「MAKIHARA(マキハラ)」柿木畠の入り口にあるカウンターフレンチ。カウンター越し見惚れる手際良さ!レベル高い

料理: 8.0 その他: 7.5 ポイントについて
MAKIHARA (まきはら)
営業時間 12:00〜L.O14:00、18:00〜23:00
定休日 日曜
価格帯 【ディナー】5,000円〜10,000円
訪問回数 16回

2019年4月27日に柿木畠にオープンしたビストロワインバーで、オーナーシェフは槇原大輔さん。槇原さんはソムリエ出身でひらまつパリやポールボキューズを経て、料理を本格的に学ばれたそうです。シンプルで記憶に残るおいしさのクラシックなフレンチで、実力があってシゴトに丁寧さが光ります。ボキューズの街リヨンの郷土料理もあって、食べたい衝動に駆られる。
クネルとかしっかりと出してくれるお店はなかなかないと思うし。
ワインはもちろん任せておける安心感あり。
槇原さんのやわらかいお人柄、おいしさと雰囲気、一度行ったらリピーターになることは確実。

場所は飲食店が立ち並ぶ柿木畠の入り口(おでん高砂さん向かいあたり)で、居酒屋やおでん店が軒を連ねる通りに、深碧の力強くシックな緑の外観が一際センスを光らせています。

店内で存在感を放つカウンターは、アフリカのブビンガの一枚板。重厚で味わいがあり、ナチュラルでかつ気品ある雰囲気を作り出しています。席数は8で槙原さんお一人で全てをこなします。カウンターオープンキッチンなので、目の前で調理が見えるのですが、美しい仕事をされていて惚れ惚れします。シャガールの絵画を始め、調度品、カトラリーなどどれも槇原さんのセンスが感じられます。

メニューは絞られていて好感が持てるし、好きなものだけ選んで食べられる使い勝手の良さもありがたい。コースもアラカルトもあるので、0軒目としても、しっかり食事の1軒目はもちろん、2軒目でデセールとワインにも良い感じ。

個人的に好きなのは、オリジナルのナポリタン、夏のカッペリーニ、冬のオニオングラタンスープ、デセールのクレープシュゼット。

【ディナーコース】
●本日の4品コース(5280円)
●本日の5品コース(7150円)

【アラカルト】
(前菜)自家製 パテ・ド・カンパーニュ、 夏野菜のガスパッチョ、 自家製ソーセージ、南仏風ラタトゥイユと半熟卵 生ハム添え、サラダリヨネーズ、牛スジ肉のトマト煮込み、エビとホタテ貝のカツレツ仕立て アメリケーヌソース など
(メイン)海の幸のブイヤベース、 白身魚のクネル、フランス産鴨もも肉のコンフィ、鴨胸肉のロースト マデラ酒のソース、能登豚のカスレ、柔らかく煮込んだ能登豚スペアリブの香草パン粉焼き、国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み など
(パスタ)自家製ソーセージのナポリタン
(デザート)クレープシュゼット オレンジ風味 ヴァニラのアイスクリーム添え、アイスクリーム添え チョコレートのテリーヌ マッカラン風味 、フォンダンショコラ キャラメルのアイスクリーム添え など
 

春のMAKIHARA

●フランス産ホワイトアスパラガスのオランデースソース(2019/5)
ホワイトアスパラガスの立派なこと。繊維がやわらかくみずみずしくて、甘いジュがほとばしる。

●タケノコと生ハム コンテチーズ24ヶ月熟成のオーヴン焼き(2020/4)

●万寿貝とフランス産キノコのオーヴン焼き(2020/4)

夏のMAKIHARA

●夏野菜のガスパチョ
毎夏1度は必ず食べておきたい槇原シェフのガスパチョ。真っ赤なトマトの太陽の味と爽やかさで胃袋のウォーミングアップ。ギュッと詰まった旨味と爽やかさ。毎夏の楽しみです。
(2022/8)


(2021/8)

(2020/8)

●魚介のカッペリーニ(2022/8)
メニューになかったのですが、リクエストに応えてくれました。帆立・バイ貝・鯛のカッペリーニで、酸味を効かせて爽やかに仕上げてあります。喉を滑る極細の冷たいパスタが爽快。

●フレッシュトマトの冷製カッペリーニ カラスミ風味(2020/7)
ひやっと繊細なパスタに、良い意味でのクラシックさも溶け合い美味。今回のは、そら豆、バジルの青い風味も加わっていました。

●フレッシュトマトの冷製カッペリーニ カラスミ風味 ボタンエビをのせて(2019/9)
槇原シェフらしい繊細と、どれだけでも食べられるおいしさの完成形。ひやっと当たる冷たさとトマトのさっぱり爽快感。もっとカラスミが主張してくるのかと思ったけれど、ん?酸味のあたりが丸くなる感じで優しく効いていて美味。ムチムチとした極細のパスタの食感が気持ち良くてクセになる。

●南仏風香味野菜を詰めた赤イカのロースト(2020/8)

●海の幸のサラダ仕立て(2020/8)

