創業は1994年11月23日。富山市にある人気の洋菓子店です。
美味しさで人気を集めており、シェフら同業者からの信頼度も高い。
場所は、大通り沿いなどの目立つ場所ではなく民家の中に突如出現するので、初訪問ならナビやGoogle MAP検索などしながらが良いと思います。店内は入ってすぐにショーケースがあり、宝石のような洋菓子が並びます。
装飾はアンティークな家具を使用していたりと、優雅な雰囲気が醸し出されています。お店の奥はサロンになっており、テーブル席が並んでいます。
(現在はコロナ対策のため店内飲食は休止しています。テイクアウトのみ)
テイクアウトのみですが、テイクアウトとしては考えられない繊細さで、食べた時に大きな驚きがあります。
(左:ピエジェ、右:タルトレット・オ・フィグ)
「ピエジェ」は同店の定番でありスペシャリテ。本当に美味しいと思います。
チョコレートマカロンでイチジクを挟んだクラシックな一品。ジラフのロゴをあしらったチョコがトップにあしらわれています。イチジクは、トルコ産のドライイチジクを赤ワインとカシスでコンポートしてあり、ビンテージポルト酒入りの芳醇でビターなガナッシュにマッチ。チョコやドライフルーツの重厚さからのシナモンのグラデーションも素晴らしい。
(ショーケース撮影OKもらっています)
(※テイクアウトなので写真が皿盛りなくてすみません)
●ピエジェ、モンブラン、エジタシオン
同店のモンブランは、北陸で一番好き。感動的でした。
栗が濃厚だけど甘さがしつこくなくて滑らか。メレンゲが落雁のようにホロっと口溶け良く、モンブランクリームに溶け合っていくのも素晴らしい。意外性のある軽さと調和。
やはりチョコレート系のものが看板ということで、食べてみることをオススメします。安定感はもちろん、意外な取り合わせや斬新性から、新たな感動を感じさせてくれたりと、意表を尽く見せ方も魅力的。