「マルガージェラート野々市」世界一に輝いたマエストロ柴野大造さんのお店。世界大会優勝作品もここで味わえる!プロフェッショナルで作っていたモッツァレラミルクが絶品!

料理: 7.2 その他: 6.5 ポイントについて
マルガージェラート野々市 (まるがーじぇらーと ののいち)
営業時間 11:00~18:00
定休日 不定休
価格帯 350円~
訪問回数 15回15回以上

野々市市の一角にある人気のジェラテリア。代表の柴野大造さんは世界一のタイトルを持つジェラート職人。2015年5月28日に日本一のジェラート職人を決定するコンテストで優勝され、2016年は世界ジェラート大使に任命されました。さらに2017年9月28日から10月1日イタリアで開かれた世界最大級の「シャーベット・フェスティバル」にて優勝。なんと世界一になりました!この大会は6か国から集まった45人が各々考案のジェラートを披露しました。同大会のアジア人、日本人の優勝は初めてです。その他にも受賞は数々。さらに2018年6月3日はテレビ番組「情熱大陸」に出演、さらにさらに2019年7月30日はNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されました。両方の番組に取り上げられることはかなり稀なのではないでしょうか。
店名のMALGAは、イタリア語で小高い丘にある牧場の意で、このジェラートにも世界農業遺産に選ばれた奥能登でのびのび育ったホルシュタイン乳牛の生乳が100%使用されています。牛の飼料となる牧草も、栽培過程での農薬の使用は一切ないそうですよ。ベースのおいしさは言わずもがなですね。

世界大会で優勝したときに柴野さんが考案したジェラートは、パイナップルとリンゴにセロリの組み合わせで、イタリア人が苦手とするセロリで挑んだところに挑戦心が垣間見えます。また、フルーツだけではなく野菜(セロリ)を使った意外性も評価されたのだとか。

●世界チャンピオン受賞作品「パイン・セロリ・リンゴ」
見た目も涼やかなのですが、口に入れるとすぐにミントかライムの風味にふっと持ち上げられます。そしてセロリの独特で魅惑的な風味、パインとリンゴのトロピカルな甘味やキュンとくる酸味、いろいろな味の要素が複雑に絡み合い余韻を残します。どの味も発見できるが、どれも主張しすぎず絶妙。このパーフェクトバランスは一度試してもらいらいたい。

●モッツァレラミルク
MALGAさんの定番ジェラートと言えば、リッチなミルク感が味わえる「フレッシュミルク」。私もずっとファンでそればかり食べていましたが、このスペシャリテをリニューアル。開発の様子は「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられましたが、牧場とお父様さまとのストーリーもジェラートに練り込まれています。水分量のピタットくるのが難しかったということでしたが、その試行錯誤の甲斐あってでしょう、出来上がりの舌触りはなめらかな絹のようでした。まずはモッツァレラらしい純白が眩い。そしてお味は、モッツァレラならではの“フレッシュ感”が活きていて、今までのミルクを超えるリッチ感。一線を画する美味しさです。甘さは極力抑えてあることで、甘さに頼らないおいしさの出し方が活きていますし、食材のおいしさに浸れる美味しさでした。これはすごい。


●日本大会優勝作品「能登塩ピスタチオとオレンジバニラのマスカルポーネ~ベリーソース~」
(※このジェラートはダブルで、下部はイタリアジェラート国際大会入賞作品の「グランピスタチオ」です。)

マスカルポーネの包み込むようなふくよかな味わいに、オレンジの太陽のような味わいがいいバランスで乗っており、さらにピスタチオ落ち着いた味わいがまとめ役になり、絶妙な黄金比を生み出しています。ポリシーと哲学の両方が味わえる一品。
マルガーさんというと、金沢スイカ、能登の塩、柳田ブルーベリー、五郎島金時、能登パンプキンといった地元食材のおいしさをストレートに味わうジュラートという印象でしたが、このように近年では複合的味わいのマジックを意識したジェラートが面白い。


●プレミアムミルク、トロピカルマンゴー(ダブル)

ここ野々市市の店舗は白基調でスッキリした空間で、簡単なイートインスペースも設けてあります。カッコイイケースの中には、ジェラートがこんもりと盛り付けられていてどれもおいしそうです。

ちなみにマルガージェラートには能登本店という能登町の山に囲まれたお店があります。ここが柴野さんの原点。とっても長閑な場所なので、ドライブの小休止にもピッタリです。

「マルガージェラート能登本店」山に囲まれたところにポツンとあるジェラートショップ。世界一マエストロ 柴野大造氏の原点となる能登のお店

そしてもう一つ強くオススメしたいのがコレ!(最近では作っていない)
●スフォリアテッラ
貝殻のような形状をしており、パイ生地が何層にも重なっている、ナポリ地方の伝統的な焼菓子です。パイの中には、奥能登の食材で作った自家製カスタードクリームとリコッタチーズ、オレンジピール入り。薄いパイ生地は、細かくギュッと重なっており、かためでパリパリとしていて、メリハリのある食感が美味。やさしいクリームにオレンジの柑橘風味が溶け合い、それがパイとも相性抜群で、もうおいしいのなんのって。ついつい人に言いたくなる味。濃い目のコーヒーかエスプレッソが良く合います。