「はじかみ大祭」日本で唯一!香辛料の神様をお祀りする波自加彌神社。年に一度の珍しいお祭が毎年6月15日に。全国から奉納生姜が。オリジナル御朱印帳が可愛い!

金沢には日本で唯一香辛料の神様をお祀りする神社「波自加彌神社(はじかみ)神社」(金沢市花園八幡町ハ165番地)があります。年に一度、毎年6月15日に「はじかみ大祭」という名前の珍しいお祭りが行われており、2019年本年は私も参加をさせて頂きました。

“はじかみ”は“生姜”のことも指しますので、“ジンジャー神社”ということになります。ふふふ。
ちなみに同神社の神主さんの書かれているブログが大好きで昔から時折拝見しています。タイトルは「生姜神社のしょうがない話」です(笑)
https://ameblo.jp/hajikamijinja/

この日に向けて、全国各地の生姜の名産地から奉納生姜が届きます。生姜をはじめ、奉納香辛料、スパイス、生姜製品が続々と送られてくるそうです。拝殿には所狭しとその奉納品が並びます。書かれているお名前には、有名レストランさんや飲食メーカーさんがずらり。永谷園さん、エスビーさん、桃屋さんなどなどなど、誰しもが知る大手メーカーさんも名を連ねます。

はじかみとは

ちなみに“はじかみ”とは、日本料理店で焼き魚などのあしらいとして添えられる赤色がかった芽生姜のことを指す場合もありますが、
(波自加彌神社パンフレット参照)

しょうが・さんしょう・わさび等、歯に噛んで辛いも物、つまり香辛料全般を指す古語で、古事記にもその名が登場します。
香辛料は古くから調味料として料理に使われ、またその薬効から“薬”としても使用されてきました。そのため香辛料の神様をお祀りする波自加彌神社は無病息災、そして料理上達にご利益があるとされています。

はじかみ大祭のはじまり

波自加彌神社のはじまりは奈良時代に遡ります。
(波自加彌神社HP参照)

奈良時代に、加賀国で数ヶ月間降雨がなく、草木はことごとく枯れ、人にいたっても多くが渇死するという事態が起こりました。国造(くにのみやつこ=現在でいうと知事にあたる)が雨乞いをするため、波自加彌神社に参拝し、身を清め断食して祈願すること37日目の満願日、神社近くより霊水がこんこんと湧き出たことにより人々は救われました。人々はその神恩に報いるために供え物を求めましたが、長く続いた干ばつの為にめぼしいものがなく困っていたところたまたま干天下に自生する生姜があったので、これを献じて感謝の祭りを行いました。またこの日が6月15日だったことから、毎年6月15日に奇祭「はじかみ大祭」が執り行なわれるようになりました。この時の霊水は「黄金清水(こがねしょうず)」と呼ばれ、当社旧社殿地である四坊高坂町にあり、現在でも霊水が湧いています。はじかみ大祭終了後、参拝者に振舞われる生姜湯はこの霊水を使用して作られています。

私もありがたく頂きました。糖分を加えてないので、生姜の辛味がダイレクトに感じられますし、霊水の澄んだ味わいにのってスッキリ頂けます。

かどやさん製の「生姜うどん」も振舞われていました。

オリジナルの御朱印張の販売もあり。生姜やワサビ、山椒のイラストが描かれた可愛らしいもので、みなさんこれをお買い求めです。

私は人生初の御朱印を波自加彌神社さんで頂きました。食を職にしているだけに、ここで御朱印を頂けたことに大きな意義と喜びを感じます。

宮司さん、本当にありがとうございました。

禰宜さんもありがとうございます。