おいしくて手頃価格で、とにかく大好きなお店。大将は片町でずっとお店をされていた方で、「割烹勝一」と言えば地元の人は知っている人が多いはずです。その勝一さんがおでんもメニューに加えて始めたのがこのお店。場所は金沢駅東口方面。店内は厨房を囲むL字型のカウンター（2階もあるよう)。メニューはおでんを始め、お造りから煮魚、焼き魚、揚げ物、小鉢、おばんざいといろいろありますが、どれもリーズナブルで助かります。高級食材は使用していませんが、大将のベテランの腕でどの料理もおいしくひと技効かせてあるし、割烹の頃の料理をここでもしてくれているんだなぁ。と。
おでんは特にこんにゃくが好きです。手作りこんにゃくで、既製品とは違う“味わい”が美味。カウンターに綺麗に並んでいるカレイやのど黒の唐揚げは小ぶりのものですが、注文したら2度揚げしてくれて骨までサクサク食べられる。シメは「ミニ海鮮ごはん」。これがちょうどの量でリーズナブルでとても好感持てます。近江町市場などは観光客向けに高価な海鮮丼のお店が多くて、（中には良いお店もありますが）ほどんどのお店が地元民需要ではないですし。嬉しい一品。秋は新いくらもちょこっとのっていました。