通称“竪町ストリート”と呼ばれる金沢竪町商店街の一角に、2023年3月1日にオープンしたスパイスカレースタンドです。ストリートを歩いているとスパイスの香りに誘われる。
この辺りは服屋さんが立ち並ぶファッションのエリアで、その雰囲気に溶け込むようなイケてる外観。
訪れるお客さんもオシャレな方が多い印象でした。店名も一度聞いたら忘れないしセンス良い〜!
店主は大阪のカレースタンドでの経験から、金沢でも夜はお酒とおつまみも提供したいということから“カレースタンド”という形態にされたとのこと。お昼から夜遅めの時間まで、ずっと通し営業しているのはありがたいし、本格派スパイスカレーがカジュアルに食べられるというのは大きな魅力です。
もうすでに常連になっている人もたくさんいそう。
【紹介項目】
青春のカレー
メニューのメインは、あいがけカレーが3種類で、得意とする味で勝負されていて好感が持てます。種類が限られていて選びやすいのも良いです。
【あいがけカレー】
●青春カレー(1400円)
キーマカレーとチキンココナッツカレーのあいがけ
●あいがけA(1300円)
アサリ出汁の豆カレーとキーマカレーのあいがけ
●あいがけB(1200円)
アサリ出汁の豆カレーとチキンココナッツカレーのあいがけ
【カレー 1味】
●チキンココナッツカレー(1000円)
●アサリ出汁の豆カレー(1000円)
●キーマカレー(1100円)
【オプション】
セットドリンク(300円)
+キーマ(300円)
+チキンココナッツ(200円)
+あさり出汁の豆(200円)
ライス 大盛り(150円)
ルー 大盛り(150円)
ちなみにカレーに合うワインも準備あります。
●スーラシラーズ(グラス 900円、ボトル 4400円)
インド ナシクのワインで、チェリーやプラムのような重厚さに加えて複雑な個性があり、スパイスに相性良し。ここに来たらこれを注文したくなる。
●青春カレー(1400円)
店名を冠する青春カレーは、キーマカレーとチキンココナッツカレーのあいがけです。
お米はインドのバスマティライスか、日本米あきたこまちから選択可能ですが、ここはパラパラした長粒米バスマティ一択でしょ。厨房で湯取り法で炊いています。
カレーの上には、長芋のアチャール、アサリのアチャール、キャベツのトーレン、ライタ、ポテトマサラ、ゾックの6種類の副菜がトッピングされていて、見た目でもう強烈にそそられます。
香辛料の香りに鼻腔をくすぐられ胃袋が騒ぐ。
いろんな味を混ぜ合わせながら食べる、このグラデーションもスパイスカレーの醍醐味。爽やかな酸味や辛味、甘さ、妖艶なハーブ香が次から次へと現れて、食べ出したら止まらず、あっという間に完食です。
ちなみにゾックはベトナム料理の佃煮で、醤のコクと濃厚な甘さあり。店主はベトナム料理店にもいたことがあるそうです。
●アサリ出汁の豆カレーとキーマカレーのあいがけ(1300円)
アサリの旨味ってカレーに相性良いのですよね。もっと濃くても好きだけど。アサリの旨味ベースに、スパイスの複雑な風味が上手に乗ります。
●アサリ出汁の豆カレーとチキンココナッツカレーのあいがけ(1200円)
この組み合わせも良かったです。食べ進めながらアチャールなどで味変していくのもやっぱりいいね!
この場所でスパイスカレーが食べられるというのはありがたい。ふらっと立ち寄れてスパイスチャージできて、店主もとても感じの良い方だし、これは人気加速するだろうなー。
2階ギャラリー「アドレセンス.」
2階はギャラリーになっており、順次作品展を開催しています。
中山剣さん
2023年7月29日〜8月6日は、中山剣さんの金沢初個展です。じわじわ来る画風が好きです。
土居佑治さん
2023年3月は、書道アーティスト土居佑治さんの作品が展示されていました。