富山で超人気のマカロン屋さん(テイクアウトのみ)です。
店名の「J(ジー)」はパティシエ Josselin Rimbod(ジョスラン・ランボ)氏の頭文字から取っています。(フランス語はJとGの発音逆ですから、Jはジーと発音)
シェフは、フランスを始め、イタリアやデンマーク、カナダの一流レストランで修行をされ、タヒチのボラボラ島メリディアンホテルスーシェフ、さらにはフォーシーズンズリゾートホテルで腕を振るわれた実績もある実力派。
場所は富山の中心部エリア“総曲輪(そうがわ)”なのですが、大通りに面しているわけではなく、裏通りの一角にポツンとあります。富山駅からは徒歩であれば約15分、路面電車なら「丸の内」で下車するといいでしょう(そこから少し歩きます)。駐車場は2~3台分ありますよ。
店内は明るいスプリンググリーンを基調にしていますから、まるでフランスのパティスリーに来たような雰囲気が漂います。厨房はガラス張りになっており、シェフがマカロンやケーキを作る様子を見ることができます。
「ようこそ」と言わんばかりに優しくアイコンタクトをくれたシェフ。
店内には、フィナンシェやガレットなどの焼き菓子やコンフィチュールが並んでいますが、一番に目に飛び込んでくるのは、マカロンが並んだショーケースです。思わず「わぁ~キレイ~」。同店のマカロンの魅力は、美味しさもちろんのこと、まずは食べる前にウキウキをくれること。眺めているだけで幸せになれる色彩の美。1個のマカロンを半々で色を変えてあるので、より一層カラフルに見えますね。目移りしちゃって、すぐには選びきれません。
コレクションは全部で30ほどあるそうです。新作や季節限定も出てきますので、通う楽しみもあり。
ただ、人気のため完売が多いので、訪問時間には注意。できるだけ早い時間がオススメです。
(店内撮影可能)
●さくら(2022/3/9)(左)
3・4・5月限定のマカロン。桜色と鶯色のが春を思わせます。
色合いそのものの味わいで、口の中いっぱいに桜の風味が広がる。人気ナンバー1になるほど。
●くろもじ(2022/3/9)
富山県利賀村産の黒文字を使用した、山の爽やかな風味が広がるようなマカロン。
●ローズヨーグルト(左)
可憐でフレッシュなバラの風味が口の中にパァ~と広がり、目を閉じればバラ園の中に居るよう。ヨーグルトが味わいに落ち着きを持たせ、一口で乙女になります。
●ムッシュー・ジー
店名を冠するスペシャリテ。富山県産池多りんごとシナモンとキャラメルで構成されています。シナモンがややしっかりめに効いていて、シナモン好きはハマること間違いなし。
●エキゾチック(左)
パッションとグアバとレモンの、爽やかでジューシーな南国リゾート感溢れる味わい。
●ショコラパッション
気品あふれる濃厚ショコラに元気のある太陽のような味わいがマッチ。
どれも風味を意識した立体的な味の組み立てで、1つ1つが美しいので、プレゼントにも喜ばれること間違いなし!