「食堂とだか」東京 西五反田|shokudo Todaka, Tokyo JAPAN

(訪問日 2021年4月3日)
「孤独のグルメ」のseason6エピソード12に登場したことでも有名なお店(番組拝見済)。予約は2年先まで埋まっているという驚異的人気です。
場所は五反田駅から徒歩3分ほどで、飲み屋さんがたくさん入っているビルの一角にあります。

店内はこじんまりとした空間にL字カウンターがありレトロなバーの雰囲気で、黒板に書かれているメニューは居酒屋な感じ。しかしながら、コース構成は前菜からお造り、お椀へと続いてゆく日本料理のそれ。料理は、みんな大好きドリームメニューをおもいっきりやってくれるエンタメ性もあり、食材の大胆な組み合わせの妙も面白い。
店主戸高さんのお客さんを楽しませたいという思いが伝わってきました。量は結構ボリューミーです。

●ウニ・オン・ザ煮卵
まずはスペシャリテから。とろとろの煮卵の上にウニとイクラのせというストレートで心躍るやつ。こぼれているイクラは次の料理に使います。

●天然トラフグの白子寿司
トラフグの白子焼きを酢飯に混ぜてあって、クリーミーなリゾットのような感じ。その上に先程のイクラをのせて、イクラの塩気で頂きます。

●桜鯛真丈のお椀
桜鯛の真丈には真子も入っていて、その粒感と旨味も淡白な鯛の身に重なります。

●お造り
ホタルイカなめろう、鹿児島かつおのたたき新玉ねぎのせ、鯛 桜の葉で巻いて


●子持ち昆布フライ
かなり厚みがあるので、数の子のプチプチサウンドが大音量で口の中で踊る。いぶりがっこ入りの燻製香がするタルタールをディップして。食感を楽しむ一皿。


●豚バラとホタルイカ
ホタルイカを豚バラで巻いて串焼きに。口に入れた時にホタルイカの肝が飛び出してソースになります。なるほど!

●金柑白和え
箸休め的な小鉢で、柑橘の爽やかさでリフレッシュ。

●ごぼう豆腐と和牛のすき焼き
大判の和牛ランプに隠れているのは、牛蒡入りふるふるの胡麻豆腐で滋味深い風味が口に広がります。すき焼きにも牛蒡が入ることはあるので、違和感のない組み合わせですね。

●甘納豆チーズ餅

●牛ご飯(うしごはん)
こちらも名物料理。ご飯の上に白滝とザーサイのペペロンをのせて、タレでサッと火入れした大判の牛肉を大胆に乗せて煮卵を添える。あー美味しいに決まってる!ここまででもう胃袋が悲鳴を上げるくらい満腹だったのですが、箸が自然と動いてしまう。うまい。


●大福
最後を締めくくるのはイチゴ大福。カウンターにイチゴを並べて、順番にあんと求肥で包んでくれます。出来立てを味わう喜び。