札幌の名店「Q」平岡寛視シェフが挑む、らぁ麺と日本料理の新たな世界「料理やQ」。

札幌を代表する名店「Japanese Ramen Noodle Lab Q」が、2026年10月3日に移転オープン。
そして10月20日、「料理やQ」のコース提供がスタート(会員制)。
(単品のらぁ麺は、昼営業の「らぁ麺Q」で提供されています。)
店主の平岡寛視(ひらおか・ひろし)さんは、2014年に札幌で「Q」を開業。2021年にはTBS「情熱大陸」に出演した、全国的にも知られるらぁ麺職人です。
今回の挑戦に向け、京都の日本料理店「祇園さゝ木」で、日本料理の技法や感性を学ばれました。
らぁ麺づくりで培った技術と日本料理を組み合わせた、平岡さんならではのコース。素材への探究も深く、水も用途に応じて何種類も使い分け、今回は不純物やミネラルを取り除き、素材本来の味わいを引き出すRO水(逆浸透膜ろ過水)も使用しています。
・いちじくの白和え、メンマ、ズッキーニ
日本料理らしい先付で、コースのコンセプトが伝わります。

・手羽先の唐揚げ(スパイシー、塩)
昆布締めにした手羽先を、塩らぁ麺の地に漬け込んで揚げてあります。カリカリ香ばしい衣と、噛むほどに広がる鶏の旨味。

・キンキと冬瓜のお椀
南天が描かれた輪島塗の美しいお椀にて。
吸地には、らぁ麺の出汁を少し加えているそうで、まろみがふくよか。

・冷製塩らぁ麺 キャビア添え
平岡さんが世界を目指す中で考案した冷製らぁ麺。
北海道産小麦「きたほなみ」を使った、もちもちの麺。キャビアの優しい塩気を添えて。蓮をイメージした器の中央に美しく盛り付けられた、印象的な一品でした。

・毛ガニ焼売
昼の焼売に毛ガニを加えた、贅沢バージョン。ふっくらとした焼売に、毛ガニの甘味と肉汁が重なります。

・チャーシュー4種類の食べ比べ
地鶏の麹焼き、内もも、外もも、内ももの醤油味。
部位や調理法によって、しっとり溶けるような食感や、しっかりとした噛みごたえ、香ばしさなど、それぞれに異なる魅力があります。

・蛤塩らぁ麺
今回、特に感動した一杯です。
夜のコース限定で提供される、塩らぁ麺の蛤バージョン。これは別格のおいしさでした。
蛤の出汁に比内地鶏の鶏油を重ね、スッと立つ旨味に厚みを加えています。鶏と蛤の旨味が重なり、奥行きがありながら、味わいはどこまでもクリア。
お見事です。

・醤油らぁ麺
「Q」の代名詞ともいえる醤油らぁ麺。
地鶏の旨味を引き出したスープに、醤油の香りとコク。自家製麺との一体感も素晴らしく、平岡さんが追求してきたらぁ麺の魅力を改めて感じます。

・削りたて鰹節と炊きたてご飯
厚さ0.1mmに削った鰹節を炊きたてのご飯にたっぷりとのせて、鰹節の香りと旨味を楽しみます。途中かららぁ麺の出汁をかけて味変。これがまたおいしい!

・梨とシャインマスカット

ちなみに店内の設えにも注目で、平岡さんの出身地・姫路にちなみ、内装には姫路城の瓦を取り入れています。カウンターには伊勢神宮の檜を使用というこだわりです。

らぁ麺職人として歩んできた平岡さんが、日本料理の技法と向き合いながら生み出した唯一無二の新しい表現のコースをぜひ!
料理やQ
北海道札幌市中央区北1条西5丁目3−6

