金沢市福増町にあるスープカレーの専門店。同店は、北海道のスープカレーに感銘を受けた西井寛人さんが、札幌と富良野で本場の味を習得し、そのおいしさを金沢の人にも味わってほしいという思いで2013年4月15日に開店しました。スープカレーというと金沢ではあまり馴染みがなかったわけですが、本物のスープカレーっておいしんだなということを教えてくれた方でもあります。金沢でオープンさせてくれてアリガトウ!と心の中で感謝。そう、本格的なスープカレーは、カレーを薄めたカレースープにあらず。スープに溶け込んだ濃厚な旨味に、スパイスのオリエンタルな風味が溶け合います。
郊外なのでアクセスがしずらいという場合は、県庁近隣の鞍月にも姉妹店「さくらチョップ」がありますので、こちらをどうぞ。
[post_in_the_content sakurachop]
カレーの注文の仕方ですが、まず①メニューを選び、②スープのベース、③辛さ、④ご飯の量を選択していくスタイルです。②スープのベースは、「トマトスープ」と「ココナッツスープ」が定番であり、オススメはトマトスープ!鶏ガラと豚骨と野菜から抽出したスープに、ペースト状になるまで炒めた大量のタマネギを合わせトマトを加えて仕上げています。脂肪分がほとんどないのであっさりしていますが、旨味に存在感あり。ああ、おいしい~と思わず声に出ちゃいます。③辛さのレベルは1~10番までですが、食べやすいの1番か2番です。(私はいつも「トマトスープ」ベースに辛さは1です。)
●カチョカバロのスープカレー
トッピングは、北海道夕張郡長沼町で作られたカチョカバロ。あっさりしていますが、コクと旨味のあるチーズで、表面を炙ってあって香ばしく、びよーんと伸びます。
●フレシュとうきびのスープカレー(夏季限定)
飲み物は、夕張メロンや濃厚トマム牛乳、ニセコの飲むヨーグルト、「ハスカップいろはす」など、フロム北海道が目立ちますので、せっかくならそれを試してみたいですね。特にラッシーはオススメですよ。店主が北海道で一番おいしいと思ったものを頼み込んでレシピを教えてもらったのだとか。
●ハスカップのラッシー
ブルーベリーに似た紫色の果実「ハスカップ」は、北海道で自生する果実です。濃厚なヨーグルトのコクと爽やかな酸味が、濃縮されたベリー系の甘酸っぱさにマッチング。