【あすかりんが選ぶ金沢土産ランキング 2024年最新版】TOP20と番外編5つ。絶対喜ばれる美味しいオススメだけ集めました!

2024年も中盤に入りました。金沢の街を歩いていると、インバウンドのお客様がかなり多い様子で、県外からの観光客も戻っている印象で、特に金土日は賑わっております。素直に嬉しいことだと感じています。
心を込めて、お礼申し上げます。ようこそ金沢へ。ありがとうございます。

金沢土産 一体何を買えばいいの?問題

金沢観光を楽しんだら、最後はお土産選びが待っています。しかし、「金沢ならではのお菓子って一体何?」「何を買っていけば正解なの?」という疑問にぶち当たる人が多いようです。そうなんです、金沢に銘菓はありますが、東京の「東京バナナ」、福岡の「博多通りもん」、京都の八つ橋、北海道の「白い恋人」のような日本全国に認知されているものはないように思います。
金沢駅の売り上げダントツ1位は、石川県出身の世界のパティシエ辻口博啓氏の「YUKIZURI」なのだそうです。(もちろんオススメですが、超定番なのでこの金沢土産ランキングには入れておりません。)

私がお土産選びで重視しているのは、この3つ(どれかに当てはまること)
①地元に根付く歴史ある老舗菓子店のロングセラー銘菓であること
②味重視。おいしさで推せるもの、支持されているもの
③金沢ならではの限定感(地元食材使用や本店限定商品など)

逆に、パッケージに“金沢”とか“北陸新幹線開業”と謳ってあるだけで、肝心のおいしさが重視されていない商品は誰しも買いたくないですし、我々金沢人としても自慢の銘菓をぜひとも選んで頂きたいと思っています。
しかしながら和菓子となると、割と大きい和菓子店と言えど大量生産が難しいですから生産量は限られます。数量限定で売り切れの早い商品もあるので要注意です。

上記①~③を重視し、私が勝手に選ぶ「金沢お土産ランキング」を作成してみました。(あくまで私が購入している頻度が高いお菓子のランキングです。)
観光で金沢に来られた方、または地元の方も手土産を持って行かなければならない時の参考にして頂ければ幸いです。

そもそも金沢人は本当にお菓子好き

ちなみに金沢人はお菓子をよく食べるのですが、それは支出金額の数字を見ても明らかなんです。和菓子のみならず洋菓子まで、各ジャンルで購入金額1位や上位が目立ちます。本当に金沢の人はお菓子をよく食べるんです。

家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)を参照
(※総務省統計局のHPより抜粋)
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm
●「菓子類」全国1位:金沢市 110,177円(全国平均 94,029円)
●「他の和菓子」(ようかん、まんじゅうは除く)全国1位:金沢市 14,022円(全国平均 9,217円)
●「ケーキ」全国1位:金沢市 9,370円(全国平均 7,671円)
●「チョコレート菓子」全国1位:金沢市 2,985円(全国平均 2,321円)

その他にも、「(カステラ、ケーキ、ゼリー、プリン以外の)他の洋菓子」全国2位、「アイスクリーム・シャーベット」全国2位、「スナック菓子」全国3位、「チョコレート」全国3位、「プリン」全国4位という上位に金沢市がランクインしています。

それでは【私が選ぶ金沢土産TOP20】です!

※このランキングは私個人の主観です(私の購入頻度が多いものが上位になっていますので、2023年度版までとは大きく順位が異なります)
※上記の通り、①地元に根付く歴史ある老舗菓子店のロングセラー銘菓であること、②おいしさで推せるもの、③金沢ならではの限定感(地元食材使用や本店限定商品など) のポイントに加え、お土産に好適なもの(賞味期限など)というポイントも重視して買っています。

2024年度版には番外編として、お日持ち1日の絶品スペシャルお菓子TOP5を下部に加えましたので、そちらもぜひご覧ください。

【私が選ぶ金沢土産 TOP20】

1位 松葉屋「月よみ山路」


だいぶ買いました。だいぶお世話になりました。差し上げるとみなさんもれなく喜んでくれるので、私も嬉しい。
松葉屋は小松にある創業170年以上の老舗和菓子店で、「月よみ山路」とは同店の代表銘菓である“栗むし羊羹”です。小松空港でも「お土産ランキング」1位。
何がすごいのかというと、どこを切ってもゴロゴロの栗に当たるんです。切っても切っても栗!これはインパクトあり。しっとりした蜜漬けの甘い栗に、むっちり食感の甘さ控えめのこし餡の蒸し羊羹が合わさります。
一度食べてハマっちゃう人続出。とっても美味しいので、誰かと一緒に食べないと、1本一人で完食してしまう恐れあり(笑)
お日持ちが常温で10日ほどあるのも手土産に最適。お味は2味あり、定番の栗もいいですが、クルミもイチオシなので、3棹セットにするのも良いと思います。ちなみに私はクルミ派、お酒にも合うんです。
購入は、本店(小松市大文字町69)、小松空港、金沢駅、金沢エムザなど。

