「蕎麦 宮川」石臼挽きの自家製粉を10割の生粉打ちで。金沢市の山手、別所に車を走らせて。春のタケノコも楽しみ

料理: 6.9 その他: 6.6 ポイントについて
蕎麦 宮川 (そば みやかわ)
営業時間 11:30~15:00 ※売り切れ次第終了
定休日 火曜、第3水曜(祝日の場合は営業)
価格帯 900円~2,000円
訪問回数 5回

金沢市の山手、別所町にあるそば店。中心部から車を走らせて15分ほど山手に入ったところにあるのですが、途中竹林を抜ける際、町を見下す抜けの良い景色に出会いますよ。たどり着くまでもなんだかいい感じです。

同店は民家を利用したおそば屋さんで、店内へは靴を脱いで上がります。お座敷にテーブル席が並び、なんだかホッと肩の力を抜ける安堵感あり。障子戸越しにはお庭が拝見できます。メニュー表も凝っていて、団扇に書かれているんですよ。

おそばの特徴は、つなぎなしの10割だということ。原料は国内産で、主に福井県産を使用。石臼挽きの自家製粉で、玄蕎麦の挽きぐるみ(太打)、丸抜きの挽きぐるみ(細打)の二種類の粉を使い、生粉打で提供しています。

●つけ鴨そば 細打ち
そばは細切りでありながら跳ね返すコシが感じられ美味。まずは何もつけずに手繰るのがオススメ。つゆは化学調味料を使用せずに鰹や昆布などから取っており、そこに鴨の旨みも加わって相乗効果を発揮し、丸みのある深い味わいが完成しています。そばを食べ終わった後は、そば湯で割って味わい尽くしました。


●おろしそば

●天もりそば(1900円)
見た目にも豪華なおそば。これ人気メニューのひとつ。天ぷらは旬の野菜を中心にした盛り合わせで、塩・抹茶塩・カレー塩で頂きます。春はコシアブラやタラの芽などの山菜も天ぷらに加わっていました。

●ミニ天丼
ご飯はミニ天丼のみあります。お好きなおそばにプラスして天ぷらも堪能したい方にオススメ。天ぷら衣がサクッとおいしい。

・そば湯
とろとろタイプで、お粥を食べた時のように、優しく胃を撫でられるような心地良さがあります。

●そば茶ぷりん、アイス ※食数限定
プリンは甘さを極々控えめにした大人な味わいで、ふるふると口どけ良し。最初はそのまま、ふた口目からは黒蜜をかけてどうぞ。

●タケノコセット ※春限定
(タケノコご飯、タケノコ煮物、10割そば、寄せ豆腐、香の物)
4月下旬から5月中旬はタケノコがそばとのセットで味わえます。さすが山のそば屋さん。

この地区の土壌は粘土質で、地中のタケノコが空気に触れないため、白肌でエグミなく育ちます。「タケノコご飯」は、山の緑のすがすがしい匂いがほのめきたつような、風雅な味わいが口いっぱいに広がります。「タケノコ煮物」は、厚切りですが、繊維がやわらかいため、その食感に驚きがあります。また、素材の淡い味わいを引き立てるような控えめで絶妙な味付けが施されており、語り掛けてくるようなピュアな甘さが堪能できます。
竹の生長は大変早いため、タケノコとして食べられる時期は限られており、さらに「朝掘ったらその日に食べよ」と言われるくらい鮮度が大切な食材です。掘りたてに近いほど良いのですから、現地に出向いてこそおいしいタケノコに出会えるというわけですね。