富山にある知る人ぞ知る隠れ家すし店。(料理の撮影は不可)
席数が5席のみ・金土のみの営業ということも予約困難の理由の一つで、常に1年以上先までは埋まっているそうだ(2018年7月29日現在で、次の予約は2019年10月でした)。
場所も難易度高く、初めてなら必ず「ここでいいのか?」と迷いに迷うはずです。3階建てのビルの1階で、ガレージの奥の扉を開けたらお店。毎度、まずはたどり着けた安堵感をつまみに最初のビールを楽しむことになります。
(この扉の向こうがお店。)
料理撮影はできないのでひたすら美味しさに浸ることに。まずは小皿で繊細なお魚料理が心地よいリズムで続きます。工夫が凝らされており楽しい。内子も入ったワタリガニの小皿なんて最高だった。すしはネタによってシャリの種類や温度を変えてあって、例えば赤酢、胡麻を混ぜ込んだ香味を加えたものまで。最後のウニの巻物も良かった。味噌汁は魚介の凝縮、エッセンス。おぼろ昆布などで富山ならではの旨味の添え方も忘れません。日本酒は、満寿泉のPero、勝駒、林。
価格がとてもとても手頃なのも嬉しい。
秘密の場所を訪れている冒険心も良い味付けとなる。