せせらぎ通りにあるチキンライス専門店。
私は東南アジアで食べるチキンライスが大好きなのですが、しばらく渡航できずにご無沙汰になっていましたので、「チキンライス」の看板に魅かれて吸い込まれるように入店しました。
場所はせせらぎ通りの一角で、一軒家の1階が店舗になっています。
ご存知チキンライスは、シンガポールをはじめ東南アジアで食べられる鶏料理のひとつで、茹で鶏をスープで炊いたご飯にのせたもの。シンガポールの他、マレーシアやタイ(カオマンガイ)、インドネシアでも食べられますが、各国でタレや提供方法が異なります。例えば、マレーシアのメラカ(マラッカ)ではチキンライスは小さなライスボールにしていくつかを提供していて驚きました。タイではタレがニンニク入りの辛みの効いたもの1種類というのが主流。
同店はシンガポールスタイルのチキンライスです。
ランチのチキンライス
ランチメニューは2択で、チキンライス(Aセット)とペーパーチキン(Bセット)があります。
まずは看板料理のチキンライスにしましたが、ペーパーチキンもあるなんて驚きでした。シンガポールで食べたのが懐かしいなぁ。金沢では他に提供店はないと思います。
店頭で注文と支払いをしてからテーブルにつくスタイルです。
●チキンライス(980円)
(チキンライスと3種ソース、鶏スープ、バナナジュースかマンゴープリン付)(煮卵+100円)
ソースは中国黒醤油、ネギジンジャーソース、チリソースの3種類という、やはりシンガポールスタイル。
鶏肉はむね肉を使用。見た目からみずみずしさが伝わってきてテンションが上がります。調理は茹でではなくて低温調理なので、水分量を保ちながら火入れされており、パサパサしておらず、とってもしっとりしており旨味も逃げていません。箸に重みを感じる厚めのスライスで、もちもちと口の中が幸福感に包まれます。
パラパラのジャスミンライスもいいですね。
東南アジアの屋台などで食べられる大雑把に見えてうまいチキンライスも好きですが、丁寧に作られた繊細なチキンライスの美味しさに驚きがありました。
ディナーのチキンライスと単品
ディナーではチキンライスはサイズ別に、レギュラー(930円)・ラージ(1200円)・スモール(720円)がありました。
肉増し・ライス増し・パクチー増し・煮卵は各150円増し。
その他、ナシゴレン・エビゴレン・雷風焼餃子・水餃子と、単品で蓮根ピリ辛炒め・香味漬手羽先・焼蒸枝豆など、お酒が飲めるアラカルトメニューもありました。
●海南鶏飯 チキンライス(スモール:720円)、煮卵(150円)
単品で蓮根炒めを注文したので、チキンライスはスモールで。お酒飲みながらの夜だと、このボリューム感は助かりますね。
部位はももとムネを半々にしてもらいました。しっとりした鶏の食感と旨味は、ディナーとして食べても満足度高い。
テイクアウトのチキンライス
●テイクアウト用チキンライス
ある日、アイドルタイムに訪問してしまってイートインできなかったのですが、テイクアウトがあるということでお願いしました。
これがとってもオススメ!お店で食べるクオリティーを落とさず美味しい。