七尾一本杉通りメインストリートから2本ほど裏手通りにあるお店。建物は明治40年頃に再建された旧鹿渡酒造で、長年空き家になっていた建物をリノベーションしています。当時の看板はそのまま使用し、内装も梁などはそのまま残してあるんですよ。風格漂う空間が時間を忘れさせてくれます。オープンしたのは2013年1月。不思議な店名のICOU(読み:イコウ)には、“行こう”と“憩う”、そして移り行く時間(時代)を意味する“移行”という意味合いが込められているそうです。さらに、I(私)、CO(共に)、U(あなた)というキーワードも隠れています。
営業時間は、①ランチタイム、②カフェタイム、③夜ごはんタイムの3パートに分かれています。
①ランチタイムの「ICOUのいつものごはん」は、玄米ご飯とお味噌汁、お魚料理やお惣菜など能登の食材を取り入れたほっこりおかずがセットになっていて、こんなごはん毎日食べられたら幸せだなぁという内容でした。さらにパンランチや玄米チャーハンなどあり。
②カフェタイムは、玄米粉と米粉を使用したグルテンフリーのパンケーキが大人気。これは本当においしいです。私が過去食べたことあるのは「フレッシュフルーツとカスタードのパンケーキ」(写真はハーフ)。ふわふわできめ細かくて軽く上質な口当たりで、さらに生地には玄米粉を使用しているため落ち着きのある味わいです。
秋に頂いたのは、シャインマスカットと梨のパフェ。果実た〜っぷり!!スッキリアイスでフレッシュな味わいでした。
一本杉通りにある「北島屋」さんのお茶を使ったロールケーキは、石臼で挽いた抹茶を使用。生地がきめ細かくてしっとりしており、上品な大人味。落ち着いた味わいのクリームチーズとの相性も抜群でした。
その他、グルテンフリーのマフィンやスコーンなどもあり。
③夜ごはんは(私は未訪ですが)、ランチのように定食スタイルの夜ご飯の提供もあり(メイン、お惣菜3種、ごはん、お味噌汁、ドリンク)。さらにアラカルトやコースもあり、仲間との集まりにも良さそうです。
また、販売コーナーでは器や骨董品など販売しています。掘り出し物もあって楽しく、ある日は沈金の施された塗り物が手頃価格だったので買わせて頂きました。
七尾にこんな素敵なお店あって嬉しくなる。自慢の一店です。