【緑酒伝助】春〜初夏 プレミアムとり貝、能登アワビ、ヨコタ礁天然岩牡蠣、十四代

2024年1月に金沢市白菊町に移転オープンした日本料理店「緑酒伝助(りょくしゅでんすけ)」の春から初夏にかけてのお料理です。5月、6月は結構通ったため、書ききれないので、珠玉食材と印象に残った料理をここにまとめさせてもらいます。


同店は、入手困難な全国銘酒の数々と能登を中心とした鮮魚料理が食べられるという注目店。〆には名物の海軍カレーが食べられるのですが、店主の濱﨑興樹さんは、能登町出身で、海上自衛隊に入隊し艦艇に配属され料理人(司厨士)として5年間の勤務経験がある、異色の経歴の持ち主なのです。

移転して予約困難店になっちゃったけど、ぜひ訪れてほしい金沢のオススメ店です。(日本酒好きに限る)

店舗の詳細はこちらです↓

「緑酒伝助」移転し最強パワーアップ!入手困難な全国銘酒の数々と能登の魚。生まれ変わった伝助は空間美も素晴らしい!

まずは日本酒。
十四代が揃っていることも同店の強みで、双虹や龍月をはじめ、ラインナップが豊富なのが嬉しい。


店主の日本酒への熱量が伝わってくる、全国銘酒シリーズ毎回楽しみなのです。

●能登とり貝
石川県七尾湾で漁れる高級食材「能登とり貝」の2024年のプレミアム、初競では過去最高値を記録。なんと競り落とされたものは実は伝助に行ってたのです。すごい!
肉厚で歯が喜ぶ柔らかさと、昆布とメロンのニュアンスに、ああ今年も食べられて幸せ。今だけの特別な味わいです。

●能登アワビ
立派な能登の鮑はお刺身で。濃厚な肝で食べるのが能登スタイル。コリコリの食感と奥深い甘み、コク。

●雲丹
利尻の美しい雲丹です。そのコクと甘さに負けない、三枚おろしで甘さを最大限に引き出したアオリイカと共にいただきました。

●鯵
鮮度抜群でクリアな鯵の美味しさよ。爽快な美酒が抜群に合う。

●ヨコタの岩牡蠣
石川県の志賀町のヨコタ礁というで獲れる天然の岩牡蠣です。
ヨコタ岩礁は漁をするのが過酷なポイントなので、半世紀もの間、漁をする人が途絶えていましたが2020年夏に復活!希少性が高くて、荒波にもまれて育った身は大ぶりで雑味がなく、別格の美味しさ。今年も食べられて嬉しい。

●赤茄子煮浸し

●自家製カラスミの玉締め

●海軍カレー
お楽しみの〆はこれ!
店主が海上自衛隊イージス艦で腕を振るっていた頃に実際に作っていたカレーの再現。
普段は食べないタイプの新しい味で、一度食べるとハマります。
金沢カレーのようなどっしり重い感じを想像していたのですが意外と軽く、(自衛隊は胃もたれできないので、もたれないように作ってあるそうで)なるほど。焦がしたスパイスの香ばしさとビターな味わいが後を引きますよ。

【店舗詳細】
店名:緑酒伝助(りょくしゅでんすけ)
住所:石川県金沢市白菊町8-17

TEL:0762561092
営業時間 18:00〜22:30

定休日:毎週水曜・月一回火曜定休

「緑酒伝助」移転し最強パワーアップ!入手困難な全国銘酒の数々と能登の魚。生まれ変わった伝助は空間美も素晴らしい!