2017年5月、金沢駅近隣に金沢初の本格ミクソロジーバー「The Station Bar Mixology（ザステイションバーミクソロジー）」が登場し、私はメディア向けの先行内覧会とレセプションパーティーにてカクテルのコメントをさせて頂きました。
同店は「森山ナポリ」や「居ろは」など、さまざまな業態のお店を次から次へと展開する「アイエムエムフードサービス」の新店舗です。業態はバーですが、バーと言っても普通のバーではありません。金沢発のミクソロジーカクテルの専門店で、ミクソロジストの第一人者として著名な南雲氏をメインプロデューサーに迎えています。
お店の詳細、ミクソロジーカクテルとは何か、オススメカクテルなどの情報はこちら↓をご覧ください。
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この日は、南雲さんをゲストに迎えてのデモンストレーションがあり、メディア向けでは定番カクテルを３つ、そしてパーティーではエキシビションでこの日しか味わえないカクテルが披露されました。
ミクソロジーカクテルというと、フレッシュなフルーツを使うことが特徴のように思われがちですが、最も注目すべきポイントは、意外な食材の組み合わせで新しい味を作りあげるところです。さらに最新の分子調理法などを用いて生み出される新しい味やテクスチャー、グラデーションも味わいどころです。
南雲さんの味の組み立てが恐ろしく早くそして斬新で、特にエキシビションにて即興で披露したフレッシュフルーツにお茶を合わせるというカクテルにはビックリでした。イチゴに棒茶、キウイに玄米茶という取り合わせは、一見喧嘩して不協和音を奏でてしまいそうですが、予想していた味とは着地点が全然別のところにあり、新しい美味さを構築していることに驚きがありました。
定番メニューでは、地酒天狗舞を用いた枡酒モチーフの「フォーシームス」、チョコレートガナッシュを使い瞬間スモークの技法を用いる「ギフトマティーニ」がオススメ。これらはぜひ味わって頂きたいところです。
お店の詳細とカクテルはこちらをご覧ください。
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お店の場所は、駅前エリアでも（今はまだ）静かな西口ですから、お酒をゆっくり楽しむにはうってつけかと思います。都会的でオシャレな内装にも注目です。
