(最終訪問日から日数が経過しているので、再訪したら書き直します。参考までにご覧ください。)
「献上加賀棒茶」で有名な丸八製茶場さんの本店が、ここ加賀市の動橋町にあります。
本社には工場が併設されているため、駐車場について車を降りたらもう芳しいお茶の香りに包まれます。ああ癒しの香り。胸いっぱいに吸い込んで深呼吸したくなります。
工場内の様子は、ガラス越しに見学することができます。名物である「献上加賀棒茶」は一番摘み茶の“茎”の部分を使用したもので、180度の遠赤外線のラインを30秒ほど通って浅く焙じ上げられたのち、冷まします。ほうじ茶を作る際はかなりの火力が必要となるため、一般的なほうじ茶は焦げた香りが出過ぎてしまいがちなのですが、丸八さんでは遠赤外線の輻射熱によって表面を焦がすことなく芯から浅く煎ってあり、最大限風味を引き出しています。
この光景を見ていたら加賀棒茶が飲みたくなるのですが、建物内にはちゃんと「実生(みしょう)」という名前の茶房があり、こちらで加賀棒茶をお菓子と共に味わうことができます。
本店でお茶の香りに包まれながら頂くとまた格別!お茶を購入できるショップもあるので、お土産選びやお客様をお連れするのにも重宝されているようです。
ひがし茶屋街にある直営店「一笑(いっしょう)」さんもオススメです。