キャビア食べ比べの会を「MIXOLOGY MUSEUM」にて行いました。キャビアディナーに世界のミクソロジスト南雲主于三氏のミクソロジーカクテルをペアリング

2ヶ月に1度のペースで開催しております「Mixology Museum」、2018年6月は“キャビアの食べ比べ” という贅沢な会にしました。(この会は「The Station Bar Mixology」(金沢駅西口すぐ)の会員さま向けのイベントです。)世界のミクソロジスト南雲主于三氏がペアリングのミクソロジーカクテルを作り、私は料理のセレクトしています。


キャビアというと、人生でも食べ比べできる機会はそうないはずです。レストランでも前菜でちょっとのってるだけという印象のキャビアですが、今回は贅沢にお一人様3種類(12g×3缶)を準備しました。
A:バエリ(イタリア)、B:オシェトラ(イスラエル)、C:スタージュン(イタリア)

フランス食品輸入販売の鯉沼さんよりキャビアの説明を頂き、まずみなさんには(定番の取り合わせである)シャンパンと共にキャビアをそのまま味わってもらいました。粒の大きさや色の違いなど見た目から少し違いがありますね。また、国別、種類別、なにがおいしいキャビアなのかという解説を頂きました。

開催側もチャレンジ的な内容となり、非常に面白い取り組みになりました。
キャビアを合わせる料理は3種類準備し、それぞれ自身でキャビアをのっけて食べてもらいました。キャビアと実は相性の良い食材も新発見していただけたと思います。

・牡蠣と和牛タルタール 
 
oyster & wagyu tartar
下記の中心部に生クリームとレモンを合わせてムース状にし、ホースラディッシュ、和牛のタルタールをのせてあります。お好きな種類のキャビアをのせて。

・冷たいフェデリーニ ズワイガニのジェノベーゼ
Cold Fedelini crab Genoese

・たまごかけご飯 雲丹醤油
Tamago kake gohan with sea urchin soy sauce
一度はやってみたいけどできない料理を準備しました。たまごがけ&うにがけ&キャビアがけご飯です!!ご飯はカルピスバターを合わせることでキャビアの味わいと相性良くなるようにしています。んん、贅沢っ!!



メインはポール・ボキューズのスペシャリテのひとつである“スズキのパイ包み”を準備しました。ポールボキューズ金沢さんで作ってもらい、こちらで焼き上げています。

・スズキのパイ包み ソースショロン
Loup en croute feuilletee, sause Chopin
人数がいるからこそ準備できる料理です。中のスズキと帆立貝ペーストはパイで包み焼きになっていてジューシーです。ショロンソースをかけて。

そしてデザートですが、キャビアにはホワイトチョコレートも相性良しと言われているので、今回はホワイトチョコレートのタブレットとジェラートを準備しました。

・タブレット ORIENTAL
パティシエ辻口博啓さんが国際コンクール「ICA(International Chocolate Awards)」で2017年に金賞を受賞したタブレットです。金柑、パイナップル、パッションフルーツで南国のトロピカルな味わいに。

・ジェラート
2017年イタリアで開催されたジェラートコンテストで見事優勝、世界一のジェラート職人となったマルガージェラート柴野大造さんがこの会のために作ってくれました。
ホワイトチョコレートにレモンバーベナーとマスカルポーネを合わせ、レモンバーベナーの風味が鮮烈なハーバルなジェラートです。

<店舗情報>
店名:The Station Bar Mixology
住所:石川県金沢市広岡1-904 マストスクエア2F
電話番号:076-262-8188
営業時間:18:00~2:00
定休日:無休