「AMIYA(あみや)」ひがし茶屋街で輪島ふぐたたき丼やのど黒出汁のおでんが食べられる

料理: 7.0 その他: 7.0 ポイントについて
AMIYA (あみや)
営業時間 11時〜17時、夜は完全予約制
定休日 不定休
価格帯 ふぐとブリのタタキといくらのどんぶり(2,800円)、ふぐと紅ズワイガニとイクラのどんぶり(2800円)、輪島ふぐ丼(2000円)
訪問回数 1回

おでんと輪島ふぐのお店「AMIYA(あみや)」さんが、ひがし茶屋街に2023年3月21日オープンしており、すでに人気店になっています。
場所は、メインストリートの一本裏手の風情ある通りで、町家の佇まいが東山に溶け込んでいます。

同店では、輪島ふぐやのど黒といった海産物と、輪島「南谷良枝商店」さん製の発酵食品や加工品を主力に置き、海鮮丼をはじめとする料理を提供しています。輪島の良いものにこだわるというコンセプトが明確で、とても良いと思いました。美味しいものが食べられる期待感しかない。

ちなみに全国的には認知が低いかもしれませんが、実は能登は“天然ふぐ”の漁獲量が日本一なんです(トラフグだけではなく、マフグやクサフグなど種類は多いです)。能登では干物として食べるのが主流で、ふぐ専門店は石川県でも少ないので、レストランにふぐを食べに行くということがイマイチ根付いていないだけに、今回の試みは能登出身者としても応援したくなります。

【AMIYA メニュー】
ふぐとブリのタタキといくらのどんぶり(2,800円)、ふぐと紅ズワイガニとイクラのどんぶり(2800円)、輪島ふぐ丼(2000円)、輪島ふぐ天丼(2200円)
のど黒塩焼き(小2枚)定食(2200円)
能登ふぐ天ぷら(1500円)、輪島ふぐの一夜干しの焼き魚(800円)、いかの塩辛・麹漬け ゆず入り(500円)、母ちゃんのいか黒づくり ゆず入り(500円)
+400円でお好きな日本酒ぐい呑一杯
 
おでん各種(黒毛和牛の牛すじ、大根、車麩、赤巻き、じゃがいも、もち巾着、たまご、焼き豆腐、ちくわ、糸こんにゃく、厚揚げ、のと中島菜揚げ)
ちょこっとのみセット(3種類以上、+400円でお好きな日本酒ぐい呑一杯)

お米はもちろん能登産。世界農業遺産認定地で作られたコシヒカリです。
のど黒の塩焼き定食は、とても工夫が感じられます。年々高値を更新するのど黒は、手が出ないくらいの価格になってきましたが、同店では小さいのを2枚セットにして手頃価格に抑えてあります。
おでんは南谷良枝商店さんののど黒出汁を使用しており、金沢おでんとはまた別の独自のおいしさで勝負しているところもいいですね。このお店ならではのこだわりと、個性をしっかり出していて素晴らしいと思いました。

私が食べたのは、
●輪島ふぐ丼(2000円)
南谷良枝商店の輪島ふぐタタキと、長芋とろろをのせた丼ぶりです。


輪島ふぐをさっと湯引きしてあり、もちもちとしていて、口に滑り込んでくるとろろと同調し美味。薬味もアクセントに効いていて箸が進む。
イカ塩辛もご飯にぴったり。お味噌汁がアオサというのも、能登らしくていいね。オススメです!

能登出身の私にはお馴染みの味もあって、能登の景色が瞼に浮かんできました。
日本酒片手におでんとのど黒塩焼きというのもいいですね。

金沢の1番の観光地で、手軽に輪島のポテンシャルの高い食材が食べられて嬉しい。しかもふらっと入れる価格帯もすごい。
“輪島のおいしい”を発信する拠点としても一役担ってくれる一店だと思いました。
 
 

【AMIYA 人気メニューTOP5】
●輪島フグ丼、海鮮丼
●のどぐろ塩焼き
●フグたたき
●地ビール、地サイダー、地酒
●のど黒出汁のおでん

 
  

夜は予約にてコース料理が食べられます。

・トマトとモッツァレラチーズと輪島ふぐタタキ バジルソースで