「旬菜焼はざま」蛤の生姜味噌鍋イチオシ!絶品です。33年に渡って愛される名店が生み出した新名物

料理: 8.0 その他: 7.7 ポイントについて
旬菜焼 はざま (しゅんさいやき はざま)
営業時間 (ランチは平日のみ)11:30~13:00、18:00~21:00(土日祝日は夜のみ営業)
定休日
価格帯 夜12,000円~ 、昼1300円~
訪問回数 15回

金沢・片町エリアからほど近い本多町にある、和魂洋才のコースが楽しめる一軒。鉄板焼きを織り込んだ日本料理という独自のスタイルで、長年地元に愛され続け、2026年で33周年を迎えます。
観光客で賑わう立地ではないものの、昔からの常連や地元客が大変多く、店内はいつ訪れても活気があります。
お昼は、日替わり定食や名物の「はざまのステーキどんぶり」が人気で、近隣のビジネスパーソンの来店も多い。そして夜は、旬の地物食材を中心に据えた日本料理に、鉄板焼きのステーキが主役として組み込まれるコースが楽しめます。
近年特に人気を集めているのが、生姜味噌鍋。
もともとは冬限定で牡蠣を使って提供されていましたが、2025年からは春に蛤へと切り替えて提供されるように。このアレンジがとにかく素晴らしい!

ベースとなるのは、たっぷりのすりおろし生姜と味噌を合わせた特製出汁。ふくよかで奥行きのある味わいで、海鮮・野菜・肉、どれを合わせても受け止めてくれる包容力があります。

まずは、はざま定番の前菜から。
鴨やさつまいも、能登のこごみ、1年味噌漬けの豆腐、店主の実家で採れる自然薯など、滋味深い食材が並びます。さらに、ホタルイカや生ワカメも加わり、春の訪れをしっかりと感じさせます。全部しっかりとこだわりがあって、ベテランの凄みを感じますね。

鍋は、まずは大ぶりの蛤を単体で。


鍋に入れてしばらくすると貝殻がパカっと開いてくのもいいですね。いい香りが漂います。

かなりの特大サイズで、箸からその重みをずっしりと感じ、口に入れるとふるふるとした食感で、品のある旨味がぴゅっと広がります。ここでもう一気に虜に。最初から満足度がピークに!

続いて登場するのは、能登ふぐの白子。
ミルキーなコクが生姜味噌と溶け合い、やさしい味わいに。

さらに、野芹やタケノコといった春の恵みも加わります。
特にタケノコは、2時間じっくりホイル焼きにすることで甘みが引き出され、まるでとうもろこしのようなニュアンスに。野芹は風味も味も強くて食材のポテンシャルを感じる。


そして最後は能登牛。
一人分ずつ提供され、自分のタイミングでしゃぶしゃぶしていただきます。
蛤や野菜から滲み出た旨味をまとった出汁にくぐらせることで、肉の旨味がさらに引き立ちます。

〆まで抜かりなく、締めにはうどん。最後の一口まで余すことなくしっかりと楽しませてくれました。

冬は牡蠣、春は蛤と、季節で楽しみ方が変わります。
どちらも魅力的ですが、牡蠣が苦手な方にとっては、この蛤バージョンは特に喜ばれるとのこと。
一度食べるとまた食べたくなる、そんな中毒性のある鍋です。