料理の鉄人が実演「Top of Cook 2019」道場六三郎氏、坂井宏行シェフ、陳建一シェフ。辻口博啓シェフのスーパースイーツ調理専門学校の名誉教授による夢のオープンキャンパス。ランチは落合務シェフ。私は料理解説をしました!

2019年6月30日は、私も特別講師をしている「スーパースイーツ調理専門学校」にてスペシャルイベント「Top of Cook」が開催されました。年に一度のこのイベント、なんと!名誉教授である「料理の鉄人」 道場六三郎先生、フレンチの鉄人 坂井宏行シェフ、中華の鉄人 陳建一氏が料理デモンストレーションを行います私は料理解説をさせて頂きました。来場者全員分の試食が各デモで準備されますので、目の前で調理を見ながら、解説を聴きながら、味わっていただけます。さらに昼食も準備。
(※このイベントは基本的にはオープンキャンパスとして開催しており、入学を考えられている主に高校生が対象です。)

まずは道場六三郎先生の実演からスタートです。本年は「鮎そうめん」を披露くださいました。もちろん、あの“命の出汁”も目の前で実演してくれました。
川のように美しく流れるようなお素麺を作るコツも、なるほど勉強になりました。鮎、茄子のオランダ煮、オクラ、トマトは粉を纏わせて揚げて出汁を吸いやすくして。

フレンチの鉄人、ムッシュこと坂井宏行シェフは「カブと鯖のセルクル仕立て」です。小さく抜いた蕪をセルクルの側面に並べます。鯖はなんと鯖缶を使用し、ソースを合わせて中に詰めます。蕪で蓋をして葉を付け、蕪そのもののような仕上がりに。白がパッと映え目に爽やかで、初夏を思わせる一皿です。

中華の鉄人 陳建一シェフは“四川飯店”のスペシェリテである「陳麻婆豆腐」を今年も披露してくださいました。
四川料理は唐辛子の辛さと山椒の痺れが特徴的な“麻辣(マーラー)味” が特徴的ですが、それだけでなく“香り”を味わう料理でもあります。実演では今年も120人分の試食を目の前で仕上げてくださいました!炎の熱気と、食欲をそそる焦がし山椒などの香りに教室内が包まれました。大迫力!胃の中で燃えるような辛さ、後引く苦味、さらに豆鼓や醤から醸し出される深いコクもあり、食べ出したら止まらないうまさです。


スーパースイーツ製菓の学校長辻口博啓氏によるデモは、スペシャリテである「セラヴィ」と飴細工の融合です。みるみるうちに立体的な飴細工が完成。花器としても飴を使い、生気を吹き込ませています。


ランチは、イタリアンの落合務シェフが料理長となって、学生たちが料理を作りお客様に振る舞いました。魚介の冷製 玉ねぎのムース、ペンネ ディスグラツィアータ、プロシュートコット 白桃ソース。

昼食後はトークショーを行い、名誉教授のみなさんに料理人として大切なこと、料理への思いなどなど教えていただきました。本当に貴重なお話ばかりで、来場のみなさんは頷きながらお話を聞かれていました。

こんな夢のようなイベントもスーパースイーツならでは。
授業では実際に名誉教授が生徒たちに教えてくれますよ。
スーパースイーツ調理専門学校 スーパースイーツ製菓専門学校

名誉教授のみなさん、ありがとうございました!!