「松葉屋」名物の栗むし羊羹“月よみ山路”は切っても切っても栗!チーズやお酒にも合う比咩くるみもオススメ

2位 諸江屋「生らくがん 濃茶楽雁」


江戸時代末期の嘉永二年(1849年)創業の落雁専門店「諸江屋」さんの“生らくがん”が絶品。特に「濃茶楽雁」がオススメです。
大きめの落雁にあんこをサンドしてあって、ほろっと崩れた落雁を、柔らかいあんが受け止めてくれるのです。香高い濃い抹茶と、甘くて品のある餡が調和します。

「落雁 諸江屋 にし茶屋菓寮」贈り物に”濃茶 生らくがん”が本当にオススメ!秋冬は卓上七輪で自ら焼くお餅の能登大納言ぜんざい、夏はオトナのかき氷をどうぞ!

3位 レスピラシオン(piso)「しあわせチーズ」


もう金沢の新名物として定着していますね。ミシュランガイド2ツ星獲得のモダンスペイン料理店「respiracion(レスピラシオン)」が販売するバスクチーズケーキで、その名も「しあわせチーズ」。ケーキは重厚感があるとろとろタイプで、絹のようになめらかな舌触り。チーズのふくよかさと酸味、生クリームのふくらみのある味わいが調和。目を閉じて美味しさに浸ってしまいます。
何回食べても本当に美味しい。金沢駅の百番街あんとのスイーツゾーンでも購入可能。加賀棒茶味などもあり。

「PiSO しあわせチーズ」レスピラシオンのバスクチーズケーキが絶品!お土産にも喜ばれる

4位 柴舟小出「山野草」


柴舟小出さんと言えば生姜煎餅の“柴舟”が有名ですが、個人的には生菓子の方が圧倒的に好きです。
お土産なら「山野草」がオススメ。「山」と「野」は、蒸しカステラと抹茶のそぼろ餡の2層で、「草」は小豆入り生地に加賀丸芋を使用。ふわっと軽くしっとりしており、上生菓子を思わせる繊細な食感。これぞ金沢の美味しい和菓子で、贈ったら喜ばれること間違いありません。
以前は箱売りだったのですが、金沢駅では最近3ピース売りもしていて買いやすくなったので、購入頻度が急上昇しました。

「柴舟小出」ふくさは100回食べた!お土産には「山野草」推し。金沢駅では3ピース売り始めたので購入頻度が急上昇

5位 hokka 北陸製菓「ビーバー」


北陸製菓の人気の揚げあられシリーズです。ご当地フレーバーが充実していてお土産に最適。
美味しさの秘密は、北陸産もち米に練り込んだ日高昆布で、旨味が後を引き食べ出したら止まらない美味しさなんです。
私のオススメは、白えびビーバーと梅ビーバー。その他にも、のどぐろビーバー、あおさ塩ビーバー、ふぐビーバー、カニビーバー、甘エビビーバーなどフレーバーが豊富。
パッケージも可愛く、さらに甘いお土産のラインナップの中に塩気の効いたものがあって重宝します。

「北陸製菓」hokkaのビーバーはもはや金沢土産の代名詞に。私が一番好きなフレーバーはこれだ!

6位 甘納豆かわむら「甘納豆」


金沢の三大茶屋街のひとつである“にし茶屋街”の一角にある甘納豆専門店です。
さまざまなタイプの甘納豆、さらにようかんや柑橘ピールの砂糖漬けなどもありますが、個人的にはオーソドックスな甘納豆シリーズの地物食材から選びます。特に「大浜だいず」が好き。珠洲狼煙地区にある「二三味(にざみ)農産」さんによって栽培されている“幻の大豆”を使用。絶妙な噛みごたえと、噛むほどに滲み出る濃い旨さは格別です。
販売は、百貨店や駅ナカなどでの取扱いはなく、基本的には本店(金沢市野町2-24-7)のみなので、手土産にするとレア度が高いですよ。

「甘納豆かわむら」この甘納豆を求めてにし茶屋街へ。賞味期限3日“したたり餅”もオススメ!

