尾山神社さんからほど近くにある喫茶店です。黄色い文字の看板が目印。
不思議な店名は、ドイツのアーティストKurt Schwitters(クルト・シュヴィッタース)氏の建築作品「Merzbau(メルツバウ)」から来ているそうです。オープンしたのは2014年4月26日のこと。
お店は奥に長い造りになっており、レコードや書籍が所狭しと並んでおり、アットホームで店主のセンスが溶け込むレトロで温かな空間です。時間の流れ方がゆっくりとしている。
金沢では朝食が食べられるお店が結構少ないのですが、同店は朝から営業しており、トーストセットや朝カレーセット、名物「ミギカレー」や朝ハヤシと言ったモーニングセットが食べられます。厚みのある玉子焼きをサンドしたタマゴサンドも名物。
●ミギカレーオム(単品930円、ドリンクセット1150円)
名物ミギカレーのオムライライスのせです。
ちなみにミギカレーの意味ですが、カレーとハヤシのあいがけで、中央のライスで隔てられており、「右側がカレーですよ」ということ(笑)。右にカレーだからミギカレーです。
メニューに迷ったらミギカレー良いと思います。
ほんのり辛いスパイス感あるカレーと、まろやかで甘くコクのあるハヤシを行ったり来たり食べ比べできます。オム無しでも良いけど、たまご好きなのでやっぱりそそられる。
これは結構お腹いっぱいになります。
●タマゴサンド(720円、ドリンクセット940円)
たまご料理は同店のお得意メニューですね。
厚みのあるふるふるたまご焼きは、見た目からもう美味しいのです。
たまごをひたすら食べたいって時にぜひ。半分自家製ケチャップを塗ってもらいました。
●ふ風ドリア(700円)
なんと、「PHAETON」監修のカレードリアが登場。
名物のカレーととろけるチーズとたまごがマイルドに溶け合っており、熱々をフーフーして食べるのが美味しい。
薄くスライスしたパンを乗せてから焼いてあるのが肝で、こんがりきつね色に焼き上がっており、クルトンのような香ばしさとサクサク食感が加わります。胡桃の野趣とゴリゴリ食感もアクセント。
サイズは小さいので朝食向き。
ランチだど2個食べられるボリュームなので、マフィンを追加しました。グルテンフリーのマフィンを食べてみたかったので、ちょうど良かった。
●キャロットマフィン
同店のマフィンはグルテンフリーで、米粉を使用してあります。
ナッツとレーズン、ラム酒を効かせてあり、滋味がありしっとり大人味に仕上がっています。これはハマりそう。