金沢市木倉町の一角にある集合型の酒場街「やきとり横丁」にある焼鳥店。なんと予約は先々まで埋まっている超人気店なのです。

同店がオープンしたのは2021年6月17日のこと。金沢市内を中心に店舗展開する焼鳥店「鳥珍や」オーナーの和田知晃さんがオープンしたお店で、ここでは和田さんご本人が焼いてくれます。3坪6席というコンパクトな空間で、営業は木金土のみ。この限定感にもそそられます。

通称“やき横”は大衆的で昭和な雰囲気で、手頃な価格も魅力なお店が集まっており賑わいをみせます。やき横内を左右にお店を見ながらテクテク進むと、中程に同店の白い暖簾が掛かっています。

店内は袖触れ合う距離感のカウンター席に、目の前に炭火の焼き台あり。
和田さんのワンオペ営業なのですが、さすが任せられる安定感。どれも最高の火入れとタイミングで出してくれて美味しいし、熱を感じる距離感と臨場感にもワクワク。

肩の力を抜いて楽しめる空気感も最高で、手頃感も嬉しい。

串の中でもインパクトあるのがネギマデラックス！（無い日もあります）

そして〆のご飯もお楽しみです。

【現在の価格】
おまかせコース（7500円、飲み放題付）※〆は＋500円
フリースタイルは20時半〜

2025年9月18日

今回のハイライトは、何といっても新作のニラ鶏皮。

鶏皮でくるっとニラを包み込んであり、まずは表面のパリッとした香ばしい食感と共に、ニラの鮮烈な風味が口の中に広がります。ニラは蒸し焼き状態になっており、甘みと青々しさが際立つ。さらに鶏皮から溶け出した鶏油をニラが吸い込むので、旨みが添えられニラの美味しさが際立つと共に、余韻も美味。これはまた食べたい。

名物のネギマデラックスも食べられて嬉しい（ない日もあります）。
見た目に迫力ありますが、味も素晴らしい。じっくり時間をかけて焼き上げます。表面はカリッと香ばしく、身はしっとり仕上げてあります。

この臨場感で食べるのがまた良いのです。食べる前からもうおいしいのですよね。

2025年8月7日

●おまかせコース
・鶏ももたたき

・ササミ山葵

・紫蘇せせり
ぷりっとした食感のせせりに、紫蘇の和の清涼感がアクセント。咀嚼するごとに風味が立ち上がります。

・つくね
タレ壺に豪快にドボンとくぐらせながら焼き上げるスタイル。炭火の香ばしさとタレの甘辛さが融合し、食べる前からもう美味しい。

・うずら
中がとろりと半熟に仕上げられたうずらの卵は、火入れの繊細さが光る一品。黄身がソースのようにとろけ出し、口いっぱいにまろやかなコクが広がります。

・玉ねぎ
甘みがぐっと引き出され、ややシャキシャキとした食感を残し、コースのメリハリに効果的な一串。

・ハツ山椒塩
ふるふると優しい弾力があり、山椒の和の風味がふわっと持ち上げる。

・ソリレス
食べ応えと力強い旨味があり美味。

・軟骨
店主が自信を持って供する軟骨串は、ゴリゴリとした食感と、骨周りに残る肉の旨みの相乗効果が素晴らしい一品。

・手羽先
皮目をパリッと香ばしく焼き切ってあるのが最高！

・トマトスープ串
スープが内包されたような“小籠包的”一串。噛んだ瞬間にジュースがじゅわっと溢れ出し、旨味が押し寄せます。温度、食感、酸味と甘みのバランスが見事。

・たまごかけごはん（プラス500円）
ぜひとも追加したい必食メニュー。空気を含ませるようにステアされた卵は、ふわふわの泡となって白米を包み込み、さらに加えられた卵黄がコクを添え、岩海苔の磯の香りが追いかけてくる。美味。

2024年11月7日

●おまかせコース（串8本、肴3品、〆1品、飲み放題2時間）
（写真は一部）

・紫蘇ササミ
ボリューム感のあるササミは、しっとりと焼き上げられ、和の爽快な風味で持ち上げる。

・ハツ
ふるっふるのハツに歯が喜んでおりました。

・ネギマデラックス
見た目に迫力ありますが、味も素晴らしい。じっくり時間をかけて焼き上げます。表面はカリッと香ばしく、身はしっとりふっくら仕上げてあり、旨みが口に広がる。食感も味もインパクトのあるスペシャリテ。

・つくね

・手羽

・卵かけご飯とそぼろ丼のW
卵かけご飯もそぼろ丼もどちらも食べたいという方は、ぜひ一緒に味わえるWで。絶妙な塩気のそぼろに卵黄が絡んで悪魔的うまさ。

2022年7月14日

●おまかせコース（串8本、肴3品、〆1品、飲み放題2時間）
今回の串8本は、砂肝のエンガワ、せせり、地鶏モモ、軟骨、ふりそで、最上鴨、つくね、手羽。肴3品は、たたき、しゃぶしゃぶ、炙りバゲットパテのせ。〆はそぼろ丼でした。
（写真は一部）

串では、砂肝エンガワのシャクシャク歯切れ良いのにぷりぷりと弾力ある歯応え、ジューシーなせせりが美味でした。パテを炭火で焦げ目をつけた香ばしいバゲットにのせてくれたのも、最高のおつまみでした。