のど黒棒鮨が人気の「手押し棒鮨 舟楽(しゅうらく)」さんの近江町本店です。
同店は、近江町市場にある大型鮮魚店「ヤマカ水産」が展開する棒鮨ブランドです。魚と魚の仕込みにこだわっているため、“魚が旨い”の「鮨」の字を使っています。
棒ずしというと鯖や焼き鯖のイメージが大きいですが、舟楽さんで一番人気なのはのど黒。“金沢=のどぐろ”のイメージが定着しましたが、舟楽さんのはおいしさでオススメです。お土産はもちろん、新幹線内で食べるお弁当としてもいいですよ。
種類はこの他にも、鯖、焼き鯖、能登ふぐ、小鯛、親子鮭、海老、ヒラメ、穴子などがあり。季節ものでは、カワハギ、鱧、鰻、カマス、蟹、鰤など。
しかし一番売り切れるのが早いのはやはりのど黒なので、購入の場合はお早めの時間に。
場所は、名鉄エムザ前にある「エムザ口」から入ってひたすらまっすぐ行けば右手に見えます。2つの通路を越えてまだ直進。右手、「酒の大沢」さんを越え、「海鮮丼ひら井本店」「じもの亭」「鮨源平」を越えたらその向こうです。
(ちなみに近江町市場では、ここ「近江町本店」と「近江町いちば館店」があります。その他、「石川県観光物産会館」、金沢駅「あんと店」、他、小松空港のターミナルビル売店でも取扱いがあります。)
棒鮨お持ち帰り
●のど黒棒鮨
のど黒は軽く炙りを入れて、薄い白板昆布をのせて。
炙ることで滲み出た甘い脂が、“白身のトロ”と言われるのど黒らしさを引き出しています。火入れも絶妙で、レア感を残してしっとりしており、押し過ぎていない酢飯に溶け合います。
●香箱ガニちらし
以前(冬に)あったのですがもう出さないのかなぁ?(ズワイガニバージョンは11月〜3月に出ます。)
※香箱ガニ(メス)の漁期は11月6日から12月29日まで。ズワイガニ(加能ガニ)は11月6日から翌年3月末まで。
カニ足とカニ身、内子と外子がキレイに並べてあって、箸をつけるのがもったいない。これは捌くの大変なんですよね。さすがにたくさん販売はできないですね。もう一度食べたいなぁ。
棒鮨イートイン
店舗の右側にイートインスペースが設けられていました。テーブルがいくつか並んでいて、棒鮨4〜5種類が味わえるようになっています。これは激アツ。
棒鮨をカットしてお茶と一緒に出してくれる簡単なイートインですが、これはいろいろ試せて嬉しい。
【イートイン価格】
・蟹(4貫 1500円)
・のど黒(4貫 1320円)
・吟撰 鯖(4貫 990円)
・穴子(4貫 880円)
・甘海老(3貫 880円)
●のど黒棒鮨(4貫 1320円)
まだ食べたことがないという方も、ここで味見感覚で実際に食べられるのは嬉しいですね。
軽く炙ったレア感あるのど黒と、表面を覆う白板昆布、押しすぎていない酢飯が口の中で溶け合います。
いろいろあ種類を食べてみて、お好みの棒鮨を買って帰るのも良いですね。
近江町市場観光しながら小腹満たしもできて最高です。