牡蠣の町である能登の中島町にある超人気の牡蠣小屋。
かき棚のある七尾西湾は、かきの餌となるプランクトンが多い穏やかな内海で、養殖に好適とされています。その七尾湾を囲むように、中島町から穴水町にかけ て国道249号線が延びていますが、この道は通称「能登かき街道」と呼ばれています。かき直売所ののぼり旗が沿道に目立つのは毎冬恒例の光景。街はかき一色に活気づきます。同店もそんな中島町のかき小屋や直売所が立ち並ぶ一角(249号線から浜田南で23号線に入る)にあるお店です。
(金額・営業時間など、2022年1月10日最新を確認)
オンシーズンなので、やはり土日は行列。平日も混んでいることが多いそうです。
でもなんとかして食べたい!という方は平日の予約を狙ってみるのが良さそう。
●波コース(3300円)
前菜(かき佃煮など)、焼がき(10個)、酢物(酢がきではない)、かきフライ(5個)、かき釜めし、お吸物
ここに来る醍醐味と言えばこれ。焼がきです。
殻付のかきが大皿盛りで運ばれてきました。テーブルに設置されている目の前の炭火で焼いて食べるわけですから、臨場感たっぷり。
まずは、紙エプロンと軍手を装着。
殻がパンパンと乾いた音を立てて弾けますし、たまに勢いよくパーンと爆発して灰が巻きあがったりするので、キレイな格好では行かない方がいいですね。
そのままで海水の塩気がのっているのでそのままでうまい。ぷっくりしていて口の中につるんと滑り込んできてミルキーな余韻を残します。
食べ終えたら、大きな殻は足元のバケツにイン。バケツがいっぱいになったころにはお腹もいっぱいに。
●カキフライ定食
(カキフライ、蒸しがき1個、かき南蛮漬け、小鉢、ご飯、味噌汁、香の物)プラス料金でかきご飯に変更可
。
焼がき以外はほぼ全て揃っているので、焼がきとこの定食を注文すると大体のメニューを網羅できます。
カキフライは揚げたてで火傷注意。サクサクふはふは。
平日に行っても混んでいたので、休日ならば並ぶのは覚悟。
確実に食べたいのであれば、予約は入れた方が良さそうです。