ」。ケーキは重厚感があるとろとろタイプで、絹のようになめらかな舌触り。チーズのふくよかさと酸味、生クリームのふくらみのある味わいが調和。目を閉じて美味しさに浸ってしまいます。
何回食べても本当に美味しい。大切な人に贈りたいお菓子です。
このチーズケーキは全国からお取り寄せ可能な商品なので6位にさせていただきました。
金沢駅の百番街あんとのリニューアルオープンに伴って登場したスイーツゾーンにもショップ出店しています。

「respiracion (レスピラシオン)」金沢を代表するレストランのひとつ。石川県産食材を使用したモダンスパニッシュ。ますます凄みが増している。

7位 うら田(麦笛、愛香菓などセット)


昭和11年(1936年)創業で、金沢の老舗和菓子店の中では新しい方(というのがスゴイ)ですが、ファンがとっても多いですね。他にはないオリジナリティーを持ちながら、風味や口当たりまで緻密に計算されているお菓子です。個人的には(自家需要にて)どら焼きの「唐崎」をリピート買いしていますが、贈り物として選ぶときは「愛香菓(あいこうか)」、「麦笛」、「さい川」といったうら田さんの定番の詰め合わせセットにします。どれも凝っていておいしく定評がありますから、うら田さんの場合は単体買いよりも詰め合わせが良いと思います。
「愛香菓(あいこうか)」はアーモンドとシナモンとレモンが溶け合う、洋菓子の感性をプラスした一口菓子。ほろほろと口どけ良く、余韻する風味が奥ゆかしい。「麦笛」は栗を一粒包んだお菓子で、麦こがし(大麦)の香ばしい風味を生かした、どこか懐かしくて素朴な味わいです。「加賀八幡 起上もなか」は、加賀八幡起上り人形をモチーフにしたおめでたいモナカ。味はもちろんですが、見た目のインパクトがあるので、これ単体でお土産にするものいいでしょう。最中の型も“起上り”ですから、包みを開けたときも驚いてもらえるはず。 
販売は、本店(金沢市御影町21-14)、泉野店、八日市出町店など直営店の他、金沢駅、めいてつエムザ、香林坊大和など。

8位 俵屋「じろあめ」


こちらも金沢土産では有名。ドラマ「半沢直樹」にチラッと登場した際に、全国的にぐぐぐーんと認知度が上がった商品でもあります。創業は天保元年(1830年)。じろあめは、水あめ状のやわらかいあめで、原料はお米と大麦の芽(麦芽)だけです。お砂糖は入っておらず、人工甘味料や合成保存料も一切使用していませんから、お子様や健康に敏感の方も安心して食べて頂けるはずです。おやつとしてはもちろん、調味料として利用されている金沢のお料理屋さんも少なくありません。商品ラインナップには、固形状の飴もありますが、私はやはり定番のやわらかいじろあめが一番好だなぁ。
販売は、本店(金沢市小橋2-4)、金沢駅、めいてつエムザ、香林坊大和など。
ちなみに、本店では予約にて「じろあめ詰め体験」というのができます。専用容器にじろあめを詰めるだけですが、ビヨーンとのび~るじろあめを操るには長年の経験が必要。ちょっとした職人体験も出来て楽しいですよ。

「あめの俵屋」名物じろ飴はお米と麦芽だけで作る懐かしいおいしさ~半沢直樹に登場し一躍有名に。本店ではじろ飴詰め体験もやってます!


 

9位 まめや金澤萬久「みたらし豆」


北陸新幹線開業前から発売となった新しい商品ですが、可愛らしいパッケージと素材にこだわった豆菓子のおいしさが受け、一躍人気ものになりました。大豆は、カリスマ農家「金沢大地」さんの国産有機大豆を使用。定番「みたらし豆」は、それを炒り豆にし、金沢醤油の甘辛醤油だれで香ばしく仕上げてあります。豆箱は九谷焼きの作家さんがひとつひとつ手書きをしたものなんですよ。芸が細かい~手がかかっています。
販売は、金沢駅、香林坊大和、めいてつエムザなど。ネットでも注文可能。さらに東京でも買えるので、レア感は少ないかもですが、地元の食材を使用していますし、おいしくて可愛らしくて喜ばれる商品だと思います。

10位 諸江屋「塩どら焼き」


江戸時代末期の嘉永二年(1849年)創業の落雁屋さんです。「加賀宝生」や「花うさぎ」は定番の人気商品。私は落雁の中では、あんこを挟んだ生落雁である「濃茶落雁」が好きです。意外なオススメは「塩どらやき」で、私は自家需要でもお土産でもよく購入しています。半月型にあんこを挟んであって、1袋に2個入り。配りやすい個包装というのもいいですね。特徴は能登の揚げ浜塩を使用していることで、対比効果で甘さを最大限引き立てており、甘じょっぱさが余韻に残ります。販売は、本店(金沢市野町3丁目1の38)や直営店、金沢駅、めいてつエムザ、香林坊大和など。
さらに諸江屋さんは、にし茶屋街にある支店のイートインもオススメです。
秋冬は卓上七輪で自ら焼くお餅の能登大納言ぜんざいが食べられます。夏はオトナのかき氷をどうぞ~

「落雁諸江屋 にし茶屋菓寮 味和以」秋冬は卓上七輪で自ら焼くお餅の能登大納言ぜんざい、夏はオトナのかき氷をどうぞ

  
あとは柴舟小出さんの「山野草」もとっても美味しいし大好きです(個人的にお土産として購入したことがないのでランキングには入れませんでした。頂いたことはあります)。

金沢土産の和菓子で一番有名なものと言えば、中田屋さんの「きんつば」が挙げられます。きんつばと言えば中田屋。中田屋と言えばきんつば。金沢土産の定番中の定番です。(個人的に最近購入してなかったのでランキングには入れませんでした。)

説明不要のおいしさと安定感でロングセラー。個包装にしてあるので、“配りやすい”というのもポイントが高いですね。販売は、本店や直営店、金沢駅、めいてつエムザ、香林坊大和など多数。
ちなみに、ひがし茶屋街の入り口にはカフェスペースのあるお店を構えており、そこでは中田屋のあんを使った洋菓子も食べられるんです。これは観光の際にぜひ巡ってみてくださいね。

「中田屋 東山茶屋街店 和味」中田屋のカフェでは能登大納言のチーズケーキやモンブランなど洋菓子も食べられる!限定きんつばにも注目

(おまけ)菓子以外のオススメお土産

菓子以外のものを買っていきたいという方、のど黒棒鮨はいかがでしょう。
“金沢=のどぐろ”のイメージが定着しましたが、近江町市場に本店を構える「手押し棒鮨 舟楽(しゅうらく)」さんのはおいしさでオススメです。同店は、近江町市場にある大型鮮魚店「ヤマカ水産」が展開する棒鮨ブランドで、魚と魚の仕込みにこだわっているため、“魚が旨い”の「鮨」の字を使っています。
お土産はもちろん、新幹線内で食べるお弁当としてもいいですよ。

「舟楽(しゅうらく)近江町本店」のど黒手押し棒鮨オススメ!レア感を残した絶妙な火入れで“白身のトロ”らしさを引き出している。お弁当、お土産にも

いかがでしょうか。
お土産を選ぶ際、参考にしていただければ幸いです。