昭和63年に創業した金沢のイタリアン「カンパーニュレストラングループ」が、金沢片町にある複合施設「片町きらら」2階に、2023年3月17日に新たにオープンしたお店。70席までの宴会ができるワンフロアのオオバコ(立食は100名)で、路面店ではないですが、カンパーニュグループというだけで何だかとても安心感あります。インバウンドの取り込みにも大成功しており、90パーセントが海外からのお客さんという日もあり(ヨーロッパ系の方々は毎日和食続きがキツイようですね)。
トリップアドバイザー金沢では常に10位以内にはランクインしているという超人気っぷり(1位になったこともあり)!とにかく毎日活気と賑わいのあるお店です。素晴らしい。
片町の雰囲気が大きなガラス越しに眺められる広々とした空間デザインで、イタリア直輸入のピッツァ窯も存在感を放っています。
地物鮮魚や加賀野菜や地元農家さんの野菜を使用したお料理と、充実したワインの取り揃え。アラカルトでも良しコースでも良し、おひとり様からカップル、宴会まで、幅広い年齢層が楽しめる魅力たっぷりの一店です。
私自身は、夜にふらりとおひとり様訪問で、釜焼きのお野菜とカイノミグリルをおつまみに、赤ワインを飲んでいることが多いです。
お昼に行くときは、お友達とワイワイいろんな味のピッツァを注文して食べます。その方が多種類食べられますしね。
ランチ
ランチタイムは、なんと言ってもピッツァが目玉。
1,340円〜1,860円で多種類のピッツァがあり、ハーフ&ハーフでの組み合わせも可能です。
マルゲリータやシチリアーナ、シラスを使ったチチニエッリ、クアトロフォルマッジ、ビスマルクなどのピッツァから選び、サラダのセットで楽しむことができます。
中でも、地物食材にこだわった「金澤ピッツァ」は注目で、加賀野菜などの季節で変わる美味しい食材が使用されます。
(ピッツァは訪問日が新しい順に並べています。)
●自慢のマルゲリータ、“金澤ピッツァ”金沢ネギしらす(ハーフ&ハーフ)(2024/11/15)
マルゲリータはみずみずしくておいしい。金沢ネギとしらすは、ネギの甘さとしらすの繊細さが生きている。
●“金澤ピッツァ”加賀蓮根、4種チーズのクアトロフォルマッジ(ハーフ&ハーフ)(2024/11/15)
加賀れんこんのシャキシャキとした食感とジェノベーゼソースの青い風味が口の中でふわり。クアトロフォルマッジには蜂蜜をとろりとかけて。
●新作!トリプルコーン(仮名)(2024/11/15)
まかないから生まれた新作で、まだ名前も決まっていませんでしたが、味の完成度は高かった。
2年熟成のメークイン、コーンペースト、とうもろこし、薪で炙ったベーコン、トリュフマヨ、トリュフフレーバーのポップコーン
メークインの熟成された甘さがまるで糖度の高いサツマイモで、とうもろこしの甘さにぴったりの相性でした。ポップコーンは無しが良さそうだけど、その他は飛ぶうまさ。こういうまかないブラッシュアップ系やチャレンジ系は、飽きないし楽しいし、とても良いと思います。
●地物トウモロコシ×能登豚ソーセージ(夏限定)(2023/8/18)
河北の農事組合法人Oneさんが育てる「四万六千甘(しまんろくせんかん)」というトウモロコシをたっぷりトッピングしたピザです。
金沢の夏の風物詩の一つと言えば、軒先に吊るされたとうもろこし。これは、金沢市観音町のお寺を参拝すると4万6千日分の功徳があるとされる「四万六千日(しまんろくせんにち)」行事にて販売している縁起物で、金沢産トウモロコシ「四万六千甘」が使用されています。
そのトウモロコシを使用した、まさに金沢らしいご当地ピザなんです。
一口ごとに薄い皮に内包されたみずみずしいフレッシュで濃厚な甘さが弾けます。美味しい!