7位 ぶどうの森「かたぬきバウム」


人気キャラクターとのコラボレーションでもメジャーとなった、型抜きしながら食べるバウムクーヘンです。子供が大喜びするので、お土産に持っていくと株が上がります(笑)金沢バージョンには「ひゃくまんさん」や兼六園のことじ灯籠などもあり。

「ぶどうの森」金沢土産の新名物としてもはやメジャーになった型抜きバウム。子供大喜び!

8位 FILFIL「タブレットチョコレート」


“フランス料理と自然派ワインの小さなレストラン”を掲げる「FIL D’OR(フィルドール)」さんが新たに展開するクラフトチョコレートです。金沢駅の百番街あんとのスイーツゾーンにも出店しています。
チョコレートはカカオ豆から選定して作っているというマニアックなもので、カカオ豆も工房設備も技術も、ここ金沢で実現させたのだからすごいことです。金沢から発信するチョコレート、今後の展開も非常に楽しみです。

「FILFIL CACAO FACTORY & CAFE」フィルドールが展開するクラフトチョコレートとハンドドリップコーヒーのお店。土日祝の昼はパフェ営業

9位 もみの木カフェ「さつまいもワッフル」


買っている回数がめっちゃ多いのですが、お土産というよりも自家需要が多いので9位にしました。さつまいも味の焼き立てがとにかく美味しいです。
ベルギー人のロホンさんとパティシエの奥様ご夫婦のベルギーワッフルの専門店。本店は津幡にあり、2号店であるショップが金沢百番街あんと内にあります。
お土産売り場なのにオーブンもあって、焼き立てが買えるというのも最高です。甘いにおいに誘われます。
他にもお味はたくさんあり、包装されたものが買えます。プレーン、アカシアはちみつ、いちごソース、シナモンシュガー、まっちゃシュガー、金メダルワッフルなどなどあり。

「もみの木カフェ 金沢駅あんと店」ベルギーワッフル専門店。サツマイモワッフル美味しくてハマりました!焼き立て絶品


  
  

10位 甘納豆かわむら「したたり餅」


かわむらさんの商品はもちろん甘納豆がメインですが、かわむらファンなら知っている超人気の限定商品が「したたり餅」というお餅なんです(気温が高い季節を避けて販売)。
餡を求肥で包んだ生菓子なのですが、したたるようにやわらかいことからこの名前が付いています。
その由来のとおり、とろんとなりそうなお餅で、手で持つと、中の餡の感触がよく感じられます。求肥とあんこだしもっと甘いのかなぁと思いましたが、絶妙な加減に抑えてあるのがさすがかわむらさん。消費期限は短く、お買い上げ日から3日間です。

「甘納豆かわむら」この甘納豆を求めてにし茶屋街へ。賞味期限3日“したたり餅”もオススメ!


  
  

11位 すずめ「塩豆大福」


白山市で無農薬・減農薬でお米を育てる大規模な農家「六星」さん直営のお店。金沢駅内、近江町市場にもあります。
店前にたくさん陳列してある名物の人気商品で、1個から買えるのも嬉しい。
六星さんのもち米の美味しさもしっかり堪能できるのがこの大福の良いところ。黒豆の粒感と塩気、つぶあん、どれをとっても絶妙なバランスで、何度も食べたくなるおいしさです。

「すゞめ(すずめ) 金沢百番街店」白山市で土づくりからこだわってお米を育てる六星さんの直営店。塩豆大福大好きです!


  
  

12位 うら田「よもぎふくさ」


昭和11年(1936年)創業で、金沢の老舗和菓子店の中では新しい方(というのがスゴイ)ですが、ファンがとっても多いです。他にはないオリジナリティーが良いですね。「愛香菓」、「麦笛」、「さい川」、「加賀八幡 起上もなか」などの詰め合わせセットも良いでしょう。
個人的に好きなのは「よもぎふくさ」(春限定)で、うら田さんの季節菓子で一番好き。ヨモギ生地はフィルムに流してそのまま蒸し、それを外さずに餡を挟んであって、食べるときにフィルムを静かに取り外します。生地はモフモフ軽く、ヨモギの緑の風味が口の中で春を告げてくれます。

「うら田」金沢の人気和菓子店のひとつで、他にはないオリジナリティー溢れるラインナップ。愛菓菓、麦笛、唐崎、加賀八幡 起上もなか。私はよもぎふくさと兼六芋きんつばが好きです。

13位 あんこ&おやつCoji「コジどら」


21世紀美術館近くの柿木畠にある、自家製あんを使ったおやつ屋さんの、「コジどら」という名前のどら焼きがオススメです。
お店で炊き上げた自家製あんを蜂蜜黒糖入りの生地でサンドし、通常のどら焼きよりもひと回り小さめで、あんが球状になって入っていて立体感があるのが特徴的。コジぷりん、シフォンや焼き菓子も人気。

「あんこ&おやつCoji(コジ)」名物のコジどらは大好きなおやつ。自家製あんを蜂蜜黒糖入りの生地でサンド。コジぷりんもオススメです!

