予約困難な金沢の焼鳥店「蛤坂まえかわ」さんの、2024年11月20日のコースのご紹介です。
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お酒は、ビール、天狗舞五凛、黒龍梅酒ソーダ割にしました。
・高坂鶏もも、金沢春菊
高坂鶏の美味しさに、丸葉の金沢春菊の肉厚でえぐみのない優しい苦味が高相性。最初から、思わず吐息が漏れるほど美味しい。
・ふりそで、山葵
・首皮
カリッと焼き切った表面とゼラチン質、香ばしさの三重奏。
・ジャンボマッシュルーム 静岡
原木椎茸のと115かと思いきや、立派なマッシュルーム。口の中でマッシュルームが蓄えた旨みたっぷりのエキスが迸る。美味。
・ちょうちん
出てきて皆テンション上がるやつ!
鶏キンカン(まだ生み出されていない卵)とレバーとせせりの3つが一串になっています。
全部を一緒に口に運ぶと、口の中に卵黄がピュッと広がりソースの役目を果たします。これはキンカンの火入れが絶妙だからこそ。レバーが味を支え後味の余韻となる計算された一串。一体感が素晴らしい。
・自家製厚揚げ
石川県産の大豆を使用。揚げたてを備長炭で焼いて提供してくれます。薄い外皮が香ばしくてサクサクで、中はきめ細かくふるふるで大豆と水の味も感じられます。毎回悶絶するうまさ。
冬は大根おろしを乗せて、”雪虎”として。
・せせり 酢橘胡椒
柚子胡椒ではなく、お手製の酢橘胡椒。こうした細部にまで、前川さんのこだわりが光ります。
・棒棒鶏
しっとりとした胸肉を棒棒鶏に。ひときわ香り高い”朝倉山椒”が鼻腔をくすぐります。
・レバー
・銀杏
・つくね
金沢市で無農薬れんこんを育てる川端さんの加賀れんこん、通称”川端れんこん”を使用したつくねです。食感にシャキシャキが感じられ、アクセントに。
・丸ハツ
ぷりっと跳ね返すような弾力と溢れるような旨味、胡麻油の香り付けも素晴らしい。
・手羽先
・塩そぼろ
エノキ、ニラ、川端れんこん入りの塩そぼろです。
そぼろは炭火で煽ってあり香ばしく、仕上げに絡めた鶏油がご飯をコーティング。
一口食べたら止まらない美味しさ!
お腹いっぱいだったのでサイズ小にしたけど、普通にすれば良かったと後悔。絶品!
・親子丼
王道から少し趣向を変え、キノコ類を取り入れた親子丼。原木なめこ、舞茸、キクラゲが、ふるふるの親子丼に、キノコたちが風味のアクセントを添えます。絶妙なハーモニー。
・火いら寿 ブランマンジェ
黒龍さんの銘酒、”火いら寿(ひいらず)”のブランマンジェ。コースの流れに違和感なく”料理”として旋律を奏でるデザート。コクがあり濃厚で、さっぱりとした塩ゼリーと柿の自然な甘さが見事に調和します。最後に印象を残す、とっておきです。
店名:蛤坂まえかわ
住所: 石川県金沢市野町1-1-9
TEL 076-220-7011
営業時間 【1回転目】17:30〜、【2回転目】20:15〜
定休日 日曜
価格帯:おまかせコース(税込13,500円)
予約方法:OMAKASEにて