「金澤文鳥」という商品によって一躍知名度が上がった菓子店。現店主は三代目 田中尚行さん、四代目 田中大亮さん。
(失礼ですが)私は今まで同店のお菓子を食べたことなかったのですが、金澤文鳥の発売からスイーツ好きさんからじわじわと注目を集めており、私も知るきっかけになりました。そして2022年4月12日にTBS「マツコの知らない世界」の「愛されご当地和菓子の世界」特集で取り上げられて製造がパンクしているそうです。
(あと、正直言うと)店名がちょっと覚えにくいかも。お菓子の名前で覚えそう。
現在は定番の加賀紅茶味、第2弾の加賀棒茶、第3弾の白い珈琲味の3種類を販売しています。
私は定番の加賀紅茶味が一番好きです。新しく完成された味わいで、和と洋がフュージョンしており、とっても美味しかったです。
本店の他、同店の商品を販売している場所は、
金沢百番街店(金沢駅 金沢百番街 あんと館内)、アピタ松任店(石川県白山市幸明町280)、アピタ金沢店(金沢市中村町10-20)、イオンモール白山 銘店(石川県白山市横江町 土地区画整理事業施行地区内1街区 イオンモール白山内1階)、小松空港 売店(石川県小松市浮柳町ヨ50 小松空港内 2階売店)、KKRホテル(石川県金沢市大手町2-32)
●金澤文鳥〜加賀紅茶味〜
桜文鳥をデザインした個包装がとても可愛い。特に、クチバシの部分を工夫してちゃんと作ってあって愛らしいです。
中は羊羹なのですが、和紅茶である石川県産の“加賀紅茶”をベースとしており、いちじく・レーズン・ブルーベリー・クランベリーといったドライフルーツが入っているのもあって、フルーツティーが凝縮したような味わいです。
フワッと香る和紅茶の品のある風味に、フルーツの甘さが重なる。
煉羊羹って甘さが強すぎて個人的には避けているお菓子なのですが、これはオススメしたい。
新感覚でありながら老舗の貫禄も感じるし、自家需要にもお土産としても良いです。
食べた瞬間、お酒にも合うな〜と思いました。ロゼや白ワイン、赤ワインも行けそう。
それにしても和紅茶を使うって和菓子店さんにしたら攻めているけど、この味を生み出したのは凄いなぁ。
1個でも可愛いのですが、お箱だともっと可愛いですね。インパクトある!
●金澤文鳥〜加賀棒茶味〜
こちらは棒茶(ぼうちゃ)味。個人的に加賀紅茶味の次に好きです。
口に入れた瞬間、馥郁たる香りが口いっぱいに広がります。白いんげん豆、アーモンド、ピスタチオ入り。
●金澤文鳥〜白い珈琲味〜
2022年12月12日に第3弾として発売したのが珈琲味です。
羊羹の色はネーミングの通り白色で、見た目と味にギャップがあります。香料ではなくブラジル産アラビカ種のコーヒー豆から特別な製法で抽出したエキスを使用していて、ほんのりコーヒーのアロマが広がる。粒の小豆は能登大納言です。