「山水荘」人気の能登島の民宿 “島時間 海の宝を味わう宿”に納得。料理がすんごい!舟盛りもインパクトあり

料理: 7.5 その他: 6.7 ポイントについて
山水荘 (さんすいそう)
営業時間
定休日
価格帯 1泊2食(舟盛り付)14,000円~ 他プランあり
訪問回数 1回

能登島の先端、祖母ヶ浦(ばがうら)という場所にある民宿。“島時間 海の宝を味わう宿”というキャッチコピーそのもののいいお宿でした。民宿というと、地元のおいしい料理に期待を寄せる反面、なんだか不便が多そうなイメージを勝手に持ってしまっていますが、同民宿は2014年6月に全館リニューアルオープンをしており、お部屋やお風呂などのハード面が新しく、空調もしっかりしています。しかも価格は民宿プライスのままで手頃なのが嬉しい。
店主の石井直人さんは金沢の料亭「浅田屋」さんご出身で、料理のレベルが高いことに納得です。食材は目の前の海から上がってくる鮮魚を中心に、野菜やお米は自家栽培のもので、ピンピンツヤツヤと活きの良さが一目で分かります。また、石井さんはこの辺りの民宿店主の中では最年少(昭和58年生まれ)ということで、親しみやすいのもまた嬉しいことです。
場所は、能登島大橋を渡ってからは20分くらい走らなければならないので、初めての方は不安になる道のりですが、ナビを頼りにして、ぜひ島の風景を楽しみながら訪れてください。お宿の向こう側はすぐ海ですから、到着して車を降りると、潮風に頬を撫でられます。

※予約やその他の料金プランは山水荘さんHPからご確認ください↓
http://user.notojima.jp/sansui/price.html
   

(数年前のレポートなので、再訪したら更新します。雰囲気など参考までに。)


客室と客室から見える海。お部屋は4部屋あり、3部屋から海が臨めます。


浴衣は12種類から選べました。

お食事処は1階で、
畳にテーブル席が並べてあります(なので足も楽で過ごしやすいですよ)。
(※料理は一部)


  
・先付
イカの麹漬け、ナマコ酢、たなご

ホタルイカは、ごま油をほんのり効かせてあって、風味の演出も忘れません。まずはこれをつまみに一杯。なんておいしいんだろう~と幸せに浸っていたのですが、凝った先付はこの後訪れるサプライスのプロローグでした。

・お造り(2人前)
度肝を抜いてくれたのが、ジャジャジャーンと登場した
舟盛りです。お魚は、鰯、タコ、サヨリ、ヤリイカ、8.5kgの鰤、サザエ、活ホタテ、ボタンエビ。こんな贅沢があっていいのか!!これは2人前ですが、人数が増えるともっと巨大になるんだろうなぁ。


タケノコバチメ

・のど黒塩焼き(水揚げがあったときのみ)
これだけでお腹が膨れるくらいの大きいのを独り占めでした。

・蒸し牡蠣
カキは卓上で蒸し焼きに。海水の塩味がいい味付けに。


・能登牛
ここまでは魚、魚、魚でしたが、能登牛も登場し良いアクセント。味付けも程よく甘辛にしてあって、魚疲れしない嬉しいひと工夫です。もちもちのレンコン団子もおいしい。こういうところがさすがだなぁ。満腹の胃にすんなりおさまりました。

お酒を続けていたのと満腹だったので頂かなかったですが、この後はお食事です。かなり満腹になり、いい気分でお風呂に入ってぐっすり。

そして翌朝は、またもや朝獲れたての魚や自家製米がいただけるという。


こんなに贅沢してもお財布に響かないのは、能登島だからなのだろうか。
もし不漁でも厨房に大きな水槽があるため、いいお魚が食べられるのは心強いですよ。
金沢からだと安近短で楽しめる激アツ民宿です。