「餃子菜館 勝ちゃん」創業1961年の小松で長年愛される名店。焼き餃子、塩焼きそばは必食です。

料理: 7.0 その他: 6.5 ポイントについて
餃子菜館 勝ちゃん (ぎょうざさいかん かっちゃん)
営業時間 11:30~13:30、17:00~20:30
定休日 水曜
価格帯 塩焼きそば(600円)、焼き餃子(7個500円)
訪問回数 5回

創業1961年の小松で長年愛される餃子の名店で、店主は高輪正勝さん。ご存じ「清ちゃん」高輪清さんの弟さんです(清ちゃんに関しては後記)。
同店も小松の食の代名詞ですね。場所は小松駅からほど近く、徒歩でアクセス可能です。


こういうお店が近所にあって日常的に食べられるって、小松の方は良いですね。地元の方は何百回と通われていることでしょう。
私はたまにしか行けないのでうらやましく感じます。遠方の方は小松空港利用の際にぜひ立ち寄ってください。

店名に付く“餃子菜館”に、餃子に対するこだわりとプライドが感じられます。
広い店内は活気に溢れおり、初めて行かれる方は予想以上のお店の大きさに驚くのではないでしょうか。

勝ちゃんの名物料理

●焼き餃子(7個500円)
代名詞である焼き餃子はマストオーダー。1皿7個ですが、小ぶりなのと美味しいのとで一人でペロリです。手作りの皮は焼き面が香ばしく、内包された餡がジューシーでこのバランス良さはさすが老舗だなぁと思いました。



●塩焼きそば(600円)
こちらも必食の1品。小松を代表するソウルフード“塩やきそば”のことです。麺はストレートでつるっと滑るような口当たりでもっちりした食感。絶妙な優しい塩加減は最後の一口まで飽きない美味しさ。たっぷり野菜ももりもり進み、あっという間にお皿は空。




●回鍋肉 ホイコーロー
回鍋肉丼もありましたが、ビールのおつまみとして単品で注文しました。じわじわ後を引く辛さでヒーヒー。まぁまぁ辛いので、丼だとご飯が進みそうでした。

清ちゃんのこと

小松には数々の中華料理の名店がありますが、最初はたった1軒のお店から始まったのです。そう、それが“清ちゃん”こと「餃子菜館 清ちゃん」です。
創業は1956年(昭和31年)で、店主は高輪清さん(「勝ちゃん」高輪正勝さんの兄です)。清さんが“餃子と焼鳥の屋台”を構えたことが始まりでした。
店主が高齢となったことで、65周年となる2021年(令和3年)の8月29日に閉店されました。90歳までお店に立ち続けました。
(ちなみに、北陸新幹線金沢が開業した2015年は清ちゃんにとってもアニバーサリーイヤーで、この時は創業60周年を迎えておりました。)
この世代の方って本当にパワーがありますね。北陸に中国料理店を広めた立役者、レジェンドです。

何年も前に取材に行った際に店主に教えて頂いたのですが、当時はまだ餃子を食べる習慣がなかったようで、定着するまでご苦労されたそうです。“餃”と“鮫”の漢字が似ていることから、「サメコと呼ばれたんだ」というエピソードも教えて頂きました。
店舖を構えた際は、当時はまだ北京鍋で炎を上げて調理する様子が珍しくて話題になったそうです。
また、清ちゃんと言えば、
ご当地グルメ「小松塩焼きそば」の発祥ともいわれます。その昔清ちゃんが美味しい料理を求めて中国各地を日本全土を回った際に出会ったのが“チャ-メン”と呼ばれる中国の炒めそばで、「無給で良いので教えてほしい」とお店に願い出て習得したそうです。そのチャーメンを独自に進化させたのが、「塩焼きそば」で、いまでは小松を代表とする名物として根付いています。