8番らーめんが2019年4月1日から期間限定で販売する「野菜ゆず塩らーめん」を、河北にあるハチバンフーズパークで開催された試食会にて味わってきました。「え?今回はゆずがメインなの?」「肉とかピリ辛とかパンチ効いたやつじゃなくて?」という声も聞こえてきそうですが、試行錯誤あって生み出された味というだけあってさすがに美味しかったです。販売は4月から約1ヶ月という短い期間を予定しているそうなので、ぜひ期間中にお試しください。
ゆずは風味を味わうもの。みかんなどの他の柑橘と違って果肉は可食には向きませんが、お料理の風味づけとしての名脇役。また、アロマオイルやゆず風呂としても活用されており、ゆずの風味に期待するものは大きいですね。いい香りだわぁ。
(小鳥のようにいつも肩にのせていたい)
(ゆずは幸せ。ゆずに囲まれて生活したい)
(意外とお茶目なんですよ、わたし)
それでは新作、早速紹介していきます。
●野菜ゆず塩らーめん(期間限定:4月1日から約1ヶ月、税別690円)
8番らーめんの定番である「野菜らーめん塩」にゆずを加えたイメージです。ですから、ある意味いつも通りの“野菜らーめんを食べる感覚”で、飽きずにおいしくもりもり食べられます。
ちなみに8番らーめんの人気らーめん、揺るぎないトップ2は「野菜らーめん味噌」と「野菜らーめん塩」です。シンプルイズベスト。シンプルこそがベストオブベストなのだなぁと確信。
ゆずは国産ゆずを使用しており、それを3通りで加えています(①果汁、②ゆず胡椒、③ゆずピール)。ただ、ゆず胡椒が入っているとはいえ、ピリリとくる辛さが強すぎるわけではなく、8番さんらしく、子供から大人まで、おいしく食べられる味に完成させているのはやはりすごい。かなり研究されたそうです。子供にだけウケる味、大人好みの尖った味にはすぐできますが、ちょうど良いところで完成させるのは確かに難しいですね。
運ばれてくると同時に鼻孔をくすぐる柚子の風味、なんだか癒される〜。胸いっぱい吸い込みたくなります。そして野菜の緑に柚子の黄色が映えます。なんか春色。
塩スープに柚子の風味が溶け合い、スープ一口目で心地良い気持ちになれる。通常の塩スープにのった、ゆず胡椒のほんのり感じる辛みが塩スープにキレを加えています。トッピングのお肉は国産鶏むね肉で、オイルに浸して低温加熱調理しチキンコンフィにしてあり、低反発感のあるソフトな食感。そこにシャキシャキとみずみずしい水菜が添えてあります。
風味よく野菜もりもり進んで後味さっぱり、何度でも食べたくなる味。
そしてもうひとつお楽しみが。
●〆の茶漬けライス(税別100円)
これを注文して、ゆず塩のらーめんスープをかけたらお茶漬けの完成。これが予想以上においしく、オススメできます。塩スープの塩気がちょうどよく、白いご飯にぴったり。野菜などの旨味が染み出たスープをご飯が吸うのだ。
よっ!みんな大好き8番らーめん!
ぜひこちらの特集記事もご覧ください。
「石川県民の8番らーめん愛がスゴイ!50年以上の歩み。愛され続ける5つの理由とは。安定感と安心感、でもたまにやってくれるところが好き(笑)」
https://food-japon.com/hachiban-ramen