近江町市場内にある海鮮丼とすしのお店。
金沢市内や近江町市場内に海鮮丼のお店はたくさんありますが、個人的にはここが一番好きです。というか、ここの「がすえびあまえび丼」がとにかく好き。
オススメの理由は、朝どれの新鮮なネタを使用していることはもちろん、器が2段になっており、ネタと酢飯を分けて提供してくれるところです。さらに、ご飯のボリュームや苦手な魚を丁寧に尋ねてくれるなど、とても心がこもった接客をしてくださるのも大好きなポイントです。
営業は朝7時からなので、朝食として利用される観光客さんも多くて、早朝から行列ができていることもしばしば。新鮮なお魚で1日をスタートするは金沢らしくていいかも。地元のリピーターも多いのが、おいしさと鮮度への信頼の証。
(店舗改装されて外観も内装も新しくなっていました。)
ちなみにいきいき亭さんは片町“金澤玉寿司”の別館で、片町店とここ近江町店の2店舗があり、片町店は居酒屋風です。ここ近江町店は、平成20年の近江町市場新装開店と共にオープンしました。
場所は、(近江町市場は入り口がたくさんありますが)名鉄エムザ前、武蔵の交差点に面した場所にあるので分かり易いと思います。店内はカウンター10席で、人の行き来ができないくらいこじんまりしたお店ですが、この感じもまたいいものです。さすが市場内のお店と言うだけあって活気も伝わってきます。
個人的には、何種類もの魚をのせた丼よりも、単体の魚で構成された丼が好きです。
●あまえび・がすえび丼(味噌汁付、2,200円)
これです、これ。
“金沢と言えば”の甘海老とガス海老を贅沢にのせた海老丼。両方を食べ比べしながら楽しめるのも良いです。
「今日出てる中で一番良いの入荷しました」のお声がけにもテンション上がる。
艶々しており透明感あって鮮度の良さが伝わってきます。これで2200円というのはお得感があります。
やはり器が2段になっていてネタと酢飯が分かれているのが良くて、自分のペースで食べ進めても、最後まで海老がピンとしたまま美味しく食べられます。
100円プラスすると、ご飯にガリと干瓢を乗せてくれます。
流通技術が発達したとはいえ、ガス海老は鮮度が落ちるのが早いため、地元消費が多い海老です。甘海老の美しい赤色とは対照的にくすんだ色をしていますが、甘海老よりも甘いと地元ではガス海老票が多い。地元だからこそ食べられる新鮮なガス海老は、透明感があって身が締まっておりとっても甘くて美味です。
甘エビのねっとりした甘さにも目尻が下がります。
海老頭の入った味噌汁付きでした。堪能!!
ぜひ食べてみてください!
(下記、以前の訪問にて)
●ミニ金沢丼(味噌汁付、1,600円)
金沢観光の場合、ここでお腹いっぱいになってしまうと、他で何か食べたくても食べられない可能性が出てきますから、そういった意味でミニは良いと思います。しかもお値段が良心的。ちゃんとネタが新鮮で美味しかった。
こちらも器が2段になっています。
●いきいき亭丼(味噌汁付、2,200円)
いきいき亭一番の人気丼。ネタが14種類と盛りだくさんで、ミニ丼よりものど黒の炙りなどが追加された豪華バージョンです。魚の切り身の他に、甘海老や白海老のむき身も添えてあって、イクラには金沢らしく金箔があしらってあります。しかもこのボリュームでこの価格は他ではなかなかない気がします。
ミニの方の味噌汁はお豆冨入りだったのに対し、こちらは具もグレードアップしてアラ汁でした。