能登豚ソーセージの塩気もアクセントに。
●能登牛ボロネーゼピザ、能登ブロッコリー×シラス(2023/8/18)
金澤ピザシリーズの中から、ハーフ&ハーフでお願いしました。
能登牛ボロネーゼは、ししとうの苦味がアクセントになっており美味。
能登ブロッコリーは、ほぐしたブロッコリーがこれでもかというほどたっぷりで、シラスと削ったカラスミの繊細な塩気がマッチ。
●ビスマルク
とろとろの半熟卵黄が食指を動かすピッツァ。濃厚な卵黄が生ハムの塩味をまろやかにし、モッツァレラとグラナパダーノに溶け合う。マッシュルームとトリュフオイルの風味がアクセントになり、食べ出したら止まらない。
●KANAZAWA PIZZA 金澤ピッツァ
一人で来ても、2種類食べられるのは贅沢。この日は、加賀れんこんピッツァとたけのこピッツァのハーフ&ハーフでした。
加賀れんこんはみずみずしく、シャキシャキとした食感が口の中でリズムを刻む。ミルキーなモッツァレラ、ジェノベーゼソースの爽やかな風味が持ち上げます。
たけのこはピッツァは、ふきのとうの苦味で春の味わい。ほちゃほちゃのモッツァレラに、ボッタルガの旨みと塩気が後を引きます。
素材感がしっかり伝わり美味。自慢のピッツァとして推してるだけあります。
パスタは、ジェノベーゼ、濃厚カルボナーラ、能登牛ボロネーゼ、ペスカトーレやボンゴレビアンコがあり。
ディナー
ディナーは、私は1人飲みでアラカルト注文で訪れています。
一番好きなのは、「ロメインレタス窯焼きシーザーサラダ風」と「カイノミのグリル」。この私のいつものセットに赤ワインを飲みながら、夜の片町の景色を眺めていい気分。
こういう赤身が一番タイプ〜。
また、片町の中心部にあるオオバコで貸切パーティーにも心強いので、幹事さんは覚えておくと良い場所だと思います。メモメモ。
(金曜・土曜はJAZZ LIVEが行われています)
【ディナコース】
●カジュアルプラン(6品:4,000円〜)
●スタンダードプラン(前菜、窯焼きピッツァ、メインなど6品:5,000円〜)
●デラックスプラン(メインは特選牛の6品:7,000円〜)
●記念日プラン(6,000円〜)
【ディナーアラカルト例】
(前菜)
農家直送旬野菜のサラダ、色々鮮魚のマリネサラダ、厚切りベーコンと半熟卵のシーザーサラダ、よくばり前菜盛り合わせ、トロトロ卵のウフマヨ、ブッラータチーズと季節のフルーツ、シャルキュトリーボード、36ヶ月熟成生ハムハモンセラーノ、パテ・ド・カンパーニュ、チーズ盛り合わせ、市場鮮魚のフリットミスト、ズワイガニのカニクリームコロッケ、能登豚のミートボールトマト煮込み、ガーリックハーブ香るポテトフリット、市場鮮魚のアヒージョ、農家直送加賀野菜のアヒージョ
(ピッツァ)
KANAZAWA PIZZA、マルゲリータ、ビスマルク、クワトロフォルマッジ、ピッツァアメリカ―ノ
(パスタ)
ジェノベーゼデリバリー、手ごねハンバーグのボロネーゼ、アサリだらけビアンコ、喜三郎農場濃厚カルボナーラ、市場鮮魚のペスカトーレ、黒毛和牛のボロネーゼ
(グリル)
大山地鶏のグリル、炭焼き手ごねハンバーグ、プレミアム能登豚“豚輝”ソーセージ、群馬産 骨付き加藤ポークBBQグリル、黒毛和牛のタリアータ、Tボーンステーキのグリル