14位 清香室町「金澤文鳥〜加賀紅茶味〜」


2022年に突如として現れ、金澤新名物となったお菓子。同店は2代目と3代目が切り盛りする和菓子店で、金澤文鳥は新商品です。文鳥をデザインした個包装がとても可愛い。
お味は、加賀紅茶・加賀棒茶・珈琲などありますが、私は和紅茶である地元の“加賀紅茶”をベースとした羊羹が一番美味しいと思っています。イチジクやクランベリーなどのドライフルーツ入り。フルーツティーが凝縮したような味わいです。

「清香室町」金沢の新名物爆誕!「金澤文鳥」パッケージも可愛くてインパクトある。和紅茶とドライフルーツの加賀紅茶味が一番好きです

15位 菓匠高木屋「あんず餅」


私の金沢土産のド定番。たくさんの方に食べてほしいと、今まで何度購入したことでしょう。
オレンジ色の羽二重餅には、蜜漬けの丸ごとあんずが白餡と共に包み込んであります。あんずのフルーティーでジューシーな甘さが、白餡と絶妙なバランスで調和し美味。オススメの食べ方は、凍らしておいて半解凍が1番好きです。お日持ちが常温で3日というのも、手土産に心強いポイントです。

「菓匠 高木屋」名物あんず餅は私のお土産の定番!羽二重餅で蜜漬け杏を丸ごと包む。氷室まんじゅうは黒糖味もあり

16位 不室屋「生麩まんじゅう」


慶応元年創業、加賀麩専門店として名高い「不室屋」さんは、生麩・すだれ麩・車麩・飾り麩はもちろん、お湯を注いだらお味噌汁が出来上がる「ふやき御汁 宝の麩」も認知度高いですね。
よもぎを練り込んだ生麩でこし餡を包んだ「生麩まんじゅう」は、早めに購入しないとすぐなくなってしまうので、買えないことも多い。見つけたら必ず買いたい。

「不室屋」加賀麩の老舗。FUMUROYA CAFÉで食べられるお麩のもどき料理は新発見がいっぱい。麩レンチトーストおすすめ!

17位 不室屋「おやつ麩」


不室屋さんのお菓子の中でも、お土産にしやすいのが「おやつ麩」。パッケージも可愛く箱型になりました。スナック風にさっくり軽く仕上げ、バターの風味にもそそられて食べ出したら止まらない。お麩の新しい魅力に出会えるお菓子です。一度食べたらハマるはず。

「不室屋」加賀麩の老舗。FUMUROYA CAFÉで食べられるお麩のもどき料理は新発見がいっぱい。麩レンチトーストおすすめ!

18位 中田屋「ハローキティ きんつば」


金沢土産の和菓子で一番有名なものと言えば、中田屋さんの「きんつば」が挙げられます。ド定番は言わずもがなですが、2019年11月から発売になったハローキティコラボの商品がなかなかの良い商品でした。
個包装を開くとビックリ!何とりんごとリボンの焼印が。フルーツと白餡を組み合わせた新しい味わい。

「きんつば 中田屋」金沢土産のド定番。ハローキティーコラボがとても良い商品!能登大納言の洋菓子が食べられる甘味処 和味(わみ)も要チェック

19位 まめや金澤萬久「みたらし豆」


北陸新幹線開業前から発売となった新しい商品ですが、可愛らしいパッケージと素材にこだわった豆菓子のおいしさが受け、一躍人気ものになりました。大豆は、カリスマ農家「金沢大地」さんの国産有機大豆を使用。定番「みたらし豆」は、それを炒り豆にし、金沢醤油の甘辛醤油だれで香ばしく仕上げてあります。豆箱は九谷焼きの作家さんがひとつひとつ手書きをしたものなんですよ。芸が細かい~手がかかっています。
販売は、金沢駅、香林坊大和、金沢エムザなど。ネットでも注文可能。さらに東京でも買えるので、レア感は少ないかもですが、地元の食材を使用していますし、おいしくて可愛らしくて喜ばれる商品だと思います。

