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野々市市の押越にある中華料理店。身構えずに入ったお店だったのですが、レベルが高くて嬉しい発見がありました。(私のサイトはご当地性のあるおいしいお店をメインにしていますが、とっても良いお店に出会ったので無視はできません笑。取り上げさせてもらいます。)ただ、場所的にアクセスが難しいのと、夜は飲みたいお店なので、やはり金沢市中心部かその近隣にあったら最高だなというのが正直なところです。中華料理というと、金沢中心部では都心から上陸したオシャレな中華チェーンも人気を集めていますが、(チェーン店さんも勉強になるので行きますが)私としてはやはり店主の想いやこだわりがダイレクトに食べ手に届く個人店さんになるべくフォーカスしたいと思っています。
外食文化研究家 雅珠香

そうなんです・・・まさかこんなところに良店が隠れているのか!という場所にあるので、発見が難しいかもですね。そして、始めは入るのに躊躇するのですが、一度味わったらそのおいしさにリピートしちゃうはずです。人気ビストロ「ル・ベルジェ(Le berger)」さんと同じ建物と言えば、食いしん坊さんはピンと来るかも。
また、店主の小川昌彦さんは、笑顔が眩しい温和な方ですから、初訪問でも安心ですよ。とっても話しやすい方です。ベースは広東料理なので日本人が一番好みと言える味ですし、どれも丁寧に仕込みがしてあって、味わいも研ぎ澄まされています。初めてなら「オススメ」と書かれているものから注文すると良いでしょう。あと、特別謳ってはありませんが、化学調味料が不使用というのも店主の中のこだわりのひとつです。夜のメニューは単品1000円以下のものが多いのも魅力。

●皮付きバラ肉クリスピー焼き香港style(1,200円)
スペシャリテと謳ってありますが偽りなし。必食の逸品です。見た目から「これ間違いなくおいしいでしょ!」って感じですよね。
ちなみに、皮付きの豚を仕入れるのは難しいので、素材からこだわりがないとできない料理ということになります。“クリスピー焼き”という料理名もまさにそのもので、サックサク、ザクザクと、口の中でも乾いた音が鳴り響くのがいいですね。この音がおいしい。添えてある雪塩をほんの少しの付け、肉のうまみをググッと引き立てて。
外食文化研究家 雅珠香

●麻婆豆腐(零式)(880円)
麻婆豆腐は普通の麻婆豆腐と、油で焼くスープなしの「零式(ぜろしき)」がありますが、こちらの零式がオススメ。
グツグツと煮えたぎる土鍋で運ばれてくるので、胃袋がもう我慢の限界。山椒は、四川のものをお使いのところが多いようですが、こちらは高知県の仁淀川のものを選んでお使いです。価格は四川産と比べると8倍にもなるそうですが、やはり香りに違いが感じられますから、「これじゃなきゃダメだ」という店主のこだわりも良く分かります。しかも注文があってから挽いているので、ビリビリ痺れる心地よい刺激と共に、格別な風味が感じられます。あぁクセになる。
外食文化研究家 雅珠香

●エビのマヨネーズ和え(900円)
外食文化研究家 雅珠香

●桃花片特製 担々麺(900円)
運ばれてくるなり、ごまの馥郁たる香りが鼻腔をこそがします。ああ、いい香りだ。スープはクリーミーで濃厚だが、上品にまとまっており美味。
外食文化研究家 雅珠香
外食文化研究家 雅珠香

帰り道、余韻に残るおいしさに浸りながら、「金沢の中心部に移転してくれないかな~」と思ってみたり・・・。例えば、新築やリノベーションじゃなくても、中央味食街や新店地などでも逆に外観と料理のギャップが話題をさらいそうだし・・・などと、ものすごく勝手な妄想しながら帰路につきました。

ランチは「桃ランチ」と「花ランチ」の2種類あり。

「桃ランチ」(税別900円)はA~Cの3種あり。
A、あっさり辛味入り鶏そば(サラダ、ご飯付)
B、桃花片特製 担々麺(サラダ、ご飯付)
C、フワフワ半熟天津飯(サラダ、スープ付)

「花ランチ」(税別1450円)は、前菜、スープ、副菜、メイン(エビチリか酢豚か麻婆豆腐を選択)、ご飯、デザート、中国茶という充実の内容。メインの麻婆豆腐はプラス100円で「零式」に変更できます。