七尾一本杉通りメインストリートから2本ほど裏手通りにある、パンケーキが有名な、グルテンフリースイーツと量り売りビュッフェのお店。
建物は、明治40年頃に再建された旧鹿渡酒造で、当時の看板をそのまま使用。内装も梁などは残してあり、風格漂う空間が時間を忘れさせてくれます。
オープンしたのは2013年1月。不思議な店名のICOU(読み:イコウ)には、“行こう”と“憩う”、そして移り行く時間(時代)を意味する“移行”という意味合いが込められているそうです。さらに、I(私)、CO(共に)、U(あなた)というキーワードも隠れています。
2022年には、敷地内の別棟に“古道具と暮らす”をテーマにした一棟貸しゲストハウス「iyooo(イヨウ)」(石川県七尾市木町1-1-2)がオープンしています。
同店の営業は、①お食事(11:30~18:00(L.O 17:30)、②喫茶(14:00~18:00)があり。
①お食事
量り売りのビュッフェ形式。多種のお惣菜からお好みの料理をお好みの量選びます。この形態、ありそうで今までなかったかも。お盆を持ってお惣菜を選び、お会計を。ヘルシーで体が喜びそうな料理ばかりでとても人気。
こんなごはん毎日食べられたら幸せだなぁ。
②喫茶
スイーツメニューは、玄米粉と米粉を使用したグルテンフリーのパンケーキが名物。これ本当においしいです。さらに他にも、一本杉通りにある鳥居醤油さんのお醤油や、北島屋さんの抹茶、能登の牛乳など、地元に根付いた食材を取り入れれたスイーツあり。
【グルテンフリーパンケーキ】
ほうじ茶、抹茶、自家製あんこ、ハニービスケット、ダブルチョコ、メープル、メープルバター 他
●フレッシュフルーツとカスタードのパンケーキ(写真はハーフ)
ふわふわできめ細かくて軽く上質な口当たりで、さらに生地には玄米粉を使用しているため落ち着きのある味わいです。
【その他のスイーツ】
おしょうゆパンナコッタ(鳥居醤油)、濃厚ガトーショコラ(おから粉使用のグルテンフリー)、自家製カスタードプリン(能登の牛乳・てんさい糖使用、薬固剤不使用)、自家製プリン・ア・ラ・モード、季節限定フルーツパフェ、自家製あんことグラノーラの和風ミニパフェ、チョコバナナとグラノーラのミニパフェ、自家製あんこのぜんさい 他
●季節限定フルーツパフェ(2023/5/4)
オーソドックスな見た目ですが、能登の牛乳を使ったジェラートやグラノラといったパーツにもしっかりこだわっていて美味しいです。
●抹茶ラテ(2023/5/4)
一本杉通りにある北島屋さんというお茶屋さんの抹茶を使用しています。
●シャインマスカットと梨のパフェ(秋)
●北島屋さんの抹茶ロールケーキ
石臼で挽いた抹茶を使用。生地がきめ細かくてしっとりしており、上品な大人味。落ち着いた味わいのクリームチーズとの相性も抜群でした。
【飲み物】
(珈琲)オリジナルブレンド憩ウ、ブレンド大地、ブレンド森
(北島屋さん)ほうじ茶、ほうじ茶ラテ、抹茶ラテ
(八女茶) 八女紅茶、八女紅茶と有機スパイスのチャイ、ロイヤルミルクティー
林農園のウーロン茶、自家製オーガニックコーラ、フルーツビネガー 他
また、販売コーナーでは器や骨董品など販売しています。掘り出し物もあって楽しく、ある日は沈金の施された塗り物が手頃価格だったので買わせて頂きました。
七尾にこんな素敵なお店あって嬉しくなる。自慢の一店です。