七尾市にあるシックでカッコイイ焼鳥店です。能登で魚以外はここがオススメのひとつ。デートや仲間と飲みに来るお店としても良いでしょう。
七尾の中心部にある一本杉通りは、土蔵造りの醤油蔵、昔ながらの蝋燭店や昆布店などが立ち並ぶ、静かでいて生活の音が聞こえてくるような通りで、金沢の茶屋街とはまた違った風情があります。その一角に暖簾をかけるのが同店。店頭には骨董品がディスプレイされており、一見料理店には見えませんが、暖簾をぐぐって建物の奥の奥が店舗。席に着く前からなんだかワクワクします。建物は明治創業の呉服屋さんのリノベーションで、外観からは想像できない奥行きに驚くはずです。
中ほどには整えられた坪庭があり、それを横目に進むと一番奥には重厚な扉の蔵があり、なんと蔵の中にカウンター席と焼き台があるではありませんか。黒で統一したモノトーンな空間がカッコイイ。
(最終訪問 2020年7月24日)
注文は、まずは「おまかせ」で5本か8本か10本を注文するシステムです(人数分)。その後は追加で単品注文できます。鶏は厳選した銘柄鶏や地鶏で、例えば鳥取県の霊峰大山の麓で育てられた「大山どり」や千葉県の「水郷赤鶏」が主です。炭は紀州備長炭。
2020年7月24日
おまかせだと鶏だけになるので、野菜串を一緒に注文するか、野菜ものなどを単品注文すると良いと思います。
●おまかせ8本
・ふりそで、ぼんじり、ささみ梅肉、せせり
・ハラミたれ、あいがも、豚バラ、手羽先
●野菜串3本(写真左上はお通しのトマト)
●赤鶏の卵かけごはん
2019年9月16日
ある日のお通し。
器は、古美術品や現代作家さんの作品をお使いで、ある日は陶芸作家 竹内紘三さんの丸皿でした。厚みがあり重厚で荒々しさも少し感じさせる、焼き鳥が映える器です。
ちなみに片口も竹内紘三さんの作品でした。
日本酒は、七本槍、酔鯨、八仙、越乃寒梅SAIなどの県外銘酒が揃っているので、松林さんの狙い通り地元の人が喜びます。地酒では池月あり。
●おまかせ(8本)ホルモン系は省いてお願いしました。
・ふりそで
・ぽんじり
・あいがも
・もちぶた
・はらみ タレ
・てばもと 弾力あり美味
・せせり
・もも
●漬物
以前の訪問にて
・大山どり レバー
・大山せせり
・上州豚バラ
・水郷ソリ