「tannir(タンニール)」平日看護師・週末カレー屋。やきとり横丁の間借り南インドカレー(玄人向け)通称“裏卍郎”に名前が付きました!

料理: 7.5 その他: 6.8 ポイントについて
tannir (たんにーる)
TEL
営業時間 18:00〜23:00(L.O 22:00)
定休日 火水木金土 (日曜・月曜のみ営業)
価格帯 2000円〜
訪問回数 2回

片町エリアにある集合型酒場「やきとり横丁」の一角にある「やき鳥 卍郎」が、2022年11月より店舗シェアとして、定休日である日曜・月曜限定で南インドカレー店として営業をしています。大衆的で昭和な雰囲気の、3坪6席というコンパクトな空間、そこに南インドの風が吹いていて、この違和感が新鮮でドキドキします。店名がずっと無かったので通称“裏卍郎”と呼ばれていましたが、名前が決定して「தண்ணீர்(タンニール)」として営業しています。この秘密感もそそられる。

卍郎の暖簾が↓このようにかかっていたら、裏卍郎「タンニール」の日!

卍郎の大将は和田知晃さんですが、裏卍郎で料理をするのは華奢で色白美人の“桃ちゃん”さん。
桃ちゃんは本業が看護師だそうですが、スパイスの世界にハマり、南インドカレーを独学で習得。これまでポップアップイベントにて作っていた南インドカレーを、店舗で提供することになりました。経験を積んでいずれはお店を構えたいそうです。
現在は平日は看護師としてお仕事をされていて、日・月のみカレー屋さんです。
とても研究熱心で“日本人に媚びない現地の味”を再現しておいしさを探求しているので、同店にはカレー通のお客さんが集まります。会話で聞こえてくる単語からも、スパイス玄人さんが多い雰囲気。
なんだかとてつもないポテンシャルを秘めていそうなところも、通を刺激する要因なのだと思います。

かくいう私は、南インド料理自体経験がまるでないのですが、それも含めて楽しい。
(なので料理名間違ってたらすみません。解説も詳しくできませんが)
あと、全部辛い訳ではありませんが、日本人の味覚に媚びない辛さで作っているので、辛いのが完全にダメな方には不向きだと思います。辛さゼロだと美味しさとして昇華させられない料理もあるのですよね。
メニューは、前菜から一品料理、カレーも数種あり。アラカルトで注文できる気軽さと、手頃なお値段もいいね!

席数が少ないので、予約にて訪問が良いと思います。
ご予約は桃ちゃんインスタからどうぞ↓
@momoyoindi.anmeal

2023年9月17日:マトンボールカレー、チキンケーララ

カウンターではお客さんが熱いカレー談義が繰り広げていて、聞いているだけでもそわそわしてきます。カレー通が通うお店として定着してきた感じがしました。いいね!
今回のお品書きは、結構尖った、マニアックなラインナップでそそられました(後記)。

注文したら、パパドとビールでお料理を待ちます。

●ディープフライしたチキンのスパイスオイル漬け ココナッツ香るケーララ仕様(450円)
チキンのピクルスです。旨味とスパイスが凝縮されていて中毒性あり。ビールも進みます。

●ゆで卵にフェンネルが香る炒め玉ねぎのコクのあるマサラを絡めた一品(500円)
スパイスのシャープな辛味と豊かな風味が広がり、卵黄のコクが辛味を緩和させてまとめあげます。美味。

●ココナッツとヨーグルトベース ミント香るマトンボールのカレー(1000円)、長粒米追加
マトンのミートボールカレーです。レンコンのカットがゴロゴロ入っており、食感のアクセントになっていました。グレイビーにココナッツの妖艶さとヨーグルトの酸味が調和し、ミントの爽やかな風味がスッと持ち上げて鼻腔に広がります。玄人向けではあるのですが、ハマる味。

(2023年9月17日のお品書き)
【前菜、一品もの】
・ひよこ豆ベースにほうれん草を練り込み揚げた豆スナック(600円)
・ディープフライしたチキンのスパイスオイル漬け ココナッツ香るケーララ仕様(450円)
・ゆで卵にフェンネルが香る炒め玉ねぎのコクのあるマサラを絡めた一品(500円)
【本日のカレー】
・ローストスパイスが香ばしい黒胡椒が効いたチキンカレー(800円)
・ココナッツとヨーグルトベース ミント香るマトンボールのカレー(1000円)
・酸味とほのかな燻製香が効いた南インドのフィッシュカレー(秋鮭)(1000円)
・インドの長粒米+パパド(350円)

2022年12月 ムッタアチャール、ミーンポリチャトゥ、チキンチュッカ

(まだこの頃は店名がなくて“裏卍郎”と呼ばれていました。)
2人で訪問していろいろ食べました。中でも個人的に特に好きだったのはチキンチュッカ。あと、チキンビンダルーとポーサニッカイクートゥ。

●ムッタアチャール
卍郎の大人気ポテサラに、半熟卵のスパイスオイル漬けをドンと乗せて。鼻腔をくすぐるスパイスの香りで、一品目にウォーミングアップ。

●南瓜のクートゥ
南瓜をベースにしたほっこりした味わいのクートゥ。ココナッツの妖艶でミルキーな味わいに、豆の穀物の滋味が重なる。

●ミーンポリチャトゥ
魚のバナナリーフ包みは、ケララ州の冬のご馳走なのだそうです。こちらはカマスを使用。
ペースト状のスパイスでマリネしてから蒸し焼きにしてあるので、味も風味も馴染んでいます。

●チキンチュッカ
これが一番好きでした。豊かな風味のマサラが絡むチキン料理。
鶏を一旦セミドライにしてあるのがポイントで、旨味が凝縮されていて美味でした。

●チキンビンダルー
ゴア地方のクリスチャンのチキンカレーなのだそうです。ビネガーの酸味を効かせてあり、食べ出したら止まらない。

●ごはんセット
インドのバスマティライス、パパド、卍郎お漬物
ご飯がバスマティなのが激アツです。細長くドライでパラパラしており、芳香がスパイスに相性良し。

●マトン コラウールンダイ
マトンのミートボールカレーで、トマトの旨味と酸味、ヨーグルトの爽やかさ、ココナッツのまろやかさがホロホロとやわらかいマトンに溶け合います。

「やき鳥 卍郎(まんじろう)」木倉町やきとり横丁にある穴場店!3坪6席、営業は木金土のみ