「すし処 まる。」釣り好きが信頼を置くうまいすし店小松にあり!大将は毎日安宅漁港から海へ。珠玉ネタお好きな調理法で。このライブ感最高!

料理: 7.7 その他: 6.8 ポイントについて
すし処 まる。 (すしどころ まる)
営業時間 17:00~0:30
定休日 木曜、第2水曜 年末年始は定休
価格帯 3000円〜10000円
訪問回数 2回

小松駅からほど近い商店街の一角にある人気すし店。釣り好きからの信頼度も高い理由は、大将の三浦良順さんが毎日のように安宅漁港から海に出て魚を獲りに行くから。“お店の冷蔵庫が海”という感じです(笑)本当に。市場からの仕入れも含め、同店のネタケースの画力の強さが半端ないのです。珠玉ネタが並ぶ。カウンターに座ったら一目瞭然です。そしてそれらのネタを好きな調理法でオーダー出来るのも嬉しい。「大将、これにぎりで」「大将、これ煮付けで」と、ライブ感がすごいんです。これも大将が魚を熟知しているからこそ。大将は魚の話とくれば、今はどこでいい魚が上がるとか、笑顔をこぼしながら楽しそうに話してくれて、人柄の良さが溢れています。また、店内には釣り竿などの釣り具がところどころに見受けられ、釣り好きでなくとも気持ちが高揚してきます。夜遅くまで営業してくれているのも有難く、深夜までおいしいおすしにありつけるのはすごい。しかも日曜の夜も営業しています。オープンしたのは2009年5月21日なので、2019年で丸10年を迎えていました。



席はネタケースがあるカウンターとその後ろの小上がり、個室があります。が、やはりカウンター狙いで訪れたいですね。地元の常連さんも多いからでしょう、喫煙可なのだけはしょうがないかなと。
ともかく肩肘張らずにうまいすしが食べられるなんて最高。もし金沢市中心部にあったら人気で大変なことになるだろうなぁ・・・。金沢からここまで来るのはちょっと大変なのですが、小松駅前なので電車でアクセスするというのもアリだと思いました。その方が飲めるし。

(最終訪問 2019年12月25日)

まずは少しお刺身を。
●フクラギ、ヒラスズキ、ガスエビ
ヒラスズキは、イワシやカニを餌にしており、荒れた海にいるので筋肉質で食感良くてうまいよ!と店主がオススメしてくれただけあって絶品でした。

ガスエビの頭は焼いてくれました。焼いた甲殻の香ばしさ。日本酒が飲みたくなり神泉を注文。



●ハタハタ煮付け
オススメのネタに「ハタハタ」があったので煮付けで注文したら、おいしさを蓄える立派な子持ちのハタハタでした。

●鰤カマ
輪島の能登鰤12.5キロ。おいしい部位を少し焼いてもらいました。皮目パリパリ、箸を入れると中はほわっとやわらかい。口の中で美味しい脂がほとばしります。
大根おろしにお醤油。そして紅芯大根にレモンを絞ると紫色がピンクに。

●鰤にぎり
真っ白なのは脂の多い部分だから。養殖ではなく天然ものなので脂がさらっとしていて甘い。美味。

●能登ヤリイカ
ヤリイカに細かく包丁を入れて甘さを表に出し、食感もソフトに。その甘さに同調するウニも抱き込んだにぎり。シャリと共にイカがほどけ、うにが溶け合う。うまい。

●香箱ガニ軍艦

●鯖すし
目の前で作っていたのを見て、カウンターの人全員が「わたしもそれ食べたい」と注文(笑)


●涙巻き
レベル1から6まであります。手前がレベル2、奥がレベル6。レベル6は裏巻きになっていて、もはやアボカドみたいですね。お好きな方はどうぞ。(私は苦手なので頂きませんが)

●たまご

●味噌汁

価格はこの日、一人7000円未満でした。また行きます!