「割烹いけ森」珠洲出身の池森大将の端正でパワー感じる料理。金沢市芳斉の一軒家割烹。節分の演出ステキでした。

料理: 7.5 その他: 7.0 ポイントについて
割烹 いけ森 (かっぽう いけもり)
営業時間 18:00~24:00(21:00まで入店)
定休日 日祝
価格帯 8,000円、10,000円、12,000円(税・サービス料別途)
訪問回数

金沢市芳斉にある割烹料理店(「玉川こども図書館」の近く)。店主の池森敏春さんは奥能登珠洲出身で、金沢の料亭で腕を磨かれたのち、独立して片町では8年営業されファンを増やし、2016年10月18日にここ芳斉に移転し一軒家のお店を構えられました。移転前にはミシュランガイドで1ツ星を獲得しています。店内は5席ほどのカウンター席と個室が3つ。カウンターは店主のシゴトが見られ、お話もできて良いですね。池森大将のチャーミングな笑顔も印象深い。

ディナーコースは8,000円、10,000円、12,000円の3コース(サ別10%)があり、要予約(予約は2名から)。
どの料理も端正でかつ素材がどっしりと味わえるような食材使い方が印象的です。また、カウンターからは骨董品が入っているだろう年季の入った木箱の数々が見えますが、いいものをお使いなのだろうなぁと想像した通り、店主のこだわりの器が料理を一層引き立てていました。
お酒は地酒を中心とした日本酒のラインナップに加え、ワインはケンゾーエステイトの取り揃えあり。

【受賞歴】
・「ミシュランガイド富山石川(金沢)特別版」1ツ星獲得

(2020年2月5日訪問)
10,000円のコースをカウンターで頂きました。先付からデザートまで8皿構成。節分を織り込んだ演出が素敵で、特に輪島塗の吸い物椀が目を引きました。
料理は、トラフグ白子射込みの蓮蒸し、ウニ真薯のお吸い物、海老芋加能ガニあんかけが好きでした。

●蓮蒸し
一品目がとても印象的。シンプルな蓮蒸しではなく、中にはトラフグの白子が射込んであって、蓮根の滋味の中に品のあるクリーミーな美味しさがとくとくと広がる。
干クチコ、野芹、木の芽

●お造り
輪島クエ、梅貝、ボタンエビ、マグロ
立派なボタンエビ。マグロは一見大ぶりな切り方だが、細かく隠し包丁を入れてあり口溶け良い。


●お吸い物
2月の節分らしい輪島塗りに心躍りました。まずは鬼瓦と目が合います。蓋を外すと見返しには豆撒きの蒔絵。そして、食べ終わったら見込みに“福は内”ということでおかめが現れるという粋な演出。
椀種は雲丹真薯、京都の竹の子、能登原木椎茸、ワラビ、小蕪、松葉柚子



●八寸
白子、雲丹と甘海老センナ、赤ナマコ、鴨
くずやの器には、甘鯛酒粕漬け、コゴミとタラの芽の天ぷら


●玉じめ
素材感しっかりのアワビとからすみのせ。

●海老芋加能ガニあんかけ
海老芋の子の先の孫芋だそうです。海老芋のほっこりとしていて深みある旨味がとても好きです。加能ガニのあんがけにして。

●バイ飯


●デザート
松の木を象った緑交趾の器に苺のゼリー寄せ、フルーツ。黒豆プリン