ミシュランガイドのビブグルマンも獲得した氷見の話題店。昼はラーメン店、夜はバーとして営業している二毛作なお店で、特に昼はここのラーメンを求めて、金沢や七尾などからも足を運ぶ人がたくさんいらっしゃるようです。
【受賞歴】
・「ミシュランガイド富山石川（金沢）特別版」ビブグルマン獲得
場所は街中の川が湾曲している角にあります。小さなお店なので見逃さないでくださいね。近隣にもラーメン店があるので注意です。
普通のラーメン店だと女性一人で入りにくいですが、夜はバーなのでなんとなく入りやすい空気感がありがたい。店内は昼でもバーらしい薄暗さで、カウンターにはオーパスワンやシャンパンなど年度ごとの空き瓶が並びます。また、店内に飾られている達磨絵が存在感を放っています。
夜のメニューは、ソーセージや唐揚げ、オムレツやポテトサラダなど、おつまみ系が主。
ランチメニューは４種類で、「白醤油ラーメン」、「黒醤油ラーメン」、「氷見産煮干しラーメン」のラーメン3種類に、「氷見牛すじカレー」もありますよ。ちなみに、氷見産煮干しラーメンはランチのみの提供で、白と黒醤油は夜も提供です。
※解説は、私はラーメン専門外なのでプロの解説はできませんが、特徴的なところを記しておきます。
（詳細はプロのにおまかせしますので、他のグルメサイトなどでご確認ください。）
●氷見産煮干しラーメン（800円）
せっかくなのでランチのみ提供のこれを注文。まずはトッピングが盛り合わせてあるお皿が配膳されます。左から、ネギ、岩のり、メンマ、味玉、チャーシューの5品です。
しばし待ったら刻みタマネギがパパっと散らされただけの具なしラーメンが登場！
スープは澄んだ黄金色でキラキラ眩く、ずっと眺めていたくなるくらい。
その中に佇むしなやかなストレート麺も美しいですね。
まずはスープをすすると、煮干しの旨味がガツンときて衝撃が走ります。しかも煮干しの苦味やエグミなどの雑味が全然なくて、ストレートに濃い旨さだけが伝わるんです。これは、トッピングなしでも麺とスープだけでも完成されている感ある。うっかりしてると、これだけで食べ終えてしまいそうだ（笑）危ない危ない。
トッピングは個々においしいので、別皿提供にうなずけるものでした。チャーシューは低温真空調理かな。味がしっかり入っています。一応のっけてみましたが、そのまま頂くのが良さそうでした。
スープの旨さに誘われ、あっという間にきれいに完食です！
ちょっと距離あるけど、来て良かった～と思える一杯でした。
