「越山甘清堂」みんな大好き越山のいちご大福、ずんだあん柏餅。本店に併設「CAFE 甘(かん)」のパフェ。上生菓子作り体験もぜひトライを

料理: 6.5 その他: 6.5 ポイントについて
越山甘清堂 (こしやまかんせいどう)
営業時間 9:00〜18:00(カフェは10:00〜18:00 L.O.17:00)
定休日 水曜
価格帯 500円~2,000円
訪問回数 3回菓子購入は多数回

明治21年創業の金沢の和菓子店。代表銘菓は焼き皮に餡を詰めて三角折りにした「金城巻き」ですが、戦前は甘納豆の製造をされていたそうです。私は季節菓子が好きで、特に冬の「いちご大福」はシーズンに何度かは食べますね。商品はデパートなどで取り扱いがありますが、本店にはカフェや和菓子体験スペースもあり楽しいですよ。お店は大通りに面していないのでちょっと分かりにくいので注意が必要ですが、看板も出ていますし、大きな一軒家なので迷わずにたどり着けると思います。近江町市場前の「武蔵ヶ辻」バス停から徒歩約5~7分。「めいてつ・エムザ」の後ろの路地を入ります。

店内は吹き抜けの開放感のある造りで、販売スペースも広々としています。

ずんだあんが珍しい柏餅

●柏餅 ずんだ餡(172円)
5月のお節句と言えば柏餅。越山さんは、こしあん、味噌餡、ずんだあんの3種類があります。
ずんだが珍しくて購入。金沢では珍しいので売れ筋らしく、こちらが一番最初に売り切れそうとのことでした。
ずんだの個性的な風味がクセになります。
ちなみにみそあんは、先代が作り上げた黄金比率だそうですよ。

みんな大好き越山のいちご大福

●いちご大福(270円)冬限定
越山さんのいちご大福は、多くの金沢人はシーズン始まったら必ず食べるやつですよね。
ほんのりピンクに色付く求肥餅のいちご大福。酸味ある小粒のイチゴをほっこり白餡が包み込む、ほっこり安心できるバランスなのです。今まで何度食べたか分からないほど買ってます。みんな大好き越山のいちご大福。

氷室まんじゅう

氷室まんじゅうは、金沢夏の風物詩。江戸時代、6月1日(現7月1日)は徳川幕府に氷室の氷を献上する日で、江戸まで無事に氷が届くようにと氷室まんじゅうが添えられたそうです。無病息災を祈って食べる習慣が残り、令和の今も尚続いています。
この時期各和菓子店で一斉に販売が開始します。
越山甘清堂では、2022年は6月23日から発売。白・赤・緑の三色があり、こしあん入りです。

「CAFE 甘(かん)」のパフェがオススメ

本店1階に併設するカフェがオープンしたのが2018年9月22日のこと(営業時間 10:00〜18:00(17:00L.O))。
店前にメニューが出ていて加賀棒茶のパフェに魅かれるのですが、やはり店内みなさんこのパフェを召し上がっていました。大人がおいしいと思える品のあるこだわりパフェで、とってもオススメできます。

●加賀棒茶ときなこのパフェ
加賀棒茶のゼリーの透明感が涼しげで、パフェグラスすりきりのクリームにまぶしかけてあるきなこがまた美味しそうです。シンプルで大人の面持ちが和菓子屋さんらしくてそそられます。白玉や餡などの層が発見できますが、これら全て自家製なのだそうです。

食べ進めるごとにいろいろな食材が現れますが、トータルバランスも取れていて和音を奏でています。きなこの香ばしい風味に、黒蜜のほろっと深い甘さ、加賀棒茶の馥郁たる風味と聡明さ、つぶあん、それらをまとめてくれるアイスの乳脂肪。甘すぎず風味も感じれて心くすぐられます。

飲み物は和カフェらしく抹茶ラテや棒茶ラテがあります。それぞれしっかりとお茶らしさを前に出してあるのでいいですね。底に甘く炊いたお豆さんが沈めてありますので、味にコントラストをつけながら味わってみてください。
●ほうじ茶ラテ Hot 黒豆入り

●抹茶ラテ Hot 小豆入り

上生菓子作り体験ができる

ここ本店の2階では和菓子作り体験ができます。楽しく金沢の文化が体験できますので、特に観光の方にオススメです。セットが予め準備されており、先生が実演しながら教えてくれます。お手本の和菓子も準備されているので、参考にしながら作っていくことができますよ。ただ、結構難しいです(笑)。やっぱり職人さんってすごい!と思いました。秋のある日のお菓子は「菊」と「栗」。やはり和菓子は季節感を大切にしていますね。
2種類を各2個ずつ、合計4個作れます。

●菊
まずは手のひらで練り切りあんをコロコロと丸め、中に入れる餡も同様に丸めて包餡します。最初は上手に包めずに不安のまま仕上げたのですが、2コ目になるとちょっとコツが掴めてきます。そして、詰め口の方を下にし、三角柱の木べらで花弁を描いて行くのですが、均等に花弁を作るのが結構難しく、大きさがまばらに…(笑)深さや長さを均等にするのも、美しく仕上げるのに重要。

●栗
餡子を包むまでは菊と同じ手法ですが、ここからは茶巾絞りにするので塗れた布を使います。絞る加減が難しく、上手にピンと角が立たなかったり、逆に筋が入りすぎて栗に見えなかったり… 立体の作り方もちょっと工夫がいるようで、どうしても不格好になってしまいますが、自分で作ったものは愛着が湧くから不思議(笑)

簡単そうに見えてコツがいるのが和菓子。意外に大雑把だとか、神経質だとか性格が出ちゃうので面白いですね。料金は1200円と手頃ですし、ぜひ一度体験してみてください。

【和菓子作り体験】
開催日:毎週月・木・土曜(※要予約)
開催時間:①13:30~、②15:00~の2回
所要時間:約40分
体験料金:大人1200円(税込)、小人1100円(税込)
(上生菓子2種類を2個ずつ作れます。合計4個)
予約:0120-548-414(水曜定休)
https://www.koshiyamakanseido.jp/wagashi-taiken