●オマールエビとホタテ貝 フランス産キノコのフリカッセ(2020/8)
重厚なクリームソースに溶け合う甲殻類の旨味。こういうクラシックな料理を目の前で手際よく作ってくれる姿に見惚れる。うまい。

●桃のコンポート(2020/8)
ひんやりとした舌触りが気持ちいい。ジューシーな果汁から弾けるようなフレッシュな桃の香りと優雅な甘さ。ゼリーはコンポートを作ったときにでる桃エキス。これは食べたさに再訪問した。

秋のMAKIHARA

(2019/10)
フランスの天然茸、モリーユ茸やジロール茸などを織り込んだ秋らしい季節メニューに心踊りました。オニオングラタンスープはとても美味しく、10月だけとは言わず、雪の降る季節も食べたいのでリクエスト!!
●オニオングラタンスープ

●貝類とフランス産キノコのオーブン焼き ブルゴーニュ風

●鴨

冬のMAKIHARA

●オニオングラタンスープ(2019/12)

●色々キノコと加賀レンコンのソテー
食材のポテンシャルを活かした一品。きのこは天然ナメコと舞茸、ジロール茸という、山の香りに心躍る3種類。食感をしっかり印象に残す加賀レンコンを組み合わせた大地の一皿。

●香箱蟹のブリック包み焼き
11月6日にカニが解禁して一気に活気付く北陸です。特に香箱蟹は漁期が2ヶ月未満と限られるので、和食で早速食べられている方がたくさんいらっしゃるはずですが、槇原シェフのお品書きにも加わっておりもちろん注文。ブリック包みにして和食とは違った美味しさを構築してあるので新鮮味もありました。春巻きのようですが、揚げていないのでサクサク軽快。アメリケーヌソースで濃厚な甲殻類のコクを重ねて。

●香箱蟹パスタ
平打ちのパスタに絡む香箱蟹のソースは、内子の旨味も絡んで美味でした。

●香箱ガニのマカロニグラタン
香箱ガニは解禁から和食でたくさん食べたものの、マキハラさんの香箱料理も食べてみたいと思い、”2019香箱食べ納め”として注文。濃厚な香箱ガニのソースが、大きめのマカロニにマッチしており美味。来年もお願いしたい。

何度も食べたい定番メニュー

●シャルキュトリー盛り上わせ
まずは盛り合わせにしてもらって、他メニューを選びます。
能登豚のリエットが繊細で口当たり滑らか。美味。

●バイ貝とフランス産モリーユ茸 牛すじ肉のパートブリック包み焼き
モリーユと牛すじの優雅な味わいに、バイ貝の弾力ある食感が遊び、ラビゴットソースの優しい清涼感が良いアクセント。

●サラダリヨネーズ
リヨンのサラダ。レンズ豆、自家製ベーコンにポーチドエッグを落として。こういうのもしっかり作ってくれるから信頼度高い。

●白身魚のクネル オマールエビのソース
ポールボキューズ の街リヨンの郷土料理のひとつ。川カマスで作ることが多いクネルですが、真鯛とヒラメでいっそうふわふわでライトで美味。(川カマスではもっとねっとりしている。)それに調和するようにオマール海老のスープは、濃厚だが乳の重さは控えてあって、クネルの美味しさもよく感じられます。こんなにおいしいクネルが食べられるのは嬉しい。

●フランス産 鴨胸肉のロースト マデラ酒のソース
これぞ!という抜群の火入れ。添え物にも丁寧で美しいシゴトが光ります。

●カツレツ
能登豚フィレのカツレツ。大判でボリュームありましたが、香ばしさと、咀嚼するたびに滲み出す旨味とで、食べ出したら止まらなかった。一皿ペロリ。
RYUSEN JAPAN(龍泉刃物)さんのナイフもカッコイイ!

●カイノミ
火入れも素晴らしく、脂分がなくて味がしっかりしている肉にソースがバッチリ合っていた。

●国産牛ハンバーグ200gフォアグラのソテーと目玉焼き乗せ 赤ワインソース

●和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
王道を外さないところがさすがだと思いました。

●自家製ソーセージのナポリタン
ワインに合わせたい大人のナポリタン。ピーマンと玉ねぎに、ひき肉のようなのは自家製ソーセージ(包む前のソーセージ)。味わいは品があるけれど、トマトの濃縮した旨味がしっかり効いていて上品なだけではない、ちゃんとナポリタン。

MAKIHARAのデセール

●クレープシュゼット オレンジ風味 ヴァニラのアイスクリーム添え
目の前で手際よく焼いてくれるクレープに、ギュッと濃縮された味わいの柑橘ソースがマッチ。マダカスカル産ヴァニラの風味良さに引き込まれているうちにとあっという間にお皿から消えます。


●スフレショコラ キャラメルのアイスクリーム添え
スプーンを入れると熱々のショコラがとろり。そして甘くビターなカカオの香りが鼻孔をこそがします。至福のデザート。スフレの軽い口当たりに重厚なショコラ。別添えのひんやりキャラメルのアイスの苦味が引き締めます。