金沢エムザの地下1階のレストラン街に、2020年12月オープンしたスパゲッティー専門店。シェフの吉村渉さんは、西麻布にある片岡護シェフのイタリアン「リストランテアルポルト」出身。同店では、目の前の近江町市場から入荷する旬の鮮魚を使用したイタリアンを提供します。

なんと、お店の入り口は2つに分かれていて、正面右に入ると同店で、左に入ると（現在はディナーのみ営業の）「TRATTORIA BLU SCURO トラットリアブルスクーロ」で、中央が厨房になっている造り。どちらも吉村シェフが料理をしますが、手頃なパスタと、ワインと共に味わう本領発揮のイタリアンというコンセプトをしっかりと分けてあります。ワインリストも充実しているそうですよ。

場所的にも価格帯的にもランチで集客しやすそう。（百貨店地下なので）ディナーはなかなか難易度高い気もしますが、逆に隠れ家的ですでに常連さんを作っていそう。
ふらっとパスタ食べに行ったのですが、とっても美味しかったのでディナーも行ってみたくなりました。

店内は、スパゲッティーニの方は白を基調としたスッキリと清潔感溢れる広々とした空間です。

トラットリアの方は、席数を限定しており、落ち着いた印象。

定番メニューは、フレッシュトマトバジルパルミジャーノのトマトソース、タリアテッレ・アラ・ボロネーゼ、本日の鮮魚とフレッシュトマトのオイルベース、ラグーディマーレ、アマトリチャーナ、能登がきとベーコンほうれん胴のクリームソース。

さらにこの日の「本日のスペシャルスパゲッティ」は、白子と菜の花柚子こしょうのペペロンチーノ、水牛のモッツァレラチーズとバジルのトマトソース、能登牛赤ワイン煮込みとほうれん草のスパゲッティーニ黒トリュフ添え、イノシシとのと115のラグーソースがありました。

　
●白子と菜の花、柚子こしょうのペペロンチーノ（1760円）
生パスタはスクーロの方で出されているとのことでしたが、個人的に乾麺めっちゃ好きです。
白子が口の中でとろとろとろけてソースのようにパスタに絡み、柚子胡椒の風味とピリリとした刺激が引き締めてアクセントになり美味。菜の花の優しい苦味も相性良い。どれだけでも食べられそうでした。

料金プラスし、サラダとドリンクセットにしました。

他のパスタはもちろん、ディナーでしっかり味わってみたくなりました。近々また行きたいです。