2020年8月にオープンし、もはや金沢のシンボルの一つとなったハイアットセントリック金沢さんの朝食のご紹介です。
同ホテルの場所は、金沢駅金沢港口(西口)を出てすぐ。部屋数はスイートルーム7室を含む253室で、改めて調べてみて規模の大きさにびっくりでした。ここまでの部屋数というのはあまり地元民は知らないかも。
ホテル自体も客室も、内装は伝統工芸を取り入れた和モダンなデザインで、金沢に来たぞ!という気分を高めてくれます。
入り口のデザインはもうお馴染みですね。
ちなみに隣接する「ハイアットハウス金沢」は、ご家族でお泊まりになる方が多く、駅からのアクセスも良いため重宝するようです。お迎えに伺ったことが何度かありますが、ソーシャルスペースもあって、ビジネス滞在にも適していると思いました。
朝食会場のダイニング「ファイブグリル&ラウンジ(FIVE-GRILL & LOUNGE)」は、チェックインロビーと同フロアでそのままアクセスできるようになっています(ランチやディナー、バータイムも営業)。余裕のある造りで席数も多く、天井が高くて自然光も入りとっても気持ちいい空間です。
一番嬉しいのは、ビュッフェ形式であること。これはやっぱり心踊るなぁ。
しかも、石川県や金沢の地元食材や地元調味料をしっかり取り入れているので、観光の方は嬉しいはずです。かなりの品数とこだわりで、地元の私もびっくりしました。
【オーダー制メニュー】
オーダーしてから作ってくれるメニューがあり、ビュッフェと併用できます。
たまご料理は4種類から選択可能で、卵は全て石川県産のナカヤマエッグを使用。
目玉焼き、ゆで卵、オムレツ、スクランブルエッグ
加賀棒茶とチキンの朝粥、ノトヒバカラベーカリードーナッツ、エッグベネディクト×スギヨ、和風ベネディクト×JA根上、能登ポークロース肉コンフィのグリル、パンケーキ、フレンチトースト
【ビュッフェメニュー】かなりの品数なので一部のご紹介です。
石川県産コシヒカリ、金沢の大野醤油(4種類食べ比べ)、石川県産大豆の納豆など
能登の厚焼きたまご(珠洲の天然塩、能登の新鮮卵)、かまぼこ、白海老海苔、中島菜切り漬、源助大根千本漬け
赤キャベツと赤ワインビネガーのマリネ、キャロットラペ、カラフルトマト、モロヘイヤとオクラのおひたし、金時草のドレッシングなど
フルーツ各種、河北潟牧場ヨーグルト
ジュース各種、紅茶、コーヒー
私はこんな感じで選びました。ちょっと取りすぎた感あるので、デザートはやめておきました。
食材数と品数が多いので、飽きずに完食。やはり地元食材のプレゼンが楽しくて、味わって食べ進められるのが良いですね。
●オムレツ(ローカルセレクション)
クラシックセレクションとローカルセレクションが選べて、ローカルを選びました。
頬擦りしたくなる美しいオムレツに、能登のスギヨが発明したカニカマと加賀れんこん入り。
●和風ベネディクト×JA根上
ライスガレット、ポーチドエッグ、加賀丸いも、ゴボウ、中島菜フリーズドライ、鰹節、金沢味噌オランデーズソース
エッグベネットの和風版というアイディアメニュー。イングリッシュマフィンもありますが、せっかくだからアレンジした方を食べたいですね。
●河北潟牧場ヨーグルト
デザートも色々ありましたが、食べられる余裕がなかったのでヨーグルトにしました。ヨーグルトまで地元にこだわっているのは嬉しい。
観光の方も、これはかなり満足度高いのでは。
充実した朝食で、良い1日がスタートできました。