「鮨いくた」金沢片町中心部にオススメすし店あり。名店で腕を振るった大将が独立。赤酢使用した、好みど真ん中のシャリでした

料理: 7.5 その他: 7.5 ポイントについて
鮨いく田 (すし いくた)
営業時間 【昼】12:00〜14:30(最終入店13:00)、【夜】18:00〜22:00(最終入店20:30)
定休日 火曜・不定休あり 予約とお問い合わせは10時〜12時、14時〜18時に電話にて
価格帯 にぎりのみ(昼のみ) 5,500円・7,700円、つまみ+にぎり 11,000円・14,300円(税込)
訪問回数 1回

2020年9月に暖簾を上げたすし店。大将の生田さんは、「鮨みつ川」や「鮨歴々」など同グループで6年間腕を振るわれた方です。
場所は、「一献」の跡地と言ったら分かる人が多いはず。「宇宙軒食堂」「一平鮨」の斜向かいです。
白地の暖簾が掛かり、店前から凛とした雰囲気が漂います。お席は一献さんの頃と同じくL字カウンター8席で、すし店にするにはとても適した間取りです。
コースは、昼はにぎりのみのおまかせコースが価格違いで2種類(税込5,500円と7,700円)と、つまみ+にぎりのおまかせコースが2種類(税込11,000円と14,300円)があるので、4種類あることになります。
夜は、つまみ+にぎりのおまかせコース2種類(同上)で営業。

私は昼に訪問し、(お酒控えているので)今回はにぎり7,700円コースにしました。お酒を飲まないなら昼はこれが良いなと思いました。

感想は総括にて。
お米は石川県産コシヒカリの新米と古米のブレンドで、お酢は赤酢を100%で使用し軽めに効かせています。この古米ブレンドが良く、効果的にご飯の輪郭を出し、咀嚼させることで湧き出る旨味が熟成された赤酢に調和し美味でした。シャリの形状は丸みのある卵型に握られているのが特徴的で、温度にも気を配ってあります。ネタは、地物を中心に大将が釣ってきた魚も取り入れてあるという心躍るラインナップ。調理法や薬味で味を変えながら飽きさせない組み立てです。
大衆魚も美味しく昇華させてあり、個人的には雲丹以外は好きでした(雲丹はお客さんのリクエストもあるのだろうけど、無理に入れなくても良いかなと思いました。良いものあれば別ですが。そこは好みです)。
あとは、みつ川さんの接客は結構高圧的に感じていた方が多いようですが、生田さんは物腰柔らかくて心のこもった接客をしてくださって、美味しいおすしをより一層美味しく頂けます。
ぜひ行ってもらいたい!本当に素敵なお店です。
この感じで細部まで凝り出したら、一気に予約が取れないお店になりそう。
おすしって皆さん個々に好みがありますが、私はシャリがど真ん中で好きなタイプでした。

それにしても、昼はコース4パターンもあって皆さん違った注文をされる中で、大将はそれを同時に全てこなされていて頭が下がりました。同時スタートのコース1種類ではないので。


●にぎりコース(昼のみ)(7700円)
(写真ギャラリーです)
・アラ
大将が珠洲で釣ってきたアラを1週間熟成させ、皮目を炙って。

・アオリイカ
身を三枚におろして身の甘さを最大限引き出し、大葉を挟んで和の爽快な風味を乗せて。

・サクラマス漬け、木の芽

・フクラギ 藁焼き

・ガス海老 炙り

・鯵

・トロ

・トラフグ 金沢港
筋肉のシャクシャクとした食感が歯応えに感じられるトラフグでした。

・カワハギ 肝のせ
新鮮だからこそのできる肝のせ。フレッシュな身にふくよかでさっぱりとした肝がソースのように重なります。

・のど黒 氷見
炙ることで滲み出た甘い脂と、レア状態のほちゃほちゃな身が溶け合う。

・雲丹

・うなきゅう
鰻と胡瓜、胡麻を振って海苔でくるっと巻いてコースの締めに。

・味噌汁 アカモク
能登の海藻の一つアカモクのお味噌汁。潮騒が溶け合い美味。