能登の地乳とそのミルクを使った商品を販売する「能登ミルク」さん(能登地区5軒の酪農家と提携)が、2018年4月7日に「能登ミルクファクトリー」というジェラート店をオープンしました。同店は、能登ミルクの社長である堀川昇吾さんの長女である宙(そら)さんが店長を務めるお店。彼女は東京とイタリアで修業し、なんと国内最年少でジェラートマエストロの資格を取得したんです。応援したくなるー。がんばれー!
場所は、湯の香漂う和倉温泉の街の一角です。
(最終訪問 2020年9月28日)
外観も内装も趣向が凝らされていて、可愛らしい演出にいちいちハッピーになります。
照明は乳缶で作られています。この乳缶は本物で、西出牧場さんで40年前に実際に使ってたのをリノベーションしたそうです。センス良い。
クッションも面白い〜!小指立ってる〜笑
お外の手洗い場にも。
ジェラートは揚げ浜塩や能登町ブルーベリーなどの地元食材をシンプルに使ったものから、抹茶レアチーズや杏仁ピーチなどがケースに多種並んでいます。迷います。ああ、どれにしよう。
価格は、シングル380円、ダブル480円。
ちなみに1番人気はやはりシンプルに能登ミルクのおいしさが伝わる「能登ミルクジェラート」。なんでも同店のジェラートは、通常ミルク60パーセント配合のところを、80パーセントまで引き上げ、ミルクのおいしさが前面に伝わるようになっています。
●能登ミルクのむヨーグルト、能登イチジク(ダブル480円)(2020年9月28日)
のむヨーグルトジェラートはヨーグルトをそのまま食べているような鮮烈な美味しさ。酸味のバランスも良く美味。
能登イチジクは果肉入りで食感に粒感あり、果肉の甘さがミルクに溶け合います。秋の味。
●「宙(そら)」(+100円)、ほうじ茶(2018年10月17日)
宙さんの名前をつけた同店のスペシャリテ。同店では2番目に人気のジェラート。杏仁、マンゴー、ブラッドオレンジのコンビネーションで、杏仁の風味に元気ある南国の味わいがマッチした宙さんらしい可愛らしいお味の一品。
ほうじ茶は近年ブームですが、金沢を中心に石川県では昔から飲まれています。やはりほうじ茶の香ばしい風味がいいですね。鮮烈なミルク感も相まって美味です。オススメ!
●能登ミルクカフェラテ
ジェラートの他にも、オリジナルグッズ、能登ミルクパンや能登ミルククッキーなどありますので、お土産にどうぞ。
とにかく魅力いっぱいのお店。和倉に来たらお立ち寄りをオススメします。