20位 俵屋「じろあめ」


こちらも金沢土産では有名。ドラマ「半沢直樹」にチラッと登場した際に、全国的にぐぐぐーんと認知度が上がった商品でもあります。創業は天保元年(1830年)。じろあめは、水あめ状のやわらかいあめで、原料はお米と大麦の芽(麦芽)だけです。お砂糖は入っておらず、人工甘味料や合成保存料も一切使用していませんから、お子様や健康に敏感の方も安心して食べて頂けるはずです。
販売は、本店(金沢市小橋2-4)、金沢駅、金沢エムザ、香林坊大和など。
ちなみに、本店では予約にて「じろあめ詰め体験」というのができます。

「あめの俵屋」名物じろ飴はお米と麦芽だけで作る懐かしいおいしさ~半沢直樹に登場し一躍有名に。本店ではじろ飴詰め体験もやってます!

【番外編】お日持ち1日の絶品スペシャルお土産TOP5

とっても美味しくてオススメだけど、お日持ちが1日なので、その日のうちにお渡しできて食べてもらえる場合に限られるタイムリミット付きの絶品お土産TOP5です。

●圓八「あんころ餅」

石川県を代表する銘菓中の銘菓。実はすごく手間がかかっているのをご存じでしょうか。
通常は炊いてあんを作りますが、圓八さんでは、「生あんを蒸して水にさらして灰汁抜きをする」工程を3回も繰り返しており、蜜を絡めて仕上げます。添加物などは入っていないため日持ちは1日。
ちなみに、小松空港の朝の飛行機に乗られる方は、あんころを狙っている方が多く、すぐ売り切れることも。香林坊大和百貨店、金沢駅でも売り切れが早いので見つけたら購入がオススメです。
竹皮の包みも懐かしさを誘って良いですね。あんには趣きある風味が移っています。こしあんはとっても口どけ良くなめらかで、程よい甘さと小豆の風味が素晴らしい。絶品!

「圓八(えんぱち)」あんころ餅は石川県代表の銘菓!おいしさの秘密はこの手間にあり!本店限定まんまるあんころも美味

●豆半(吉はし)「桃大福」※夏季限定

知る人ぞ知る名店。フルーツ大福シリーズの中でも特に好きなのがこの桃大福です。
熟れて糖度が高い桃は、大胆な1カットがドシっと入っていて、包んであっても立派な桃だということが良くわかります。今にもとろけて液体になりそうなやわらかい求肥と白餡、咀嚼した途端に果肉が果汁になるジューシーな桃が口の中で調和して絶品です。

「吉はし」知る人ぞ知る金沢の超名店。一線を画する繊細な生菓子(予約販売)。絶品!滴翠とは?いちご大福世界一美味しいと思う

●豆半(吉はし)「滴翠」※夏限定

“てきすい”と読む、名前から風流な夏限定の涼菓。
笹の葉に包まれ、見た目からもう涼しげ。蓮根のでんぷん、抹茶、能登のミルクを使用したオリジナルのお菓子で、能登産のミルクの優しい味わいに、抹茶と笹の葉の青い風味がのっています。

「吉はし」知る人ぞ知る金沢の超名店。一線を画する繊細な生菓子(予約販売)。絶品!滴翠とは?いちご大福世界一美味しいと思う

●豆半(吉はし)「いちご大福」※冬春限定

別格。いちご大福は吉はしさんが一番好きです。
イチゴの粒がしっかりと大きいので、大福自体の大きさも他店よりひと回り大きい。求肥は水分量が多くて繊細でとろんととろける。優しい白餡と、糖度高くジューシーで風味の良いイチゴの果汁と柔らかい求肥が口の中で一体になります。

「吉はし」知る人ぞ知る金沢の超名店。一線を画する繊細な生菓子(予約販売)。絶品!滴翠とは?いちご大福世界一美味しいと思う

●たい焼き工房 土九「金沢たい焼き」

店舗は4店舗ありますが、金沢駅でも買えるのはありがたい。しかも焼き立ても買えるので、自分用にも買って新幹線の中で食べることもできますよ。たい焼きの生地はオリジナルで、金沢の大野醤油(ヤマト醤油)と奥能登の天然塩を隠し味に使用し、石川県ならではの味に仕上げています。
お味は、定番の金沢たい焼き(粒あん)に加え、りんごカスタード、五郎島金時、能登大納言&白玉入り抹茶クリームなど。

「たい焼き工房 土九(つちく) 金沢駅あんと西店」金沢大野醤油と奥能登天然塩が隠し味。焼き立て絶品。行列人気に納得!

あくまで私が購入している頻度を元に作成しているランキングですが、お土産を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。